This is Us S4 あらすじと感想 第7話 気まずいディナー
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This is Us S4の7話「気まずいディナー」(The Dinner and the Date~ディナーとデイト)を視聴しました。シーズン1&2でのおばさんの目線は子ども目線だったのでジャックが完璧に見えたものだけれど、今成長した三つ子の大人目線で見てみると、ジャックもまだまだ至らないところが多かったのですね~。むしろレベッカの方がそこは大人だったんだ、と感心しきりでした。
以下ネタバレのあらすじです。
ディナー
過去:ローレンス夫妻と
ランダルの担任のコーリー・ローレンスとその妻、トリシャ(Skye P. Marshall)が夕食にやってきました。
トリシャは「親が白人の家庭」に行くのは気が進まなかったらしく、出かける前に、体よく断ればよかったのに、とこぼしますが、コーリーは嬉しそうにランダルに渡す本を選んでいます。今ランダルが通っている学校=ヘインズは黒人の生徒ばかりか黒人の教師も少ない、というより、コーリーただ一人だったようなのです。だからランダルとは、教師と生徒というより「同志」のような気持でいたのだと思います。
が、それがジャックには面白くありませんでした。ジャックは食事の最中も何かにつけてコーリーに突っかかり、言い負かしてしまいます。あれじゃあケヴィンを笑えません。そのうちにランダルも黙るしかなくなりました
。
その様子を見ていたレベッカはジャックをキッチンに呼び出して非難しました。コーリーとランダルを奪い合えばジャックが勝つに決まってる。ジャックは父親なのだから
。
'Cause our son is always gonna choose you. Always. 私たちの息子はいつだってあなたを選ぶわ。いつだって。
でもそうやってむりやり選ばせていたら、ランダルはとても大事なものを得るチャンスを失ってしまう、と続けます。Something something he really needs.それは彼にとってとても必要なものなのに。
ローレンス夫妻が帰ろうとした時、レベッカはジャックに圧力を掛けました。"OK" レベッカのOKは決してOKではないのです
。ジャックは渋々外に出てコーリーに話しかけました。コーリーは、今夜は気まずかった、と率直に語ります。
それでジャックは、ランダルは最愛の息子であり、これまでも誠実に向き合ってきたつもりだが、最近のランダルは手に余る、と打ち明けました。
コーリーもまた自分の置かれた状況を説明します。ヘインズに応募したのは優秀な子どもたちを教えたかったからだと語りだします。でも黒人教師はコーリー一人だけだった。
So I guess when I met Randall I understood him. And then when I saw that he was searching, I just, I felt like I could help him with all that. だからランダルを見た時、彼を理解できると思った。彼が探しているものもすべて与えられると。
ジャックがふてくされると、コーリーは、そうではなかったのだと続けました。教師なんて将来いつか時々思い出してもらえたらよい存在で、父親はゼッタイだ。孫ができた後も永遠に一緒にいられる。
I can't teach my son how to be black. でも黒人の生き方は教えられない
コーリーは、それだけはやめてくれ、と笑いました。'Cause you can't do that.(だってあなたには無理だから)
そしてコーリーは、自分が選んだ詩集="The Weary Blues"をジャックに渡しました。ランダルはラングストン・ヒューズの詩が大好きなのだそうです。
ジャックはこれをランダルに渡し、ジャックも読んでみると伝えました。ランダルは最初は懐疑的でしたが、ジャックの真剣なまなざしを見て、よかったら一緒に読もうと誘いまます。I would like that very much.是非そうさせてくれ。
現在:マリクの家族と
デジャがマリクと学校をサボってデートをしました。それを知った両家の両親たちは、それぞれに子どもたちを注意します。ランダルとベスはデジャに、10年は外出禁止だ!と言い渡しました。You're grounded for a decade.
一方でベスは、ロミオとジュリエットの例もあるように、ただ反対していても解決しない、相手をよく知って、もし良い子だったら交際を認めようといいだしました。それでマリクの家族をディナーに招待することにします。ベスはランダルに「とにかくオープンマインドで接しよう」と促しました。
が、いざマリクの家族がやってくると、そのベスが最も狭量になります。マリクやマリクの父=ダーネルは良かったのですが、マリクの母のケリーはデジャをあばずれ扱いしたのです。ベスはカンカンに怒り出しました。ふたりの交際は認めないっ!!
またケリーがいちいち突っかかってくるんですよね。食前にお祈りするのはいいけど「普段祈らない人々=ランダル一家」のためにも祈る、などと嫌味を言います。ランダルはむしろここでは仲裁役に回っていました
。
が、そのランダルもダーネルの体に刻まれたタトゥーを見て動揺します。せっかくデジャを貧民街から救い出したのに、また元の木阿弥になっては、とのランダルの憂いをダーネルは鋭く察しました。それでダーネルもまたふたりの交際に反対します。息子を軽蔑したら許さない
。
そこにデジャがやってきて謝りました。学校をサボったりして悪かった。嘘をついてごめんなさい。失望させてごめんなさい。
But I am not sorry for liking your son. And I'm not sorry for yesterday, because that was the best day of my life.
でも彼を好きなことは謝らない。それに昨日の出来事も残念じゃない。なぜなら人生で最高の日だったから。
デート
マリクはデジャをあちこち連れまわしました。デジャは転校ばかりで友達も少ないし、馴染の店もない、と語ったからです。マリクはデジャを皆に紹介し、もうこれで常連だ、と笑いました。でもデジャはどうしてもどこかに引っかかるところがあって、マリクを信じられません。本当に私を好きなのか。その年で子どもがいるなんて、本当は遊び人じゃないのか。
でもマリクは、娘のジャネルの母とその家族がジャネルを養子に出すといったのを止めて、自分が引き取ったのですよね。今や何をするにもジャネルが一番だったのに、デジャには強く惹かれたようなのです。
決め手はマリクがデジャを、デジャが幼い頃に見た光景の場所に連れて行ったことでした。そこもまたマリクのお気に入りの場所のようですが、あれはいったいどこなんでしょうね(・・?) 。高級住宅街?
ランダルとベスはデジャから色々話を聞いて、マリクとの交際を認めることにしました。でも「どちらかの両親の監視付」が条件です。But supervised.
感想
ベスが、実はランダルよりずっと短気なのがまた可笑しいですよね。靴までオープンにしてオープンマインドを強調していたのに、自分が真っ先に切れるなんて。
またコーリーは、ジャックは孫が生まれてもランダルと一緒だと語っていたけど、そうはならなかったのがなんとも無念でございました。
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