This is Us S4 あらすじと感想 第9話 感謝祭のエビ
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This is Us S4の9話は「感謝祭のエビ」(So Long, Marianne~さよなら、マリアンヌ)です。これはまた期待通りでございましたね。ベスとケイトの「邪悪な会話」には苦笑しきりでした。こういうところがまためっちゃ好きなんだな、これが
。
以下早速ネタバレです。
レベッカの病
予兆
ランダルの心配は当たっていました。レベッカの認知症はかなり進んでおり、今回も、ランダルに怒って出かけたまでは良かったものの、映画を見に行ったはずが、予告編の時に何の映画を見に来たのか分からなくなってしまったそうです
。レベッカはついに観念し、これをランダルに打ち明けました。あなたの言うとおり病院に行くべきね。I think I need to see a doctor.
40歳の誕生日
おそらくそれから約9か月が経過した三つ子の40歳の誕生日、レベッカは町を歩いていてウィリアムによく似た男性を見かけました。間違いに気づいたレベッカは、ケーキを買いたいのだが、この辺は初めてでよく分からないのだと尋ねます。男性はスーパーを教えてくれました。
それでレベッカはスーパーに行くのだけれど、ケーキ売り場を尋ねたことを忘れて花束を買ってきてしまいます。そのスーパーのレジで「空腹」を訴えると中華料理店を教えてもらったので、早速食事に行くのだけれど、今度はスーパーにスマホを忘れて来てしまい、パニックを起こしてしまいます
。店員は英語が分からなかったため、どうやら警察が呼ばれたようです
。
警察が送ってくれたのは、あの懐かしい山小屋でした。そこではケイトとケヴィン、そしてミゲルとトビーがレベッカを待っています。レベッカがランダルはどこかと尋ねると、ケヴィンは、ヤツとは話さない、と怒りをあらわにしました
。どうやらこの9か月間で何かあったようです
。
伝統
古い伝統
ランダルは、昔住んでいた家に現在住んでいる家族から、ピアソン家の箱があるとの連絡を受けて、それを取りに行きました。そこにピルグリムリックの帽子が入っているのだそうです。これにアニーとニックが同行しました。アニーは、ニックはランダルの叔父らしいのに、どうして今まで会えなかったのかと無邪気に尋ねます
。
Because your grandfather erased me.
君の祖父が俺を消した
ニックはジャックがニックのことを誰にも話していなかったことに本当にショックを受けていたのです。
荷物を受け取った帰り道、その荷物の中にあった「ジャックが好きだったCD」がニックとの思い出の曲、否「詩」だったことが判明しました。それが副題の"So long Marrianne"です。ニックはこれで大分気をよくしたようですね
。そもそもあんなに仲の良い兄弟だったのだものね
。
もっと古くて新しい伝統
ニックはランダルの家に古くて新しい伝統をもたらしました。それは「2キロ(5ポンド)のエビ」です。かつてニックとジャックは、DV親父のいる家で感謝祭を過ごしたくなくて、二人きりで飲みに出かけたのだそうです。そこでニックは賭けで大儲けをし、ふたりは2キロのエビを心行くまで堪能したのだそう
。
ふたりはこれからもずっとこれを「伝統」にしようと語り合ったそうなのに、人生はそうさせてくれませんでした。
So Here is five pounds of Thanksgiving shrimp.
そう、これが5ポンドの感謝祭のエビだ。
It's for Jack~皆でジャックに乾杯(献杯)しました。My brother
.(私の兄に)
Yeah, to new family traditions, so - Enjoy.
ああ、家族の新しい伝統に。楽しもう
そしてこのエビの伝統は未来のジャックにもちゃんと受け継がれておりました。
邪悪な会話
ベス
ベスとケイトは互いに愚痴をこぼし合いました。ベスは、デジャの実母のショウナが「うまくやっている」ことが面白くなかったそうです。前の日には「うまくやっているように」と願ったはずなのに、いざこざっぱりとした格好でケーキまで作って現れて、デジャと仲良くしているのが憎らしかったのだそうです
。
ベスはでもこう自嘲していました。
I'm ashamed. It's evil. I'm evil, you know. I can't even say it out loud.
恥ずかしいことよ。邪悪だわ。私が邪悪なのよ。口に出しては言えないわ。
でもこれはデジャも同じだったようで、幸せそうなショウナを見るのが辛いとベスにこぼしました。どうして私といる時じゃなかったの
?ベスは心からデジャを慰めます
。それでもふたりには良い思い出があるでしょう?
ケイト
そしてケイトは、トビーが痩せたのが面白くないと打ち明けます。ベスは、夫婦で相手に言えないことがあるのは問題だと語り、トビーに直接言うべきだと助言しました。でもケイトは、ジャックと楽しそうにしているトビーを見たら、やっぱり黙っていられなくてアボガドのことを打ち明けたら、それからず~~~~~~っとシツコクシツコク「アボガド」にこだわって嫌味を連発していたトビーに腹を立てていたのも忘れてしまった(もしくは忘れようとした)ようです。それともトビーの携帯にメッセージを送ってきたレディ・クリプトナイトが気になってどうでもよくなったのでしょうか
。
カミングアウト
カミングアウトについて悩んでいたテスに、ケヴィンが助言しました。皆にいうのは大変だから、最初はひとりにいえば良いと教えます。ドライブスルーの人形で練習しようと言われたテスは大声でカミングアウトしました。I'm Tess Pearson, and I'm gay.
人形はUh, cool(カッコイイね)と答えてくれます。
テスはこれで自信を付けてSNSを通してカミングアウトしました。これにはたくさんの良い反応があったそうです
。
Well, look at you, Ray Donovan.
兄貴はレイ・ドノヴァン(トラブル解決人)か
ケヴィンの決意
ケヴィンはそう褒めてくれたランダルに、ニックやキャシディーと暮らして彼らの世話を焼いたことで、自分が進むべき道が分かったと語りました。40までに結婚して子どもを作ると宣言します。何もかもだ!By the time I'm 40, I'm gonna have a wife, I'm gonna have a kid, - the whole shebang.
感想
ピルグリムリックの帽子をかぶったニックがジャックを抱いて笑っていた光景が実に感慨深かったですね。亡きジャックも、自分の頑迷さを今頃天国で悔いていることでしょう
。その分良い子を育てたから許してくれよ、ってね
。
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