This is Us S3 あらすじと感想 第14話 卒業
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This is Us S3の14話「卒業」を視聴しました。これがまためちゃめちゃええ話やったね~。でも最後はハラハラさせられたままでしたが
。実際、語るよりも次が見たいぐらいです
。以下早速ネタバレです
。
ビデオカメラ
ジャックは、3つ子が生まれてからずっとビデオを撮ってきたものの、古いカメラでは音声が入らない、それではダメだと言い張って、新しいカメラを買いに行きました。朝食に何を食べたか忘れるほど年をとっても、3つ子の可愛い映像を見ればハッピーになれると力説します。
Look, when we're old and gray and we don't remember what we ate for breakfast, you're gonna be so happy that we've got tapes of these three at their absolute cutest.
~まだまだ小さい幼児の3人のうち、ケイト役のSydnee Parker Andersonちゃんは他のドラマにも出演したそうですよ~
その頃のケイトとケヴィン(Parker Sands)は、互いが側にいないとすぐにぐずったそうで、その電気屋でもランダル(Lathan Moore)が真ん中にいたことで泣き出したため、ジャックとレベッカは、急いで位置を変えたそうです。Should we swap them?
そんなジャックが逝ってしまってから4か月後、レベッカは、17歳の3つ子の卒業式に備えてビデオカメラを買いに出かけました。でも何を選んでよいか分からずにいると、子どもたちがミドルスクールで一緒だった子の親、マット・ディクソン(Matt Corboy)に声をかけられました。ディクソンはレベッカのためにカメラを選んだ後、いつかコーヒーでもどうか、と誘ってきます。ディクソンはシングルファザーなのです。でもレベッカはまったくそんな気にはなれませんでした。
こうして買ったカメラでしたが、レベッカは撮影することができなかったそうです。何をするにもジャックのことが思い出されて、「時間」というものが本当に嫌でならなかったのだそう。
I hated time. I was so angry at it. I just despised clocks and calendars. And anything that was telling me that life was moving on and I needed to move along with it.
時間が憎くて腹が立った。カレンダーや時計のように、人生は動いているのだから、それとともに動き出せという何もかもが大嫌いだった。
当時はケイトが最も悲しんでいたように思えましたが、レベッカも同じだったのですね。そしてそんなレベッカに静かに寄り添ってくれたのがミゲルだったのです。
卒業
ついにケイトがカレッジを卒業しました。実際に足りなかった単位は8単位だけだったそうですが、トビーはそんなケイトのために他の訳アリ卒業生も呼んで卒業式を行います
。レベッカも駆けつけてくれました。レベッカは、ようやくケイトの卒業式に出席できて、本当に嬉しそうにしていました
。ケイトは高校の卒業式にも出ず、ひとりでジャックの撮影した幼い頃のビデオを見ていたのだそうです
。
そんなケイトがトビーという素晴らしい伴侶を得、頑張って大学を卒業し、今度は母になろうとしています。レベッカはひたすら感慨に浸りました。ガウン姿のケイトと写真も撮ります
。
ランダルは用事があって来れませんでしたが、ケヴィンは来てくれました。
ところがそのケヴィンは、あれからずっと酒浸りのままでした。式に呼ばれたゾーイがケヴィンのホテルに寄ろうとしますが、酒を飲み始めたことを知られまいと嘘をつきます。それはケイトに対しても同様でしたが、ゾーイには気づかれなくてもケイトには分かってしまいました
。
ケヴィンが式の途中で言い訳をして出ていって、そのまま戻ってこなかったのを心配したケイトは、車に乗ってホテルに押しかけました。酒瓶だらけの部屋を見たケイトにケヴィンが胸中を明かします。ニックのことが引き金だった、と
。
ケイトはすぐにもゾーイに打ち明けた方がいいと勧めますが、ケヴィンがダメだと言ったので、断酒会に行くことにしました。ケイトはすぐに時間を調べ、車で送る、大丈夫、乗り越えられる、と励まします。
が、その途中でケイトが破水しました。まだ28週目だと言うのに産気づいてしまったのです。ケヴィンは慌ててトビーに電話をし、自分は酔っていて運転ができないから救急車を呼ぶ、と伝えました。トビーはすぐに飛んできます
。
連絡を受けたランダルも、ちょっとベスと揉めている最中でしたが、すべてを中断して駆け付けてくれました。ジャックが死んで、卒業を迎えたあの日と同様、3人が顔を揃えます
。ケイトは、絶対にこの子は死なせない、と誓いました。This baby can't die, you guys.
ランダルとケヴィンが、同時に"He won't"と答えます。ふたりはそれぞれにケイトの手を握りました。あの日のランダルの言葉が蘇ります
。
As long as we stay in each other's lives, we'll be okay.
俺たちがお互いを思いやっている限り、大丈夫だ。
ランダル一家
デジャ
デジャは今、ケースワーカーの勧めで2度目の7年生を履修していたそうです。そこで、かつて車で生活していた時の事を綴ったエッセイが高く評価されました。あまりの素晴らしさに感動した教師は、これをデジャに黙ってネットで公開したため、デジャは他の生徒たちからPontiac(ボロ車)とからかわれたらしい。
怒りを抑えて学校を飛び出してきたデジャは、ひとりで道を歩いているところをたまたまランダルに見つかりました。事情を聴いたランダルは、即、担任のミス・カニンガム(Eliza Bennett)に抗議に行きます。
ミス・カニンガムは良かれと思ってしたことだったが無神経だったと泣き出し、すぐにエッセイをネットから消去してくれました。ミス・カニンガムは、デジャは素晴らしい才能を持っているし、7年生をやり直すことはない、来年は9年生に飛び級すべきだと勧めてくれます。それは他の教師たちも同意見だそうです。
ランダルは大いに誇らしく思いましたが、デジャは不満でした。ようやく今の環境に慣れたところだ、新しい環境は怖い、と訴えます。またエッセイを評価されたのも、デジャが貧しく不幸な黒人の養子だったからではないかと憂えていたようです。
ベス
それでランダルは、カミングアウトしたテスや養子のデジャのために、経験豊富なプロのシッターを雇おうかと考えました。でもそれには金もかかるし、子どもたちを他人に預けて良いのかという不安も湧きます。何せ翌月からランダルは議員として往復3時間もかけてフィラデルフィアに通うそうですし、ベスは、夜と週末のクラスを受け持つことになったのです。しかもその収入はかなり少ないらしい。
ランダルは言葉巧みにベスに譲歩を迫りました。でもベスは譲りません
。
So, you get to have your dream, and I'm just supposed to quit mine?
つまりあなたは自分の夢を叶えて、私は私の夢を諦めるってこと?
感想
あ~なんとかケイトの息子が無事生まれてくれることを願わずにいられません。
またランダルの家は、やはりこれでベスとは別れて暮らすことになるのかな。それでこの前のシーンになるのかしらね。しょうがないよね。だってどちらもどちらか一方の犠牲にはなりたくない、どちらも自分の夢を叶えたいんだものね
。
誕生日(第1話)
This Is Us: A Guided Journal For All of Us
これまでに視聴した欧米ドラマの視聴リストはこちらです
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