This is Us S4 あらすじと感想 第4話 心の二択

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This is Us S4の第4話は「心の二択」(Flip a Coin~コイントス)です。

このドラマを初めて見た時、つまりシーズン1ではケヴィンがちょっと苦手でした。好きなのは断然ジャックで、シーズン2では誰が何と言ってもウィリアム、そしてシーズン3ではちょいとジャックの株が下がると同時に、ケヴィンやミゲル、そしてケイトが急浮上してきました。ランダルとベスはいつもそこそこ好きです。そしてこのシーズン4では、今のところ、ケヴィンがダントツで1位です。でもあの良さはなかなか分かりづらいですよね。顔がイイだけに尚更誤解されやすい

と感想はさておき、以下ネタバレのあらすじですネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

ケヴィンとニック

今回もケヴィンはニックに張り付いて世話を焼いていました。おんぼろのトレーラーではなく、ケヴィンと一緒にホテル住まいをしないか、と誘いますが、ニックは頑として断ります。トレーラーには思い出があったからです

元々トレーラーはサリーという女性のために購入したのだそうです。ニックは、徴収される前にサリーとデートをしました。気の弱いニックは誘えなかったので、代わりにジャックが誘ってくれたそうです。戦争中ふたりは文通をし、ニックが戻ったらアメリカを横断しようと約束していました。でもそのうちニックは文通をやめてしまったそうです。帰国後軍のメディカルセンターに収容されたからですね。それでニックはジャックや家族とすっかり疎遠になり、ニック自身も壊れてしまったのだそうです

I lost Jack. And I lost my family, and I was pretty broken.

でもニックはある時再起しようと決めましたOne shot at a life. 人生で一度ぐらい決めてやろうと思ったそうです。貯金をすべてはたいて68年のボールス・エアロ・トレーラーを手に入れました。それを自分の車に繋いでサリーの家までドライブしたそうです。ところがサリーは家にいませんでした

That was it. I realized it wasn't meant to be.
それで終わりさ。そう言う運命だったんだ

ケヴィンは、待っていれば帰ってきたかもしれないのに、と反論しますが、ニックはそうじゃない、と断言します。I just knew. You know? It was one of those moments.(そういう時ってあるだろう?)

ニックの気持ちを察したケヴィンはそれ以上無理強いせず、自分でトレーラーを買い、ニックの隣に引っ越しました

It's for me. I was sick of staying at the hotel, anyway. Such an amazing view.
これは自分用だ。ホテル暮らしも飽きたからね。良い眺めじゃないか。

Mannyに別れを告げる

ケヴィンの代表作だった「シッターマン」(Manny)の放送がついに終了したそうです。今回ケヴィンはどこへ行っても「Mannyだ!と声を掛けられて、嬉しそうにファンサービスをしていました。そのMannyも、シーズン1で見てきたように、最初は決して乗り気ではなかったのですよね。でも仕事が無かったから仕方なく引き受けたのだけれど、今になってみると実に感慨深かったらしい

初日では赤ちゃんが泣いてばかりで、ケヴィンが芝居をすることができずに大弱りだったそうです。でもケヴィンは赤ちゃんを怒ったり取り換えたりするのではなく、赤ちゃんの耳元で何度も繰り返して囁きました

What is that? Huh?
それは何かな?ん?

それ以来、このドラマの路線は単なるコメディではなく癒し系に変わったのだとかWe go with sweet instead of funny.

~これが後日の「なんでちゅか?」につながったのかもしれませんね

ケヴィンはその時のことを一日中考えて悟ったそうです。

I didn't know what I wanted. I made a baby laugh, and my life changed. It's overwhelming if you think about it, the power of these little decisions.
何をやりたいか分からなかった。赤ん坊を笑わせて人生が変わった。ほんの小さな決心をするだけで大きな変化を引き寄せることができるんだ。

ケヴィンはMannyの初日、撮影前にケイトにこうこぼしていました。こんなことをしたいのかどうか分からない。むしろもっとシンプルに結婚でもして~~~~

その時ケイトが言った言葉が副題に使われています

Don't think about it. We're just gonna flip a coin. Do you want the pilot to go or not?
そんな風に思っちゃダメ。人生はいつもコイントス(二択)よ。1話を成功させたいの?させたくないの?

ケヴィンはI don't(させたくない)と答えたそうです

そんなケヴィンがソフィーと結婚しちゃったのは18歳の時でした。誰にも何も言わず籍を入れて、金送れ、と実家に留守電を入れたそうです

I got married. Uh, to Sophie. Yeah, got married to Sophie. Um, can you send me some money?

ケイトとトビー

ケイトはジャックに音楽の英才教育を受けさせようとしました。が、目が見えないことも手伝い、ジャックは教室でも大声で泣くばかりです。トビーとケイトは、あれ以来、小さな喧嘩が絶えなかったようですが、その日も同様でした。ジャックは車に乗っていると安心して静かになるそうで、ケイトはしばらく車を走らせろとトビーに命じます。

しばらくして冷静になったケイトがトビーに謝りました。ケイトは、他の子ができることをジャックにも経験させたかったのだそうです

He can. He will. He just he has to take it one sound at a time. That's all. One step at a time.
できるさ。できるようになるよ。ただ1度にたくさんは無理だ。それだけさ。1度に1ステップだ。

ケイトはトビーの言葉に励まされ、ビーチに行こうと誘いました。海辺でジャックに波の音を聞かせ、足を波に浸らせます

Do you hear the waves? The wind? Can you hear the seagulls? Do you hear that? Water!
波の音が聞こえる?風の音も?鴎の声も聞こえる?あれが分かる?海の水よ。

ランダルとベス

この度ベスはダンス教室のデモンストレーションを開くことになりました。が、いざその場所=倉庫に出かけたところ、ひどい悪臭が満ちていて、とても踊れそうにありません。せっかくキャロルも来てくれたのに、これでは面目丸つぶれです

キャロルは延期すればいいと助言しますが、ランダルはダメだと拒否しました。お客を呼ぶには広すぎる駐車場だとキャロルが嫌味を言ったその駐車場を広場にして外でパフォーマンスを披露することにします。それを見たキャロルは、ランダルが第一印象とは打って変わって頼もしくなったと褒めてくれました

その第一印象はランダルとベスが最初のデートをした直後=学生時代だったようですね。その時はキャロルとレベッカが子どもたちと大学に来ており、ランダルがベスを好きだと気づいたレベッカが、率先して「紹介」の場を設けたそうです。その後ふたりがクラスへ行った後も、レベッカはキャロルと話していました。ふたりとも「未亡人」でしたからね。

その時キャロルは、ランダルはとても良い子だけれど、ジャックの死に打ちひしがれている=弱い人間だと感じたそうです。それでベスを託すには心もとないとふたりの結婚に反対したのだそう。

そのランダルとベスは今、マリクに子どもがいると聞いて猛反対しています。いくら若気の至りとは言え、子持ちのティーンエイジャーを信用できないのは娘を持つ親なら当然ですわね

ほか

進学をせずに家にいた18歳のケイトは、レコード店で働くことにしました。レベッカは大いに喜びます。

That is that is the perfect job for you. I'm so proud of you.
あなたにピッタリの仕事よ。誇らしく思うわ。

感想

ケヴィンはゾーイと別れたことからまだ立ち直れてないようですが、子どもが大好きなケヴィンだから、やっぱり別れて正解でしたね。一方のキャシディーも離婚を迫られていたようですが、このふたりに新しい未来が開けたりするのでしょうか。でもってシーズン3で見たような温かい家庭を築くのかな。それまたとっても楽しみですね今度こそ幸せになってほしい(^^)/

THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから  シーズン4(字幕版)
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音楽がまた本当に素晴らしい
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