This is Us S4 あらすじと感想 第3話 新学期

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This is Us S4の第3話は「新学期」(Unhinged~精神的に不安定な)です。あ~ランダルの発作はこの時に始まったのですね~きっと

以下早速ネタバレです。まずは現在からThis is Us S4のネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

現在

ニックとケヴィン

正確に言うと、ジャックジュニアが生まれる前か、その直後ぐらいの話だと思われます。ケヴィンからあれこれ気遣ってもらったニックは、助言通り退役軍人センターのカウンセリングを受けに行きました。ニックはそこで出会ったミランダ・ルイス(Misha Gonz-Cirkl~ラナ・ラモス@How to Get Away with Murder)という医師とは気が合って、リハビリもまずまず順調に進んでいたのだそうです

ケヴィンから、ジャックジュニアの写真を添えた誕生の知らせが届くと、ニックはその写真を、退役軍人センターの予定表やケヴィンの電話番号の隣に貼りました。ルイスには心の内をさらけ出せるようになり、少しずつ生活にも張りが出てきた頃に、そのルイスが異動になります。これでニックは再び心を閉ざしました。彼はまたアルコールに逃げ始め、あの「事件」に至ったのだそうです

ケヴィンはなんとかニックが実刑にならないよう奔走しました。カウンセリングを受けて回復が見込めればそれも不可能ではないそうです。ニックは酒を止めようとしなかったので、ケヴィンはニックを連れて自助会に出席しました。そこにキャシディーが来ていたのです。

ケヴィンは自身の経験を語ります。彼が酒を止めようとしているのは、ひとえに、甥のジャックに恥ずかしくない自分になるためだと思われますが、ギャラリーの前ではいつの間にかジョークを飛ばし始めました。他の皆は真面目な顔をして聞いていますが、キャシディーとニックが笑い出します。だって、年を取ったらAARP(American Association of Retired Persons~退職者協会)のCMに出て、死の恐怖におびえながら、まだ自分でお尻がふけると喜ぶ、なんていうんだものね

ランダルの信念

ランダルは、市会議員として市民の願いに広く耳を傾けるという意味で、オフィスのドアを外しました。それを嗅ぎつけた新聞の見出しは

Councilman Peason Unhinged?
ピアソン議員は頭のねじが外れたのか?

でもランダルとジェウォンはそれが目的だったと動じません

新しく参謀として参加したバーニス(Carlease Burke)は、そんなふたりをナイーブだ(青臭い)と批判しました。今は市民の声を聴くよりも、議員と仲良くなって力を付けるべきだと主張します。そのためにも「お友達」のジェウォンを解雇するよう勧めてきました

自分達が「ド素人」だと自覚して、ベテランのバーニスを尊重して来たランダルもこれには我慢できません

I know the value of what you bring to the table, but I can't have someone on my staff who openly disrespects me, my policies, and my friend.
あなたがもたらしたものの価値は分かっているが、僕や僕の信念や友人を軽蔑するスタッフを置いておくわけにはいかない。

ランダルから、バーニスを解雇したと聞いたジェウォンはこう語りました

We are naive. We're unhinged, right? That's what Bernice and all those old-school guys think. If, at the end of your term, you've maybe made a couple good changes, and you spent most of your time just playing power games in city hall, is that what you want? We're not career politicians, Randall.
俺たちは青臭くて頭がどうかしているんだ、それがバーニスや頭の固い古い人間の考えなんだ。彼らの言うように「良く」変わって、君の時間のほとんどをパワーゲームに費やすことが君の望みなのか?俺たちは「政治屋」じゃないんだ、ランダル。

置いてけぼり

ジャックの子育てに夢中だったケイトは、ある時ようやくトビーが痩せたと実感しました。しかもただ痩せたのではなく、筋肉が付いていたのです。かつて心臓発作を起こしたトビーは、ジャックのために健康になろうと密かに努力をしていたのでした。それなのにケイトは逆に太ってしまったのです

ケイトが庭で泣いていると、近くに住むグレゴリー(Timothy Omundson)が近づいてきて文句を言いました。ケイトは今それどころじゃない=私は不幸なんだ!とアピールします。が、グレゴリーの「不幸」はケイトの上を行きました。彼は2年半前に重い脳卒中を起こし、歩くことも話すことも、それどころか、噛むことも飲み込むこともできなかったのが、ようやくできるようになったのだそう。

I finally did it, though. And a week later, I lost my job.
それなのに1週間後、今度は職を失った。

ケイトがすまなそうに謝ると、まだ終わってない、と遮られます

My only goal right now is to be able to walk just one pathetic mile. So every morning, I walk around this block. I'm not fast, but I do it.
今の目標は、1マイル歩くことなんだ。そう、毎朝僕はこのブロックを歩いている。速くはないが、そうしている。

それなのに、その途中にトビーが車を停めていたために、邪魔で仕方がないそうなのです。ケイトの家のガレージは引っ越しの荷物でごった返していたからです。今度また車が停めてあったら傷をつける。右腕は無事だから

翌日ケイトはグレゴリーが散歩する時間に出てきました。ジャックとオーディを連れて自分も散歩に出かけますI'm not fast, either.(私も速くはないわ)

グレゴリーはこう答えました

We're gonna look like the toughest gang in this neighborhood.
俺たちはこの界隈で最もタフなギャングのようだ

思春期の姉妹の会話

マリクはデジャに、自分には赤ん坊の娘がいるのだと打ち明けました。ショックを受けたデジャはテスに相談します。テスは、それでも好きなのかと尋ねました。デジャは「複雑だ」と答えます。テスは、デジャがうちに来た時も十分複雑だったと指摘しました

You know, you seemed pretty complicated, too, when you showed up.

続けてデジャもテスの悩みを聞きます。テスは、カミングアウトしなくても自然に伝わったらよいと思っていたのに、皆が気づかないのでどうしてよいか分からないらしいのです。以前のテスならすぐにベスに相談したのだけれど、今のテスはそうしたくないらしい。デジャは、でもどんな時でも、ランダルとベスはテスを見守っている、と励ましました

Randall and Beth are just there. That's one thing that's really cool about this house.
ランダルとベスはいつもそこにいる。それがこの家のクールなところ。

そしてふたりで笑いますMan, a baby! Oh, stepmom?(赤ちゃん?継母?)

過去

兄弟の絆

これはまたとってもよいエピソードでしたよね。いつも喧嘩ばかりしていたケヴィンとランダルに、そんな過去があったとは

私立中学に進んだランダルは、兄姉たちより先に新学期を迎えました。ランダルはこっそり真新しいスニーカーを持参して、学校でそれに履き替えたのだそうです。それはマイケル・ジョーダンのスニーカーだったらしいのですが、学校でスニーカーを履くのは違反だったらしいのですよ。それを、こともあろうに、ランダルと同じ黒人の教師から指摘されてしまいました

違反は違反だ。違反切符に親のサインをもらってきなさい

優等生のランダルはパニックを起こしました。慌てて家に電話しますが、レベッカはケイトとエアロビクスをしていたので、代わりに「キュウリパック」をしてまったりしていたケヴィンが電話に出ます。事情を聴いたケヴィンは、とにかくそこにいろ、と命じて自転車で駆け付けました。そしてレベッカのサインを模倣してくれます

You want Mom in a hurry or Mom before bed?
急いでいるママと眠いママのどっちがいい?

ランダルはダメだと止めましたが、ケヴィンはいつもやってることだから大丈夫だと答えましたThis way Mom and Dad will never know you got in trouble.(これでお前がトラブったことをママとパパに知られずに済む)

ケヴィンの世話好きは昔からだったのですね

ミゲルとの友情

ジャックが仕事で重大なミスをしました。同じ会社で営業トップを誇るミゲルは、ジャックを首にするという上司に食って掛かります。ジャックはここで20年近く真面目に働いてきた。彼を首にしたら自分も辞める。顧客をごっそり引き連れていくがそれでもいいのか!?

ジャックは心の底からミゲルに感謝し、もしミゲルに困ったことが起きたら、必ずジャックを頼れと言い渡しました。ミゲルもまた、いつでも頼ってくれ、と伝えます。ミゲルが離婚した時のジャックの行動が思い出されますね。たとえレベッカに非難されようと、ミゲルを放っておけなかった理由が分かります

思春期の三つ子の会話

帰宅したランダルはケヴィンの部屋へ行きました。ケヴィンはランダルを気遣い、どんな感じだったのかと尋ねます。ランダルが説明し始めると、ケイトがやってきました。大丈夫なの?ケヴィンから聞いたわ。

ケヴィンは物知り顔で、たぶん思春期(puberty)のせいだ、と語ります。They say your body does a bunch of weird stuff.(思春期にはいろんな厄介なことが起きるらしい)

ランダルがケヴィンに礼を言うと、ケイトはプールでスチュアートにキスをした、と打ち明けました。彼はケイトより小さいので、ケイトは気にしていたようです。エアロビやってもちっとも痩せませんでしたしね。ケヴィンはシンディ・クロフォードなら結婚してもいい、と茶化しました。すると今度はランダルが、アーセニオ・ホールって誰だと尋ねます。教師が彼の名前を出した時、ランダルはそれが誰か知らなかったからです

Randall, you really need to stop spending all your time reading.
ランダル、いい加減に、本ばかり読むのは止めろ。

ケヴィンの言葉にランダルもケイトも笑い出しました。3人は一緒にアーセニオ・ホールのテレビ(ビデオ?)を見ることにします。そこにジャックとレベッカも加わりました。5人は大いに盛り上がったそうです

THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから  シーズン4(字幕版)
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音楽がまた本当に素晴らしい
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