This is Us S3 あらすじと感想 第5話 トビー
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This is Us S3の5話は「トビー」です。トビー、ケイトと知り合った当時はまだあんな頭だったんでしたっけ。今の方が断然カッコイイですね
。以下早速ネタバレです。まずはそのトビーから参りましょうか
。
うつ病
トビーが幼い頃(Dylan Gage)、彼の両親は父親の浮気が原因で喧嘩ばかりしていたそうです。そのうちに父親(Dan Lauria)は家を出ていき、母親(Wendie Malick)はうつ病になったらしいです。その時トビー(Luke Clark)は「得意の物真似」をして母を励ましたのだそう。
後にトビーが元カノのジョシーに振られて引きこもりになった時、今度は母が励ましてくれました。
Listen to me, the joy in you is as much a part of you as this sadness.
良く聞いて。あなたの中には悲しみと同じぐらい喜びもあるはずよ。
それからケイトに出会い、結婚し、今や子どもを持とうとしています。が、そのために抗うつ剤を止めたことは、トビーにとって多大なストレスだったらしく、ついには倒れてしまいました
。
妊娠
ケイトはどうやら8人の子どもがいる家族の写真を見つけてきて(eight is enough~8人で十分)、その子どもの顔に「白い紙」(egg=卵子)を貼りつけてて冷蔵庫に貼りました
。そのうちの何人が生まれるか、ドクターからの知らせが待ちきれません
。
トビーは、知らせが来るのは4時だから、それまでめいっぱい忙しくしていようと提案しました。ケイトは歌手の仕事へ、トビーは、こっそり抗うつ剤を買いに行くのですが、処方箋が無ければだめだと断られたため、ゲームに打ち込みます。それですっかり約束に遅れてしまいました
。
It worked, baby. I'm pregnant.
うまく行ったわ。妊娠したの。
ケイトは笑ってそう報告します。トビーは大喜びしながらも、もう我慢できませんでした。寝込んでしまったトビーに代わってケイトが医師に連絡します。
苦い思い出
ランダルはケヴィンやソフィーとともに、GFのアリソン・ウォルシュ(Isabel Oliver Marcus)とプロムに行くことにしました。アリソンの母(Kate Fuglei)は大歓迎してくれましたが、父(Christopher May)はランダルを見た途端、すまない、ダメだ(I'm sorry, I can't do this)と言って引っ込んでしまいます。
結局ランダルはプロムには行けなかったそうです。ミゲルは、自分もプエルトリコ人だから昔はひどく差別されたと体験談を伝えますが、ランダルの慰めにはならなかったようですね。またケヴィンはひどく酔っぱらったらしく、ソフィーがミゲルの家に連れて行ったそうです。
ミゲルは、かつてジャックが「生命保険」に入ると言いながら、もし自分に何かあったら子どもたちを頼むと語っていたことを思い出しました。ミゲルは、保険になど入るな、ジャック・ピアソンは死なない、と止めたそうです。
そしてジャックが死んだ今、ミゲルはレベッカのために冷蔵庫を修理し、子どもたちの面倒も見ようとしていました。
ランダルの挑戦
ランダルは宣言通り、12区で立候補するためにチーチーに頼んで人を集めてもらいました。チーチーは「食事をタダで振舞う」と宣伝し、ランダルの立候補についてはチラシに小さく書いておいたそうです。人は集めたからあとは自分でやれというのです。
ランダルは、懸命に自分の意思を選挙民に伝えようとしましたが、彼らは皆、ソル・ブラウンに恩があるらしく、決して裏切りませんでした。食事はしたけど、ランダルの話は聞かずに帰ってしまいます。
ランダルが落ち込んでいると、ベスが慰めてくれました。
It was your first day, you know? You know more now. Seen more faces, heard more voices.
今日は初日よ?多くの人に会って、多くの声を聴いた。
ランダルは、Screaming at me 皆怒鳴っていた、とぼやきます。
ベスはすかさず、ランダルの言葉を繰り返しました。Well. Complacent people don't scream, baby.(そうね。無関心な人は怒鳴らないわ)
そういうベスの挑戦も続きそうです。ランダルには自信があると伝えましたが、実際の面接はかなり難航していたのです。
小旅行
ケヴィンはゾーイとともにロビンソンに会いに行きました。その途中、ゾーイは「白人のイケメン、しかも有名スター」と付き合うことの難しさを痛感します
。ゾーイは白人からケヴィンの連れとはみなされず、ケヴィンは、黒人なら誰もがすぐに理解できることが分からず、ゾーイはこれを一から説明しなければなりません。
またロビンソンはケヴィンに、ジャックは整備士ではなく、アルファ中隊第3文隊の二等軍曹だったと教えました。戦争から戻ってからもふたりはやり取りをしていたようで、ジャックは戦争の事を忘れたがっていたとも伝えます。
But who's to say he wouldn't have wanted you to know his story?
でも君が彼のことを知るのを嫌がっているとは限らない。
ロビンソンはそう言って当時受け取ったジャックからの手紙の束と写真を渡してくれました。その写真に写っていたベトナム人の女性の首にかかっていたネックレスが、今ケヴィンが首にかけているものらしいです
。
感想
ランダルが物心ついた頃、黒人のイヴェットがランダルの床屋の事を心配してくれたのを思い出しました。黒人にとっての常識が白人には分からない。ゾーイはあんなに美人なのに、黒人だというだけでいまだに差別されるのですね。おばさんは、ベスの言うようにゾーイがそれほどひどい人間とは思えないし、むしろ繊細過ぎるように思えますが、ケヴィンもまた似たようなタイプなので、このふたりはちと難しいかもしれません
。
またケイトは、仕事先でその才能を評価されていたようなのに、これを嫌味と受け取っていたようです。子どもができたことで、もっともっと自信が持てるようになると良いのですが。ランダルは~大丈夫ですね
。


これまでに視聴した欧米ドラマの視聴リストはこちらです
: 視聴ドラマ一覧~欧米ドラマ編
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