This is Us シーズン5 あらすじと感想 第13話 兄弟愛
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This is Us シーズン5の第13話は「兄弟愛」(Brotherly Love)です。あ〜これがドラマと分かっていてもハラハラしちゃいましたわ😨。以下早速ネタバレです。
無自覚の罪
ランダルは、ケヴィンが謝りに来ると言うのを聞いてかなり神経質になっていました😨。ベスは、もうどん底まで行ったのだからこれ以上悪くなることはないと、娘たちを連れて外出することにします。彼女たち、否、Theyがいたのではケヴィンにまとわりついてしまうからです😓。でもランダルは、もっとひどいことになると憂えていました。それも当然です。ランダルはまだたくさん「しこり」を抱えていたのです。
最もタチが悪いのは、ケヴィンがランダルを「無意識に差別」していたことでした。ケヴィンに悪気がないことは分かっていたから余計に辛かったようですね。幼い頃プールで「黒人のステレオタイプ」を話題にしたこと、ランダルがGFの父親から「差別」されたと怒ったこと〜そのこと自体が「差別」をしているとは全く気づかなかったこと😔。ランダルがLAにいるケヴィンを訪ねた時、ケヴィンが黒人の運転手に失礼な態度を取ったこと、などなど。
でもケヴィンにしてみれば、特に幼い頃は、ランダルが黒人だと言う事実そのものよりも「両親から特別扱いされている」ことが妬ましかったようです。幼いケヴィンはそれを「ランダルは黒人だ」という事実と同一視してしまったのかもしれません。が、ランダルからすれば、そのこと自体がもう「差別」以外の何物でもなかったのです。ジャックもレベッカも、ランダルに寂しい思いをさせてはいけないと一生懸命気を遣った結果なのですけどね〜。なんともここは胸が痛かったですね😭。
ランダルの家を訪れたケヴィンは、自分なりに言葉を尽くして謝ったつもりでしたが、ランダルの胸には届きませんでした。ランダルがほしかったのはそんなおざなりの謝罪ではなかったからです。
Ghost Kingdom(幽霊の王国)
ランダルはケヴィンに、個人のセラピーの他に"transracial adoptees"(異人種間の養子縁組)のサポートグループに参加したことを伝えました。そこで"Ghost Kingdom"という言葉を教わったそうです。それは、もし養子にならなかったらどうなっていたかを心の中で想像する世界を指すそうです。
ランダルもその言葉は知らなかったけれど、実際にいた「身近な黒人」を両親に見たてて「家族」を想像していたそうです。そのふたりはケヴィンもよく知っていました。女性は親切な図書館司書、男性は気象学者だったそうです。それは、ウィリアムとローレルを知った後も続いたそうで、その上そこには必ず、ジャックとレベッカ、そしてケヴィンとケイトがいたのだそう。
I couldn't even create a fantasy world without you guys, Kev. 'Cause I felt too guilty. Do you know how unusual that is?
空想の世界でさえ、お前たちなしではいられなかった。罪悪感が強すぎたから。それがどんなに普通じゃないことがわかるか?
具体的なイメージを通して、ケヴィンはいかに自分が無神経だったかを痛感します😨。
I'm sorry. I'm sorry, Randall. I'm sorry there were things I didn't see when we were growing up. And I'm sorry there are things I, I still don't see. You are my brother. And I love you. You're the only brother I'll ever have. You're my best man.
すまない。すまない、ランダル。成長の過程で気づかなかったことがあったこと、今でも分かっていないことがあること全部、本当いすまない。おまえは俺の弟だ。俺はお前を愛している。お前は俺の唯一の弟なんだ。お前は俺の「ベストマン」だ。
ランダルも、ずっと気になっていたことを謝罪しました👍。
Dad didn't die ashamed of you. And the only reason I said it in our fight was because it was a cheap shot. I'm sorry. He was proud of you. I am proud of you.
パパはお前を恥じて死んだんじゃない。喧嘩の時にそう言ったのは卑怯だった。すまない。パパはお前を誇りに思っていた。俺もお前を誇りに思う。
ふたりは互いに"I love you"と言いながら固く抱きしめ合いました🤗。ケヴィンはわざと「大根とも言った😤」と蒸し返します😁。ランダルは、それも否定しましたが、でもシリアスな役よりMannyのようなコメディの方が面白い、と説明しました。それはケヴィンも承知していたそうです😂。I know🐒.
エピローグ
その夜、ランダルは、ウィリアムとローレルに囲まれた「幽霊の王国🌸」を夢に見ました。そこにはもうケヴィンもケイトも、そしてジャックやレベッカもいませんでした。3人の親子はとても幸せそうに笑っていました💕。
ほか
ランダルとケヴィンの確執の部分は、ちと辛すぎて、あまり詳しく書く気にはなれませんでした🙏。ですから最後にこれを付け加えておきまするね。デニーロはケヴィンの謝罪を快く受け入れて、再撮影を承知してくれたそうです😁。
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