This is Us シーズン6 あらすじと感想 第9話 ザ・ヒル(丘)
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This is Us ファイナルシーズンの第9話は「The Hill」です。Hillの意味は「丘」だけれど、これに「The」が付いていることから、特別な丘、でも特定の場所ではなく、心に立ちはだかる壁みたいな、でも「山」ほど高くはない〜な意味なんじゃないかと思います。ちょうど舞台が、丘で有名なサンフランシスコだったのもその象徴かもしれませんね🤗。以下ネタバレのあらすじです。
再びプール
幼少期
前回の8話と同じ設定ですが、今度の主役はケイトです。ケヴィンが「飛び込み」を主張していた頃、ケイトは「水に入るのは嫌だ😤」と頑張っていました。ケイトもケヴィン同様、講習を受けに行かなかったのでまったく泳げないのです。
最初はケイトを担当していたレベッカが根を上げて、ジャックと交代しました。ジャックはケイトを抱いて水に入り、パパが一緒だから大丈夫だと励まします。でもケイトはついに最後まで譲らなかったそうです。そうそうケイトは昔から頑固なのですよね😓。
さすがのジャックもその日は諦めましたが(Today is not the day〜今日はその日じゃない)、ケイトにはよくよく言い聞かせたのだそう。I believe you can do it. Okay, and Mommy, Randall and Kevin, they believe you can do it. Now the only thing that needs to happen is that you believe you can do it🌹.(ケイトならできると信じている。ママもランダルもケヴィンも皆、そう信じている。あと必要なのは、ケイト自身ができると信じることだ)
青年期(1999年)
これも前回と同じ舞台です。3つ子はプールの施設内に閉じ込められてしまいました😨。ケヴィンは一応入る前に門にレンガを挟んできたらしいのですが、退けられてしまっていたそうです😓。
それで今度は、ケヴィンに続き、ケイトが嘆き始めました。ケイトには「夢」がないのだそうです。それに「愛する人」もいない〜ケヴィンなんてもう既に破局したっていうのに😅。When I look into my future I literally see nothing. No job, no family. Nothing.(将来を考えた時、文字通り何も見えないの。仕事も家族も。何にも)今唯一の楽しみは1日の終わりにアイスを食べることだけ。だからこんなに太ってしまった😭。
いくらなんでもそろそろ帰ろうということになり、3人は結局門を飛び越えることにしました。ランダルは真っ先に門の外に飛び降りて、ケヴィンは門の上で、ケイトを助けようとします。でもケイトはちょっとジャンプして失敗するともう諦めてしまいました😔。No! I cannot!!😤(いや、できない!)
サンフランシスコへ
山小屋から帰ってからのケイトは頻繁に「昔のトビー(old toby)」を思い出すようになりました💜。マディソンと「ファイト・クラブ」の映画を見ながら、自分にとってのタイラーは「ジムで痩せる前のイけてないトビーだ」と明かします。でもそれではいけない=トビーとの仲を修復するために、子どもたちを預けてサンフランシスコへ行くことにしました。マディソンは、昔のトビーはまだいるはずだと慰めてくれます。
でもそれは気休めでしかありませんでした。トビーとの時間を持てば持つほど、ケイトは昔のトビーが恋しくなります😨。今のトビーは、確かに自信に満ち溢れてカッコいいかもしれないけれど、以前のような「ケイト・ファースト」ではなくなりました。なんとトビーは、ケイトに内緒でサンフランシスコに家を買う準備を勧めていたのです。しかもLAでの仕事のオファーがあったのに、ケイトには内緒で断っていました😱。
これがもし、ジャックに視覚障害がなければ、ケイトもそれほど反対しなかったかもしれません。今では自分にもやりがいのある仕事もあるけれど、でももしもそれだけなら、新天地でも頑張ろうと思えたかもしれませんが、ケイトは、毎日のようにジャックを外に連れ出す際、万が一ジャックが一人になっても歩けるようにと「歌」で道を教え込んでいたのです👍。それはもちろん家の中でも同じでした。ジャックは今、LAの家の中なら晴眼者と同じように振る舞えるのです。
でもトビーにはそれが分からない。「そんな地道な努力」より、これからジャックには金がかかる、と力説します。アシスタントティーチャーの給料だけじゃやっていけない。でもケイトは、金額だけの問題ではなく、トビーが今の仕事に生きがいを抱いていると見抜いていました。あなたはもう、私が恋したトビーじゃない😔。
トビーは大いに反論します。トビー自身は昔の自分が大嫌いだったそうです。ケイトが愛したという「楽しいトビー」はコンプレックスを隠すための自己防衛に過ぎなかった😈。もしあの頃の自分のままでいたら、今頃は死んでいたに違いない。さらにケイトを批判します。君こそ今の暮らしに満足なんだろう?俺がいない生活に!😡
You finally get to be the fully realized version of yourself, and all you had to do was get me out of that house.(君はついに自己実現した自分になり、後は俺を追い出すだけだ)
ケイトは昔を思い出します。昔、トビーに会うまでは、将来を思っても虚しいだけだった。でも今は違う。I have a full life that I could have never dreamed. And I feel healthy, I feel connected, I feel like I have a purpose. I love my life. I'm really, really happy. Except for the one thing that's making me really, really sad.(かつては夢見ることすらできなかった満たされた生活を送っている。健康で人とのつながりを感じ、目的があると思える。自分の人生が好き。本当に幸せ。たった1つのことだけが本当に悲しい)
それからしばらくして、トビーがケイトに謝罪しました。LAでの仕事のことも、家のことも伝えるべきだった。トビーにとって仕事で認められることは人生で最大の宿願だったのだそうです。それはきっとケイトも同じだろう。そこまで理解を示しながら、それでもトビーは、ケイトに引っ越してこいと促します。彼にとっての選択肢はそれしかあり得ないのです😔。
ケイトは、外の空気を吸ってくると立ち上がりました。そして目の前に広がる坂=丘を登り始めます。トビーが(ケイトが歩くのは無理だからと決めつけて👎)車を呼んだ丘です。昔のジャック(パパ)、そして兄たちが、頭の中でケイトを励ましました。お前ならできる。がんばれ!!
ケイトは「簡単に諦めてしまったかつての自分」と決別しました🎉。一歩一歩、坂を踏み締めて登っていきます。そして頂点に辿り着いた頃、ケイトは笑ってフィリップに電話をかけました。視覚特別支援者音楽学校で前任者が辞めた「席」がまだ空いているかどうかを確かめるためです。まだ決まっていないと聞いたケイトは笑顔でこう伝えました🌸。I'd like to be considered.(私が応募したい)
まとめ
ここには登場しなかったけど、以前やはりケイトがトビーとのことで悩んでいた時、レベッカがケイトをプールに誘って励ましたことを思い出しました。もはやそのレベッカも頼れない。ケイトは今度こそ自分の足で歩き始めたのですね💐。

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