This is Us S4 あらすじと感想 第13話 大変な一週間:パート3
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This is Us S4の13話は「大変な一週間:パート3」(A Hell of a Week: Part Three)、最後はケイトです。これまたとっても素敵なエピソードでございましたね~
。あ~レベッカとケイトがこんなに分かり合える日が来るなんて、本当に嬉しくてたまりません
。
4歳
ジャックの下に最後のひとりがやってきました。ケイトです。
Dad. We have a problem.
パパ、問題発生よ。
おしゃまなケイトはジャックにそう語り掛けました。I want a Mommy story.(ママのお話が聞きたいの)
ジャックは、レベッカはもう寝たから、代わりにパパが話をすると申し出ます。No.(ダメ)
それでジャックはそのままケイトに主導権を取らせました。じゃあケイトが話をしたらどうか?
ケイトはI don't know how.(やり方を知らないわ)と答えたのでジャックは大丈夫、パパが助けるから、と促しました。
それからケイトは少女と王子の話を始めます。ジャックはその少女が本当に欲しいものは何かと尋ねました。It's a surprise.(サプライズよ)
ドラマの終盤で、そのサプライズはレベッカだったことが明らかになっています。My sweet little bug
.(私の可愛い小さなバグ=虫)
18歳
ケイトはマークと付き合い始めてから、また徐々に太ってきたようですね。マークは特に不満でもなさそうでしたが、ある日、レコード店で客から質問されたことに対して、マークよりケイトの方がよく知っていたことがマークの癇に障ったようです
。
ケヴィンとソフィーが実家に結婚後の挨拶に来たあの日、ケイトがマークと揉めていたのはこのことが原因でした。あの日はレベッカの誕生日だったそうで、マークも食事に来ることになっていたのですが、それを聞いたレベッカは、皆が来ると騒がしくなるから、その前に、少しマークと話したいと言い出します。
それでケイトはマークを喫茶店に呼び出しました。マークは少し遅れてきた上に、店を辞めたと打ち明けます。これにケイトも絶句しました。え?いつ??今朝
。
その後マークは、ケイトと一緒に歌を作りたいと言い出しました。そのために、ピアソン家の山小屋へ一緒に行こうと誘います。ケイトもこれに応じ、レベッカの誕生日の食事会を終えたら、一緒に山小屋に行くことにしました。
報告を受けたレベッカは反対します。ケイトは、ランダルもケヴィンも恋人と上手くやっているのに、私だけが不公平だ!せっかく私を好きになってくれる人が現れたのに!と反論しました
。私が女だから
?!レベッカは、まだマークをよく知らないからだと答えます。怒ったケイトは夕食を待たずに出ていってしまいました
。
マークとともに山小屋へ向かう途中で、マークはケイトにも店を辞めるよう促してきます。まるでそれが当然だとでも言わんばかりです。でもケイトは、収入がなくなるのは困るから辞められないと答えました。するとマークは突如怒り出して、猛スピードで車を走らせます
。ケイトがどんなに止めてと言っても止めてくれませんでした。挙句にケイトを車から降ろして、一人で立ち去ってしまいます
。
ケイトは仕方なく歩いて公衆電話を見つけ、レベッカに電話をしました。私が悪かった、迎えに来て~そう言いたかったはずが、そこにマークが戻ってきます。ケイトは何も言えなくなり、レベッカが心配するのもよそに、大丈夫だ、何でもない、と答えました。
レベッカは、それが大丈夫ではないことを察します。それでケヴィンに号令をかけたのです
。
I think she's in trouble, Kev. We have to go get her.
ケイトがトラブルに巻き込まれているようよ。彼女を連れ戻さなくちゃ。
ケヴィンはすぐにランダルに電話をしました。こうしてランダルもグリーフケアの会に参加しそびれたという訳ですね
。
39歳
夫への不安
ケイトはトビーとともにジャックを連れて「目の見えない子を持つ親の集い」に出かけることにしたようです。でもトビーは、ジャックが光を感じたことに興奮し、もしかしたら視力も回復するかもしれないと、ネットであれこれググっていました。でもその希望は多分、以前にも何度も持っては打ち砕かれてきたに違いないのです。
ケイトは、さりげなく、それをトビーに分からせようとしました。でもトビーは、この興奮を抑えたくないのだと答えます。せめて今夜は、息子と一緒にスターウォーズを見る夢を見させてほしいと訴えます。でも翌日になってもトビーは忙しいふりをして「行きたくないオーラ」を発していました。ケイトはこれを無視できません
。
Toby, do you not want to go?
トビー、あなた、行きたくないの?
母の支え
その答えをトビーが言う前にレベッカから電話がかかってきたので、ケイトは自分から「トビーは仕事が忙しくて行けない」と伝えてしまいました。レベッカは、だったら私が一緒に行こうかと申し出ます。ケイトも、そしてトビーもきっと、少しホッとしたことでしょう。
レベッカがやって来た時、トビーはもういませんでした。その代わりに隣のグレゴリーが餞別(笑)を持ってきてくれました。つかむと音が鳴るビーパーボールです。
現地に着いてからは、たくさんの有意義な情報がもたらされました。レベッカはメモを取っていましたが、ケイトは、どうしても周りにいる「夫婦」の様子が気になってなりません。出席者は皆カップルなのです。ホテルの部屋に戻ってから、ケイトが電話してあれこれ報告した相手はトビーではなくグレゴリーでした。レベッカが驚くと、ケイトが真相を打ち明けます。
トビーはジャックを見ると悲しくなるんだって。
レベッカは、トビーの心情にも共感を示す一方で、ケイトが自信を失っていることの方を重く見ました。ケイトは、トビーという「男性」がいなければ、ジャックの子育てができないと思い込んでいたようなのです。ケイトが「人前で水着になるのを思うだけでパニックになる」と言ったのを受けて、レベッカはケイトを連れ出しました。
We're gonna go swimming. Right now. Let's go, let's go. Come on! You're fat, I'm ancient. We're gorgeous. Let's go swimming.
泳ぎに行くわよ。早く。ほら、行くわよ。早くったら。あなたはおデブちゃん、私は年寄り。私たちはゴージャスよ。泳ぎに行くわよ。
ケイトはため息をつきながらも、真っ赤な可愛いドレスの水着を着てプールに入りました。プールは嫌いなのに、プールの中が唯一「体重」を忘れられる場所だとこぼします。
You're here, Bug. Let the weight go. Take everything off your shoulders and give it to me; I can take it. That's what I'm here for.
あなたはここにいる、バグ。重さから解放されなさい。肩の重荷をすべて下ろして私によこしなさい。私が背負ってあげる。そのために私はここにいるのだから。
あだ名の由来
レベッカは、ケイトを「バグ」と呼ぶ理由を知っているか、と尋ねました。ケイトは小さい時、虫が大好きだったのだそうです。どんな虫でも見つけると追いかけていったのだとか。中でもお気に入りは「蛍」だったそうです。ケイトは蛍をそっと両掌で覆っては、お家に帰れと囁いて逃がしていたのだそう
。
My sensitive little Bug. Always, always empathizing with everyone and everything.
私の繊細な小さなバグ。いつだっていつだって誰に対しても何に対してもそうやって心を寄せていたわ。
でも繊細だからと言って決して弱くはない。レベッカはそう断言します。ケイトが今は弱いと反論しても受け付けません。
I have known you for all of your 39 years, and you are much stronger than anyone gives you credit for, including yourself.
私はあなたを39年間も知っているのよ。あなたはあなたや他の誰もが思う以上にずっと強いの。
今は思い通りに事が運んでいないかもしれないけれど、諦めてはいけない、と諭しました。でももし万が一トビーが離れていったとしても、ケイトならひとりでジャックを育てられると励まします。
But I believe in Toby. He'll find his way home.
それでも私はトビーを信じているわ。彼は必ず戻ってくる。
母の病
そしてレベッカは、こんどはレベッカの重荷を下ろす番だと言って、ケイトに認知症のことを教えました。ケイトは、何も気づかなかったと自分を責めますが、レベッカは、私が気づかせないようにしたからだと慰めます。レベッカはむしろ、人生の終わりが近づいてきていることを知って力が湧いてきたのだそうです。
'Cause I'm not sweating the small stuff. I'm done being sad, and I'm done feeling worried. I feel okay.
もう小さなことにくよくよしない。悲しくなったり心配したりするのは止める。今は穏やかな気持ち。
ケイトも笑ってOKと語りました。
I am strong. You made me strong.
私は強いわ。ママが私を強くしたの。
ふたりはひしと抱き合います。そしてケイトは、ここに来る前に下調べをしたレベッカが、ホテルのパブには「カラオケ」があると言っていたのを思い出し、ジャックが寝てるのを確認して、一緒に出掛けることにしました。デュエットした歌はAlanis MorissetteのIronic(皮肉な)です
。どうやらケイトが好きだった歌みたいですね
。
対決
翌日家に着いたケイトは、トビーには何というつもりだと聞いてきたレベッカに、ハッキリ迫るつもりだと答えました。私とジャックのために何ができるのかを聞くわ。
Well, just so you know, you always have a safety net. I'm always available if you need a a Friends marathon. Whatever.
もし何かあっても、あなたには受け皿があるからね。あなたが必要なら、いつだって大丈夫。フレンズの一気見だって、なんだってできるわ。
ケイトは笑いながらこう言いました。
Am I slowly becoming one of those women whose best friend is their mom?
私は少しずつ、「親友はママよ」という女性の仲間入りをしているのかしら?
レベッカは、人生は意外なことが起きるものだと答え、すべきことをしなさいと励ましてくれました。Go do what you got to do.
ケイトは、何事もなかったかのように振舞うトビーに断固として切り込んでいきます。
Can you, do this? I mean, can you be the man that I need you to be? Can you be the father that Jack needs you to be?
あなたにこれができるの?私が必要としているあなたになれるのかってこと。ジャックが必要としてる父親になれるの?
トビーがそうしたいと答えた時に、ケヴィンが電話をしてきます。ちょうどケヴィンはランダルの「大変な1週間」について聞いていたところでした。その時ベッドに寝ていた女性は、やはりどうやらマディソンのようですね?ふたりはケイトも誘って山小屋へ行こうと話していたようです。
ケイトは、今は電話をするには良いタイミングじゃない、と答えました。
I'm about two seconds away from my marriage completely imploding.
あと2秒で結婚生活が崩壊するところなの
ケヴィンは同情を示しつつ、実はランダルも絶不調なのだと伝えます。
Oh, Kate, I'm so sorry. Listen, I got Randall on the other line. Life's kind of sucking for him, too, right now.
まさに"Sad three"(悲しい3人)です。
山小屋へ誘われたケイトは承諾して電話を切った後、再度トビーに立ち向かっていきました。「なりたい」じゃなくてなってほしいの
。トビーはこの期待に応えるためにも、山小屋へ行く時、ジャックを置いていってほしいと頼みます
。
Let me take care of Jack this weekend. I need to spend time with my son. Kate, please.
俺にジャックの世話をさせてくれ。息子と一緒に過ごす必要がある。お願いだ、ケイト。
ケイトは渋々承諾しました。
エピローグ
(過去)こうしてやっと3人を寝かしつけたジャックは、レベッカの隣に潜り込みました。レベッカはジャックをヒーローだと称えますが、ジャックは、たったの一晩だけだ、と謙遜します。You're the real hero.(本当のヒーローは君だ)
感想
ケイトとレベッカのデュエットはとっても楽しそうでしたね。ようやく親子で歌える日が来たのですね
。
今回3人の「大変な1週間」を見終わって、もしかしたら、三つ子の不安(トラブル)は、あの「一人ずつベッドを与えられた日」(≒独立)から始まっていたのかもしれないと思い当たりました。両親やきょうだいと寝ていた時には何の不安もなかったけれど、それが一人立ちをしていくにつれ、不安やトラブルにもひとりで対処していかねばならないという象徴だったのかもしれません。
そして今また大きな困難にぶち当たっているけれど、ともに悩み、苦しみ、戦ってくれる相手もまたそのきょうだいだったということですよね。その3人が再び山小屋に集う
。あ~次回はものすご~く良いエピになること間違いなしでござりまするね
。
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