真相 Truth Be Told S1 ネタバレと感想 4〜6話 ようやく少し分かってきました
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オクタヴィア・スペンサー主演のサスペンスドラマ、【Truth Be Told】(告げられるべき真相)もようやく視聴再開しました🎶。ここ6話にきてようやく、主人公の人となり(苦悩)が少し分かった気がします。これまではな〜んか彼女が仮面をかぶっているようなもどかしさを感じていたのが、やっと少しホントの顔が見えた気がしてスッキリしてきました👍。以下早速ネタバレです。
冤罪を生んだ姿勢
ポピーはマーカスと捜査を進めた結果、ウォーレンの父で当日のアリバイがあったというオーウェンのそのアリバイに「空白の時間」があったことを突き止めました。しかもその後オーウェンの靴には血が付いていたそうなのです👆。オーウェンが真犯人だったと確信したポピーは、早速ポッドキャストでこの事実を明かしました🐒。マーカスは、物的証拠だけで決めつけるなと忠告しますが、ポピーは耳を貸しません💦。
またオーウェンは事件直後からたった一人で「慈善団体」を立ち上げ、そこに毎月寄付をしていたことも判明しました。ポピーは「口止め料」に違いないと色めき立ちます。もはや(ポピーにとって)オーウェンの犯罪は疑いようのない事実でした。
が、この件についてさらに検証したところ、19年前の事件当日、オーウェンはある交通事故を起こしていたことが明らかになります。ウォーレンの知り合いで皆から「JJJ」と呼ばれていた少年を轢いてしまったそうなのです。JJJはそれ以来ずっと植物状態でした。オーウェンはこの慈善団体を通してずっとJJJの面倒を見ていたのだそうです。つまり、靴に付着した血液はこの事故のものだったのです。
一方でポピーの配信が「再捜査」を促しました。オーウェンの妻は息子を連れて家を出て行きます。追い詰められたオーウェンは、ポピーの家に忍び込み、ポピーに銃を突きつけて「ニュースは誤報だったと配信しろ」と命じますが、ポピーはきっぱり断りました。JJJのことは事実でも、それがすなわちオーウェンが無実だと言う証拠にはならないからです。絶望したオーウェンは、ポピーの目の前で頭をぶち抜き、自殺してしまいました😱。
またポピーはノアから、「事件当日ナイフを持ったウォーレンがバーマン家の玄関から出てきた」と言う証言を得ます。ポピーはこれでもうすっかり「ウォーレンが嘘をついていた=本当は殺していた!」と思い込みました。目の前でオーウェンに自殺されたショックからも、そう思いたかったのでしょうが、この人のこの思い込みの強さは実に危険ですよね😔。しかもそれを証明するために、オーウェンの葬式でウォーレンを挑発し、彼の暴言を録音してこれを配信しようとします😵。
でもマーカスは、これが以前のレイニーの証言(裏の柵を乗り越えて行った)と食い違うと指摘しました。この矛盾をそのままにしておいて良いのか?それではまた19年前と同じ過ちを犯すことになるのではないか?👍
残酷な真実
スーザンの遺産を整理するよう命じられたジョズィーは、これをすべて業者に委託しました。が、その業者はこれらを「バーマン家の殺人事件」に関するお宝だと称して、その手のネットオークションに出したそうです。その中には「レイニーの日記」もありました。レイニーは当時「暗号」を使って日記をつけていたのです。そこに「真実」が記されていました。殺されたチャックは娘のレイニーを虐待(凌辱)していたのだそうです😨。
この暗号を解いたポピーは、犯人は、夫の罪を知った妻のエリンではないかと推理しました。そしてレイニーには偽証を強要したに違いない。エリンもまたレイニーにそれらしきことを打ち明けています。
闇
レイニー
レイニーは、久しぶりに会った双子の姉妹のジョズィーが隠している事実を突き止めました。ジョズィーは今「ヴィヴィアン」というイギリス人を装い、ケイレブという夫とかわいい息子のメイソンと共に暮らしていたのだそうです。レイニーもアレックス・ダン(Billy Miller)という夫とエラ(Everleigh McDonell)という娘がいましたが、レイニーはジョズィーの幸せを妬んでいるようで、ケイレブに「嘘」を教えました。かつてレイニーはジョズィーを殺そうとしたことがあったのですが、それを逆〜ジョズィーがレイニーを殺そうとしたと偽って伝えたのです。
I think it probably had something to do with needing somebody else to feel the pain that she was feeling.
彼女の痛みを分かちあう相手が必要だったのね
息子と二人きりにしない方がよいと仄めかされたケイレブは、双子の姉妹の話をすっかり信じ込みました😔。
ポピー
実際にレイニーに会って虐待の事実を確認したポピーは、レイニーが当時入院していたと言う病院の記録を調べるためにイングラムのツテを勝手に使います🐒。イングラムの友人の妻がこの病院の関係者だったので「ディナー」と称して夫婦を家に招待したのです。その女性はすぐにポピーの意図に気付いて気分を害し、出て行ってしまいました💢。イングラムもこれに気付いてポピーを問い詰めます😡。
真相を知ったイングラムは、おそらく結婚して初めてポピーを罵倒しました。イングラムは、ポピーが昔「里子」に出されたという事実をポピーが黙っていたことに対しても怒っていたようです。
No, you are damaged! And being back here, on the West Coast, around your family, I see the dysfunction and the crazy that you all mistake for communication. But it is twisted. I don't care, Poppy! I am exhausted💢.
君は病んでいる。ここでも実家でもコミュニケーションが機能不全で狂ってる。それはおかしい。もうどうでもいいんだ、ポピー。俺は疲れ果てた。
ポピーの顔からついに笑顔が消えました。ポピーはポッドキャストで苦しい心中を吐露します。
Have I been played by a sociopath? I don't know the answer to that question. And that is what scares me the most😿.
私はソシオパスに踊らされていたのだろうか。この答えがわからない。そしてその分からないことが最も私を怯えさせる。
ウォーレンの秘密
ウォーレンは刑務所でレイニーからの手紙を読み返していました。受け取った時期はいつか分かりませんし、それは暗号で書かれていたようなのですが、レイニーがウォーレンに好意を抱いていたことはその「💜」の多さから明らかです。
感想
そのウォーレンは刑務所で「犬の世話係」をしていたそうです。そう手配したのは、意外にもオーウェンだったそうなのですが、そのオーウェンが、ウォーレンを黙らせようとして囚人に襲わせた結果、この係はその囚人に回されました。賢いワンコはこの囚人を襲います👍。これは実に胸のすく展開でしたが、「囚人を襲った犬」は危険とみなされて処刑されることになりました😭。ウォーレンは必死で助命を訴えます。それが奏功して、このワンコが一旦シェルターに戻されたのには心底ホッといたしました🌸。
この件からしても、やはりウォーレンが強面なのは見かけだけで、本当は心優しい青年なのは明白ですよね。面会に来たメラニーのことも心から気遣っていましたからね。敢えて冤罪を受け入れたのも、レイニーのためだったのかもしれません🤔。
またポピーとイングラムはいわゆるDINKsで、かなり裕福な暮らしをしていました。それも(たぶん)ほとんどはポピーの意向だったと思われます。その反面、ポピーは決して裕福とは言えない子ども時代を送り、あまつさえ「里子」にまで出されてしまった〜つまり幼少時代は不遇だったのです。それがあの事件をきっかけに一躍有名になり、今の地位と暮らしを手に入れたのです。
イングラムが"dysfunction"と表現していたポピーの言動は、おそらく、ポピー自身がその不遇を認めようとはせず、すべての苦悩や悲しみに蓋をして「虚構の城」を築き上げたところから来ているのですよね。だからポピーはいつも笑っているしかなかったのか、とようやく思い至りました😔。
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