This is Us シーズン5 あらすじと感想 第4話 正直なところ
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This is Us シーズン5の第4話は「正直なところ」(Honestly)です。社交辞令を言うのは英米人も同じです。彼らが"Interesting"(興味深いね)というのは、全部が全部じゃないけど、大抵は「面白くない」という意味だし💦、 "Honestly"(正直言って)というのは、これも全てではないけれど、そのほとんどは「これから嘘をつくよ」という意味らしいです😈。でもそれも大抵は相手の気持ちを傷つけないようにとの「思いやり」からくるものと思われまするが😉。
以下ネタバレです。今回はようやくこのドラマらしいテンポが戻ってきた感じでしたね。
Honestly
映画の仕事をもらったケヴィンは、意気揚々と出かけて行きました。共演者のアヴァ(Jamie Chung)は気心の知れた女優でしたが、監督のジョーダン・マーティン・フォスター(Stephen Friedrich)に会うのはこれが初めてのようで、かなり緊張していたようです。実際に会ってみてもその印象は変わりませんでした💦。フォスターは、アヴァにはめちゃ優しいのですが、ケヴィンに対しては取り付く島がないのです💀。セリフ合わせでも、具体的なことは何も言わずに何度もダメ出しされました😨。特に何度も言わされたのが"Honestly(To be honest)"というセリフです。ケヴィンが演じる男性は、"Honestly"と言って言葉をつづけようとするアヴァ(が演じる女性)に、それは「嘘」をいう時の決まり文句だ😠、と絡むんですが、フォスターはどうやらその絡み方が気に入らないようなのです😎。
練習が終わった後、ケヴィンは直接フォスターにダメ出しの理由を尋ねに行きました。フォスターの反応はまたしても辛辣です。I didn't realize you were the kind of guy that needs an attaboy.(君が「いい子だ」と褒められたい種類のやつだとは思わなかったよ) ケヴィンがそうではないと弁解すると、フォスターはこう続けました。
I learned that you are a good actor. And there's nothing wrong with being a good actor. And when you die, people will say, "Oh, yeah, I remember him. He was good." Or you could be one of the greats. Now, here's the good news, Kevin. You get to decide. Is today as close as you get to greatness or do you come back tomorrow?
君が良い役者だってことは分かった。それは悪いことじゃない。君が死んだら、人々は「ああ、覚えているよ。彼はいい役者だった」ということだろう。でも「偉大な役者」にもなれる。さあ朗報だ、ケヴィン。君が決めろ。今日偉大さに近づくか、また明日来るか?
ケヴィンはケイトに電話で愚痴を言います。袋をかけられて殴られている気分だ。でもその時ケイトはケイトで「悩み」を抱えていました。ケヴィンはそれに気づかず、レベッカのことにも言及します。ケヴィンはレベッカに「良い思い出」を作ってやりたいのだそうです。First I got to give a performance that's not so tired.(それにはまず陳腐な演技を克服しなくちゃ)
兄思いのケイトは、自分のことはさておいてケヴィンの話に耳を傾けていたのですが、この言葉にピンときます。Didn't he say that your acting was tired?(あんたの演技が陳腐だって言ったのはランダルじゃない?) ケヴィンは、ランダルとは関係ないと否定しますが、ケイトは、誕生日の日にランダルから指摘されて「白人の両親や白人の双子を持った黒人のランダル」の立場に初めて思いを馳せたことを打ち明けました。でもケヴィンは、レベッカとジャックはいつもランダルをひいきしていたと反論します。ケヴィンとケイトは1日5分ずつで、あとはずっとランダルに注意を払っていたと主張します。
それでもケイトは、これまでこの問題に触れようとしなかったことを悔いていました。ケヴィンも、ランダルがあの学校でたった一人の黒人としてどれほど苦労したかは分かっていたが、それでもレベッカとジャックは悪くないと言い張ります。ケイトは、両親を責めているのではなく、誰もが問題を抱えているのだと答えました。その思わせぶりな言い方にケヴィンが反応した時に出たのが"Honestly"です。Honestly, I'm just tired.(正直言うと疲れてるの)
ケヴィンはようやく「セリフ」の意味を理解しました。Honestly?😨
帰宅後ケヴィンは、かつてのランダルの勉強法を思い出し(下の「少年時代」にまとめてあります)、セリフを色別に書き出して整理し始めました👍。とそこへカードを添えたプレゼントが届きます🎁。そのカードには"ATTA BOY-FOSTER"(良い子だ。フォスターより)と書かれていました💕。
ケヴィン
赤ちゃん時代
ケヴィンは、レベッカとジャックはランダルばかり可愛がっていたと言いましたが、赤ちゃん時代は違ったようです😁。3人が赤ちゃんの時、いつも夜泣きをして両親を困らせたのがケヴィンだったのだそう💦。ジャックは、放っておけばじきに泣き止むと止めましたが、レベッカは、ケヴィンが可哀想でならず、5分も我慢できませんでした。他の二人が泣かなくなってからも、ケヴィンだけはずっと泣いていたそうです😏。
少年時代
ケヴィンがアメフトの才能を見込まれた頃、ジャックは大いに張り切ってケヴィンにトレーニングをさせました。それは、ジャック自身が父親のスタンリーから教わった方法でもあったようですね。そのスタンリーはジャックを器用貧乏=無能呼ばわりしたようですよ。だからこそジャックはそんな父親になりたくなくて、子どもたちを特別に思っていると伝えるためにも、ケヴィンを鍛えようとしたのです💜。
でもレベッカは、またしても、ケヴィンが疲れているようだと心配しました😨。実際ケヴィンは、アメフトのコーチもまたスパルタ方式だったため、嫌気がさしてアメフトをやめると言い出します。体力的なことももちろんですが、ケヴィンは「才能があるのに」ルールを覚えようとしないと叱られたそうです💦。
ジャックは、レベッカはいつもケヴィンに甘すぎると批判しました。二人の口論を聞いたケヴィンは、こっそり、ランダルに助けを求めます👍。ランダルはいつも色違いのカードを使って勉強をしていたのだそうです。ランダルは、ケヴィンが本気だと知ると喜んで協力してくれました。ふたりが一緒に勉強していた姿を目にしたレベッカは、ジャックが正しかったと反省します。そしてケヴィンもまた、ランダルがいつもこれほど手間をかけて勉強をしていたのかと驚きました。ランダルは、そこまでしても(黒人は自分一人だから)常にトップでなければならないと答えたそうです。Being me at my school, I have to be the best.
ここで色々深く考えないのがまたケヴィンのおおらかで良いところなんですけどね😓。ランダルが学校で発作を起こした時も助けに来てくれましたっけ💜。

This is Us S4 あらすじと感想 第3話 新学期
~This is Usのあらすじと登場人物はこちらからお探しいただけます💐: This is Us あらすじと登場人物一覧~ This is Us S4の第3話は「新学期」(Unhinged~精神的に不安定な)です。あ~ランダルの発作はこの時に始まったのですね~きっと。以下早速ネタバレです。まずは現在から。...
ケイトの秘密
ケイトはエリーの健診に付き合ってエコー写真を見せてもらいました。これをトビーに転送した際、つい、自分がつけた赤ちゃんの名前を口にしてしまいます。クロエ(Baby Chloe)です。これを聞いたエリーはハッとし、その反応を見たケイトもハッとしました😨。自分が勝手に名前をつけたことがエリーの気に障ったのではないかと憂えたのです😱。これでエリーが養子に出すのをやめると言い出したらどうしよう?😭
エリーもまたケイトの心配に気づきました。そもそもエリーは子供が嫌いな訳ではなく、行きずりの男性の子供を愛する自信がなくて、それよりは愛情を注いでくれる他の誰かにもらってもらおうと決意したのですからね。トビーが不安になる訳です😔。でもエリーは、亡き夫のダグに横恋慕していたライバルの名前がクロエだったからだ、と弁解しました。ケイトが好きな名前をつけるのは当然だ、でもクロエじゃないといけない?😓
エリーは以前中絶も考えたと打ち明けます。ダグが死んで2年後、たった1度遊んだだけなのに😢。一旦は中絶を決めてクリニックの駐車場までは行ったけれど、やっぱりできなかったそうです。それから養子に出そうと決めた。迷ってばかりの人生だけれど、ケイトとトビーに対しては100%信頼している。
ここでケイトは過去の出来事を思い出したそうです😨。かつてケイトはレコード店でバイトをした際、そこで知り合ったマーク・マッキーオンと付き合うようになり、ふたりで山小屋へ行ったことがありましたよね。どうやらケイトはあの時マークの子供を妊娠したようなのです!?😵

This is Us S4 あらすじと感想 第14話 タイムカプセル
~This is Usのあらすじと登場人物はこちらからお探しいただけます💐: This is Us あらすじと登場人物一覧~ This is Us S4の14話は「タイムカプセル」(The Cabin~山小屋)です。これがまた期待通りでホ~ントに素敵なエピソードでございましたね~。以下早速ネタバレです。...
それでケイトは、その後皆がケヴィンの芝居を見にNYへ行った時も、行かないと断ったのですね〜🤔。(おばさんを始め)家族は皆失恋の傷が癒えていないのだろうとばかり思っていましたが、実際は妊娠を疑って検査をしたのだそうです。レベッカが49歳、ケイトは18歳の出来事です。どうやら陽性だったらしいですから、その後中絶したのですよね、きっと。

This is Us S4 あらすじと感想 第16話 3つのニューヨーク
~This is Usのあらすじと登場人物はこちらからお探しいただけます💐: This is Us あらすじと登場人物一覧~ This is Us S4の16話は「3つのニューヨーク」(New York, New York, New York)です。これまでは、三つ子を中心にまとめてきましたが、ここに来て初めて、レベッカをメインに書いてみたくなりました。以下早速ネタバレです。...
今回ケイトはこれをトビーに打ち明けました。これまで誰にも話したことがないそうです。
ランダル
マリクは、ランダルの職場で体験学習をすることになりました。デジャは不本意だったようですが、ランダルは、娘のBFが自分の職場を選んでくれたと大喜びです。も〜久しぶりに寒いギャグを連発して皆の顰蹙を買っていました😅。しかもその職場でも、マリクのヘマのおかげで「上半身裸のダンス
」をネットで披露することになります😂。経緯はこうです。
ランダルはいつもネットを通してフィラデルフィアの市民たちに「彼の気持ち」を伝えていました💜:
When I am having a hard day at work or get frustrated that things are not moving fast enough, I remind myself that I am doing this for him. I am doing this for William Hill. Because you all were his family. Which means that you are my family, too.
困難にぶち当たったらいつも父=ウィリアム・ヒルを思い出す。私がこの仕事を始めたのは彼のためだ。皆さんは彼の家族だから。それすなわち、皆さんも僕の家族だから
いつもはそこで泣くそうですが、今回は、それが賭けの対象になっているらしいから泣かない、と言って終了しました。その日はマリクがこの撮影を担当し、ふたりで「終わり」の合図を決めていたランダルは、てっきり終わったと思い込んで、ビーチへ行く準備を始めます。撮影を任されたマリクは途中で実家から電話がかかってきたために席を外してしまっていたのですが、ランダルはこれにまったく気づきません😨。
最初に気づいたのは、ランダルには内緒でいつもこの動画を見ていたデジャでした👍。Randall is taking his clothes off in front of the whole city of Philadelphia(ランダルがフィラデルフィア市民の目の前で服を脱いでいる)と聞いたベスが絶句しているところに、テスも慌てて飛んできます。Mom? Dad's getting naked!(ママ、パパが裸になってる!)ベスはすぐにテスに電話をするよう命じましたが、ランダルはダンスに忙しくて電話に出ることができません😂。He is too busy dancing😎.
ランダルはマリクを叱りました。実はマリクは6分遅刻もしていたのです。でもマリクは胸を張って弁解しました。僕が遅刻したのは娘の面倒を見ているからだ。いつもは5時起きだけど、今日は自分の準備もあるから4時半に起きた。それでも6分遅刻した。撮影中も娘のことで電話がかかってきた😠。I have a daughter. What she needs it always comes first.(僕には娘がいる。彼女がいつも最優先だ)
ランダルは、自分もまた早くにジャックを失って諦めたことがあると伝え、夢は大きく持たなくちゃいけないと諭そうとします。でもマリクは既にしっかりしたヴィジョンを持っていました👍。Ivy Leagueに進学して経営を学んだら、料理学校へ行ってレストランを開く。それにはここでの最強のインターンシップ(a killer internship)が必要なんだ。ランダルはマリクをインターンとして働かせることにしました。デジャは、怒ったふりをしましたが😤、心底喜んでいたようです🤗。
その後、ランダルの「動画」はバズり🤣、フィラデルフィアのみならず、アメリカ各地の人々の目に留まることとなりました🎶。そのうちの一人が例のベトナム人の男性です😍。彼は、ランダルが「ウィリアム・ヒルの息子」と語ったのを見て、全てを悟っていたようです👌。
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