This is Us S4 最終回 あらすじと感想 1歳の誕生日
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This is Us S4もついに最終回を見終わりました。以下、最終回「1歳の誕生日」(Strangers: Part Two)のネタバレです。
ジャック・デイモン
誕生日の準備
ケイトとトビーは、ジャックの1歳の誕生日を祝うために、色々準備をしていました。レベッカも、ピアソン家伝統の「三層のケーキ」を用意します。ついに、ケヴィンの高級トレーラーを受け取ったらしいニックは、ジャックのために「ケヴィンがいつも履いている白いスニーカー」のベビーサイズを贈ってくれました。ちなみにその頃街にはケヴィンの乳首が映ったポスターがでかでかと貼ってあったそうです
。
ランダルの陰謀
ランダルも家族総出で甥っ子を祝いに行くのですが、ベスは、ランダルがレベッカに無理強いしたことに対して、大いに不満を抱いていました。それでも最終的にはレベッカが決めたことだからと口出しはしませんが、ケヴィンが知ったら決して許さないだろう(=もしベスだったら絶対に許さない)と何度も態度で示しています
。
何よりも許しがたいのは、ランダルはレベッカに、レベッカに翻意させたのはランダルだということを内緒にさせたことです。以前ベスも言っていたけど、もはや立派な政治家ですね
。(褒めてません
)そして、レベッカがいつこれを皆に話すのか、目でちらちら催促してはレベッカを困らせていました
。
しかもケヴィンが、NYでのことを持ち出して、ランダルの気持ちもわかるが、レベッカが望んだことだからこれがベストな選択なのだと話しても、そ知らぬふりをしています。ケヴィンの断酒1年を祝ったりしてね。
ランダルの無言の圧力を察したレベッカは、ついに、皆に治験を受けると報告しました。ミゲルと色々話し合った結果、そうしたほうがよいという結論に達したと嘘をつきます。ケイトもケヴィンも驚きました。そんなに急に気持ちが変わるなんて、何かあったとしか思えない
。
激怒
ケヴィンはレベッカと話しているうちに、レベッカがランダルの言葉(an investment in my future~未来への投資)を使ったのを聞いて真相に気づきました。That's what Randall said.
近くにいたベスの反応がなんとも言えませんでしたね。あああ、ケヴィンに知られちまったよ。どーする、ランダル?
ケヴィンは早速ランダルを問い詰めました。Like hell you are.(お前、サイテーだな)でもランダルは、己の主張を繰り返すだけです。自分が正しいと信じて疑わないからです
。
予期せぬ妊娠
そこにマディソンがやってきました。マディソンはケヴィンの子を妊娠した、妊娠したこと自体が奇跡だから、一人で産む、と告げに来たのです。
I need you to know I will not ask anything of you. Emotionally, financially... all of it.
あなたには何も望まない。感情的にも経済的にも、何も。
ケヴィンは思いもよらぬ展開に大いに動揺し、まずは一息つくために外に出ました。決して逃げるわけじゃないから待っていてくれ、と言って。Just one second.(ほんの一分だけ)
そのマディソンの主治医はDr.メイソン(Josh Hamilton)というそうですが、馬が好きらしい娘のセイディ(Glory Joy Rose)とのシーンも登場していたので、今後もまた絡んでくるのかもしれませんね。
決裂
ケヴィンが外に出ると、ランダルが理論武装して待ち構えていました。
You think you know what's best for her because you spent a day with her? Because you took her to a movie premiere?
たった1日ママと一緒にいただけで彼女にとってのベストが分かるというのか?おまえがママを映画のプレミアに連れて行ったから?
How dare you waltz in here after years? How dare you pretend that you give a rat's ass about what anybody else wants other than you? You want Mom to spend more time with the family because you want to spend more time with her. You want Mom to decide with you. You, you, you.
何十年もたった今になってワルツを踊るっていうのか?今さら、お前以外の他の誰かが望んでいることを叶えるふりをするのか?ママが家族と過ごしたいだって?それはお前がママといたいだけだ。おまえがママに決めさせたんだ。おまえ、おまえ、おまえ!
ケヴィンも黙っていられません。
This is about me? This isn't about me, Randall. This is about you. It's not about Mom. It's about you wanting to save Mom.
俺のせいだっていうのか?俺じゃない、お前だ、ランダル。お前がママを救ってヒーローになりたいだけだ
ランダルは、ケヴィンが家を出てからずっと自分が家族を守ってきたと言い張りました。でもケヴィンは、ランダルがあの時ジャックを助け出していれば、こんなことにはならなかったのだと無念を炸裂させます。
I would've walked through literal fire, and I would've pulled that man out.
俺だったら火の中に入って行って、パパを連れだしてきた
ランダルはこれを鼻で笑いました。
Well, Kev, I guess we'll never know, because you weren't there. And he died ashamed of you.
お前はいなかったし、パパはお前を恥じながら死んだ
ランダルは止めません。そこが引っかかっているんだろう?パパは俺を誇りに思ってお前を恥じていた。お前はパパの影を追っているのではなく、俺の影を追っている、とはよくぞ言ったものですわ
。その理由は誰かに尽くしたことがないからだと指摘します。いつも「フリ」だけだから
。
A tired, stale performance. Like all of your performances.
くたびれた陳腐な演技だ。お前の芝居は全部そうだ。
さすがのケヴィンもブチ切れました。
You know, I used to think the worst thing that happened to me was the day that Dad died. It's the day they brought you home. Hand to God, Randall, the worst thing that ever happened to me was the day they brought you home.
知ってるか、ランダル。俺にとって最悪なのは、父さんが死んだときじゃない。お前が家に来た時だ。神に誓って言うよ、ランダル。俺にとって最悪な出来事は両親がお前を入れに連れてきた時だ。
ケヴィンの決断
確かに間は悪かったですが、ケヴィンは、マディソンとこの奇跡を受け入れました。
I'm so sick of chasing ghosts. I'm tired of doubting myself. I'm all in, Madison. Whatever you need, I am all in.
幽霊を追うのはうんざりだ。自分を疑うことも疲れた。受け入れるよ、マディソン。君を全力で支える
マディソンは、良き父になると約束するケヴィンに子どもは双子だと伝えます。
そのジャックの「断酒1周年」を祝い、ニックは「自分で自分に靴を贈れ」とメールしてきました。そこにはお前を信じていた、との言葉が添えられています。
トビーとケイトの決断
トビーとケイトは、ジャックが1歳になったことに感謝し、ジャックが生まれた病院を訪れました。そこでトビーは、ケイトに兄弟がいるのが羨ましいと語り、ジャックにもきょうだいを与えたいと切り出します。ケイトは、もう妊娠はしたくないと断りましたが、トビーは養子を迎えようと提案しました。
その子はヘイリーというらしく、将来、ジャックの娘=ホープが生まれた時も病院に駆けつけてくれます。成長してから(Adelaide Kane)は「コーン・ギャラリー」で働いていて、どうやら「映画スターと寝た」らしいです??
三つ子
レベッカは三つ子の誕生日を祝いながらも、亡くなった「カイル」のことを思い出していました。ジャックはレベッカを連れてDr.ネイサン・カトウスキーに会いに行きます。
ネイサンは、最初の子を失った時のことを話してくれました。ネイサンは、その子が生まれる前から"Blue Skies"という歌を妻のおなかの子に歌いかけていたそうなのですが、亡くなった後も、妻とともにその歌を聞いていたのだそうです。やがて次の子が生まれてもその歌を歌い、その子の結婚式にはこの曲で娘と踊ったのだそう。
It made us happy, it made us sad, it made us happy again. The whole human experience just wrapped up in that one song. Hospitals are kind of like that, you know.
この歌は我々を幸せに、そして悲しませ、また再び幸せにもしてくれた。人間のすべての体験がこの1つの歌に包まれたかのように。病院もまた似たところがある。
エピローグ
ケヴィンが建てたあの家に、皆が集まったあのシーンが再現されました。ケヴィンの双子は男女で、ケヴィンは、ベッドに寝ているレベッカを見ながら、隣に立っているランダルの背中をいたわるように触ります。そのシーンには、ジャック・デイモンが、生まれたばかりの娘の名を「ホープ」(希望)と名付けたと語るシーンがかぶさりました
。そこにはニックも来ていてケヴィンを抱きしめます
。そのニックの左手の薬指には指輪がはまっていたようですね
。
感想
もうね、アタイはランダルの耳元で怒鳴ってやりたかったですわ。あんたが最初に発作を起こした時に駆けつけて、うまくことを収めてくれたのは誰っ!?今更どの口で、ケヴィンを非難できるの
?
も~コンプレックス抱いてケヴィンの影を追いかけていたのはあなたでしょうよ。ジャックの影はふたりともだと思いますけどね
。
しかも、これをケヴィンが言うならわかるんですよ。まだ親になっていないし独身ですからね。それが自分も親になったランダルが言うのが実に腹立たしかったわ~。でも逆に言うと、怒りを抑えて常に良い子であろうとしたランダルの成長は、実はずっと止まったままだった
、ということでやんすね
。
それにですね、この最後のシーンでも分かるように&S4の9話で明らかなように、レベッカの治験はたぶん失敗に終わるんですわ。

This is Us S4 あらすじと感想 第9話 感謝祭のエビ
~This is Usのあらすじと登場人物はこちらからお探しいただけます: This is Us あらすじと登場人物一覧~This is Us S4の9話は「感謝祭のエビ」(So Long, Marianne~さよなら、マリアンヌ)です。これはまた期待通りでございましたね。ベスとケイトの「邪悪な会話」には苦笑しきりでした。こういうところがまためっちゃ好きなんだな、これが。以下早速ネタバレです。...
でもケヴィンはそんなランダルを責めず、ああして励ましていたに違いない、ケヴィンはホントにいいやつだ、とおばさんは思いまする
。
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