This is Us シーズン6 あらすじと感想 第4話 もうこの辺で
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This is Us シーズン6の第4話は「Don't Let Me Keep You」です。邦訳は「引き留めさせないで」とありましたが、劇中では「もうこの辺にしておくわ」と訳されていました。電話を終わらせる時のマリリンの決まり文句だそうです。ちなみにマリリンがジャックに連れられて家を出たのはこの時です:

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今回は、そのマリリンとの永遠の別れが描かれました。以下ネタバレのあらすじです。
オハイオへ
マリリンの従姉妹のデビー(Camryn Manheim)からマリリンの訃報を受け取ったジャックは、一緒に行くというレベッカを置いて、一人でオハイオに旅立つことにしました。レベッカは子供達を、電話で話していたおばあちゃんに一目会わせてやりたいと考えていたようですが、ジャックは、マリリンは自分の母親であり、後悔のないように送り出してやりたい=考えがあるから、一人で行きたいと主張したのです。
それでもやっぱり、3つ子がマリリンに対して特別な感情を抱いていないらしいのは寂しそうでした。彼らが「died」とか「dead」(死んだ)とかいうのはやるせなく、さりげなく「passed away」(亡くなった)と言い直すのだけど、3つ子たちには分かりませんし、せめてマリリンが彼らに編んだ手袋をはめて彼女を偲んでほしいと思っても「チクチクするから嫌だ」「暖かすぎていやだ」などと断られてしまいます😓。
週に1度の電話
ジャックはマリリンを、最初はシェリルという友人の家に数週間預かってもらった後、オハイオにいるマリリンの従姉妹のデビーの家に送り届けました。マリリンは「オハイオ」ならスタンリーから遠く離れることができると語りながらも、ジャックに会えなくなる寂しさを口にします。I'll miss you, Jackie.(寂しくなるわ、ジャック)
ジャックは、自分も寂しくなると答え、いつでも電話できると伝えました。でもマリリンは息子を「電話」で縛りたくないと答えます。 I don't want to be a bother.(これ以上煩わせたくないの)それでジャックは日曜の夜6時には必ず電話のそばにいると約束しました。6:00, Sunday.(日曜の6時ね)ジャックはそれに、必ず会いに行く、とも付け加えます。
それからというもの、マリリンは毎週日曜の6時になると必ず電話をしてきました。でもマリリンとジャックの話はいつも同じ〜相手の安否を尋ねあった後は、すぐにマリリンの方からWell Don't let me keep youと言って、電話を切り上げました。「忙しいジャック」の邪魔をしたくなかったからです。ジャックもこれで「義務」を果たしたつもりでいました。
その後ジャックに家族ができてからは、彼らの様子をちょっとだけ尋ねて、やはり同じように電話を切ります。ある時(たぶん)1度だけ、マリリンはジャックの家を訪れました。孫たちに会いに来たのです。でもマリリンは、スタンリーに知られるのではないかとそればかりが気になっていたようで、レベッカの問いかけにも上の空です。
しばらく居心地が悪そうにしていたマリリンは、ふと思い立ったようにランチを作ると言い出しました。ジャックは、リラックスできないマリリンが気に入らず、彼女が作ろうとするランチにいちゃもんをつけます。マリリンは「ジャックの好物のホットドッグとトマトスープ」を作るというのですが、ジャックは覚えがないと反論したのです。それはニックの好物じゃないのか?😤
マリリンは、ジャックは昔から大好きだった💢、と反論しました。雪の中で遊んで戻ってくると、必ずこれを食べたがっていたのだそうです。We'd sit at the kitchen table and we'd watch snow fall. It's one of my favorite memories. I know it's not much, but it wasn't all bad, your childhood.(一緒にキッチンテーブルに座って雪を眺めたわ。私のお気に入りの思い出の1つよ。たくさんあるわけじゃないけど、子供時代のすべてが酷かったわけじゃない。)
マリリンは、次は私の家に来てね、と誘いました。あの子たちとスケートがしたいの。
ジャックはOKと答えましたが、ついぞ、母を訪ねることはなかったようです😔。
マリリンの暮らし
マリリンが死んで、ようやくその約束が果たせたジャックは、マリリンがどれだけその日を夢見ていたかを思い知らされます。彼女の部屋のベッドの下にはケヴィンとケイト、ランダルと書いた箱が置いてあり、中には彼らが今履くのにちょうどいい大きさのスケート靴が入れてあったのです。おそらくはきっと毎年準備していたに違いありません。
デビーはジャックに弔辞を頼みました。それ以外の葬儀の準備はほとんどマリリンがあらかじめ済ませていたのだそうです。
またマリリンは猫を飼っていました。デビーの様子からして、マリリンはずっと猫を飼いたかったのに、スタンリーが猫嫌いなので飼えなかったようですね。ニャンコの名前はキャット・ベネター(猫のベネター、たぶんパット・ペネターのもじり)ベネターはマリリンがいなくなった後は、彼女のBFのマイク・マクレアリー(Jim Cody Williams)の家に預かってもらっていましたが、ベネターはすぐに(マリリンのベッドに)戻ってきてしまうのだそうです😭。
ニャンコもBFも寝耳に水のジャックは😨、早速、ベネターを抱いてマイクに会いに行きました。マイクはすぐにジャックがマリリンの息子だと察して大歓迎してくれます💕。マイクやデビー、そして友人らからの話を聞くにつれ、マリリンが遠く離れたここオハイオでもジャックを愛していたことは明らかでした。が、それと同時にオハイオでの暮らしを心から楽しんでいたことも伝わってきます👍。マイクに見せてもらったマリリンの写真は、ジャックが見たこともないような素晴らしい笑顔ばかりでした🤗。
ジャックはそれを喜ぶと同時にいたたまれなくなりました😱。マリリンの家に帰るとすぐにスタンリーに電話をしてマリリンの死を伝えます。ジャックは思い切りスタンリーを責め立てました😡。あんたのせいで家族はバラバラにされた💢!でもスタンリーは、マリリンをずっと愛していた、と、でも静かに反論します。葬儀にも行くと主張しました。
でもジャックは許しません👊。絶対にくるな!!
別れ
結局スタンリーは葬儀には来ませんでした。でもジャックは、何度も、父が来るのではないかとドアの方を見やります。でもそこに現れたのは、レベッカと子どもたちでした💕。弔辞の途中で「家族」の姿を見たジャックは、ようやくすべてをありのままに受け入れます🌹。
ジャックとマリリンは、確かに、スタンリーという呪縛に苦しんだけれど、その時でさえ「良い思い出」は確かにあった。「幸運なことに」その呪縛から抜け出た後は、これまた確かに過去の悪夢に苦しみ、もがいたこともあったけれど、温かい出会いに恵まれた。マリリンは、マイクやデビーやベネターと、そしてジャックはレベッカと子供達💐。
ジャックはようやく素直にそのことを認めてマリリンに別れを告げました。Okay, Ma. Don't let me keep you.(オーケー、ママ。この辺で)
ジャックは家族をデビーやマイクに会わせて楽しいひとときを過ごしました。もちろんスケートも楽しみます。いや、あんなに可愛いニャンコを車に轢かせちゃダメだから😤。
ジャックは帰宅後子供たちに「トマトスープとホットドッグ」を作って食べさせました。ジャックの脳裏には、その昔、そり遊びをして戻ってくるといつもマリリンがこれらを用意してくれていて、一緒に食べたことが浮かんでいます。ジャックはやっと泣き出しました😭。I don't have a mom anymore.(僕にはもうママがいない)
レベッカはそんなジャックを抱きしめて慰めました。ジャックは涙を拭ってレベッカとキッチンへ戻ります。キッチンテーブルでは3つ子達がこのご馳走を楽しんで騒いでいました🤗。
まとめ
ジャックがスタンリーにマリリンの死を知らせたのは、彼らが、マイクやデビーのようにマリリンと楽しく暮らせなかったことがもどかしかったからなのでしょうね。俺たちは「家族」だったのに、って。たとえどんなに酷い父親でも、ジャックは心のどこかでスタンリーを思慕していたし、スタンリーも彼なりに息子や妻を愛してはいたのですよね、きっと。だから葬儀にも、ジャックもホントは来てほしかったんじゃなかったのかな😔。
もしもジャックが、彼のいうような「普通の家庭」で育っていたら、もっと寛容になれた=素直に愛情を表現できたのだろうけれど、そうじゃなかったから、あんな生き方(白か黒、グレーはありえん😤)しかできなかったんだろうな。アタイは思わずニックにも同情しちゃったワ。ニックはマリリンが死んだことを知らせてもらえなかったのですよね〜きっと。ジャックは(同情の余地は多々あるけど)知れば知るほど頑固すぎる💦。
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