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アストリッドとラファエル シーズン1 ネタバレと感想 第3話 呪われた家(前編)

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フランス・テレビジョン制作の【アストリッドとラファエル 文書係の事件録】(Astrid et Raphaëlle)の3話は「呪われた家」の前編です。原題は「Hantise=強迫観念」。まさしくテオの言う通りでしたね〜ラファエルは強そうに見えて実は弱いって😓。以下ネタバレのあらすじですアストリッドとラファエルのネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

事件か病死か

大物議員のウィルフリード・タルカンが、300万ユーロ以上の公金を横領した疑いで起訴されました。彼の大学以来の親友だった弁護士のルドヴィック・カーリシアン(Alain Chapuis)がその弁護を担当することになります。カーリシアンは裁判所に到着するや否や障がい者用のパーキングエリアに車を停めて👎、何者かに怒りの電話をかけていました。お前の仕業なのはわかっている。死んだふりをするのはやめろ😤。

法廷でカーリシアンはタルカンに「バレたらおしまいだ」と忠告しますが、タルカンはバレやしない、と自信たっぷりに答えています。それでもカーリシアンは「破滅」を恐れて法廷に立ちました。それでもその弁論は堂々たるもので、不安など微塵も感じさせない〜と思ったら、すぐに言葉に詰まって転倒してしまいます😨。すぐに心肺蘇生が行われ、救急車も呼ばれましたが、彼は既に死亡していたようです。フルニエの下した検視結果は急性冠症候群。

この突然死の裏に事件性を察したラファエルは、早速、アストリッドを伴って現場に乗り込んできました。アストリッドもその期待に応え、フルニエを論破します👍。カーリシアンは恐怖や歓喜が心臓を停止させるたこつぼ型心筋症だったそうです。フルニエは、たとえそうでも検証のしようがないと反論しましたが、アストリッドは解剖すれば分かると答えました😁。

"レイン・ウーマン"

解剖を待つ間、アストリッドは裁判所の外で待っていました。そこへ一人の記者がやってきてどこの局からきたのかと尋ねたことから大騒ぎになります。アストリッドは正直に犯罪資料局からきたと答えたからです💦。これを耳にした記者たちが駆けつけてきて事件について質問を浴びせかけました。アストリッドは「答えられない」と答えますが、それで半ばパニックを起こしてしまいます😱。

こうしたことは今に始まったことではなかったそうです。アストリッドは10代の頃も今と全く変わらなかったため、意地悪なクラスメイトたちに「レイン・ウーマン」と言われて苛められていたのだそうです😔。しまいには学校から、アストリッドのような少女を受け入れる体制ができていないという理由から、退学を余儀なくされた?らしい。父親のアンガスはその時アストリッドに、アストリッドには素晴らしい能力があるのだから、自信を持てと教えたそうです🌹。

署内でも、アストリッドが自閉症だと知らなかった署員たちが皆好奇の目で彼女を見つめていました。アストリッドは冷静さを保つべくパズルに専念しようとしますが、それでも心がざわつくのを抑えるのは大変です。ラファエルはそれを察して彼女を食事に誘おうとしますが、アストリッドは自閉症の会へと出かけていきました。そこでは同じ悩みを抱えた人々がその悩みを打ち明けあっています。どうして自閉症じゃない人間は「本音」で話さないのか?言葉は本心を伝えるためにあるはずなのに?

カー爆弾

それからしばらくして、裁判所に放置されていたカーリシアンの車が爆発しました。後輪の車軸からパイプと起爆装置が見つかったそうで、手製の爆弾だと特定されたそうです。これを知ったタルカンは、裁判後はいつもカーリシアンに送ってもらっていたので、タルカンを狙ったものかもしれないと証言しました。

マックス・リボー

ラファエルは、カーリシアンの事務所の同僚のドールという男性から、カーリシアンが私生活で何度も「殺害予告メール」を受け取って悩んでいたと教えられました。またカーリシアンが最後にかけた電話の相手はマックス・リボーだと判明します。それで早速そのリボーの家へ出かけたところ、彼の妻のキャロルから、夫は行方不明だと告げられました。キャロルは2日ほど前に警察にも失踪届けを出していたそうです。

キャロルは、何日か実家に行っていたそうですが、戻ってきたら、部屋はいかにも食事の最中に席を外したかのような状態で、レコードもかけっぱなしで空回りしていたのだそう。置きっぱなしにされていたスマホには、カーリシアンからの伝言が入っていました。またキャロルはその家に亡霊が出ると怯えていました。それで実家に行っていたのですね。いきなりテレビが大音量で鳴り出したり、足音がしたり、家が呻いたりするのだそうです👻。

そこへニコラがやってきて、カー爆弾からチップが見つかり、そのシリアルナンバーから購入者を突き止めたと報告しました。それもまたマックス・リボーだったそうです。ラファエルの後輩=アルチュール・アンギャン(Meledeen Yacoubi)は早速その口座を調べたところ、なんと10個もの口座が見つかったそうです。

しかもその動きを探ったところ、マックスは毎月2千ユーロ以上を、妻に知られないようエスペリト・サント宛に送金していたそうです🤔。

呪われた家

一方のアストリッドは、ラファエルの調書からリボーの家を精査しました。なんとその住所に関するファイルが数件見つかったのだそうです。この家は1905年にパン職人によって建てられたそうなのですが、その6年後にその職人の使用人が殺されるという「最初の殺人事件」が起きていました。それが未解決のまま、その7年後にパン職人が原因不明の死を遂げます。その次の所有者は46歳の若さで就寝中に死亡し、不審死として捜査されましたが、結果は「急死」と判断されたそうです。

次は「家庭内殺人」です。当時18歳だったロール・ガナが、就寝中の両親と8歳の弟を刺殺したそうです。が、彼女に責任能力はないと判断されて無罪になりました。その後は精神科病院に収容されてそこで療養中だそうです。その次にこの家を購入したのがマックス・リボーだったのだそうです。

そして、このロール・ガナが療養中の施設名がエスペリト・サント!😨

ラファエルは早速、いやがるアストリッドを連れてエスペリト・サントへ出かけました。アストリッドはかつて学校から施設(精神病院)へ行けと言われたことからそれがトラウマになっていたようです😔。一方のロールは現在その施設で「コンスタンス・クニョー」と名乗っていました。ちなみにコンスタンス・クニョーというのは、最初に亡くなった使用人の名前です😱。

コンスタンスが立ち去ると、彼女と親しいというマチルダという女性がやってきて、コンスタンスは解離性健忘だと教えてくれました。

ディエゴ・アンサテ

ラファエルはリボーのビジネスパートナーのディエゴ・アンサテ(Kamel Isker)に会いに行きました。ディエゴは、マックスはカー爆弾を仕掛けるような人間ではないと証言します。ふたりは以前いた会社で上司と部下だったのを独立して起業したのだそうです。

それでもラファエルが食い下がると、ようやくアンサテは、リボーとカーリシアンは大学の同期だったらしいと打ち明けました。つまりはタルカンとも一緒だったということですね。

神からの贈り物

ラファエルは早速ニコラに3人の資料を調べるよう命じます。とそこへリボーの資料を調べ尽くしたアストリッドがやってきました。なんとリボーの家には地下室があり、マックスはそこにいるに違いないというのです😍!?ふたりが早速出かけると、アストリッドの言う通り、マックス・リボーは自宅の地下室に監禁された上、腹部を刺されて死亡していました😨。

クローゼットの裏に隠し扉を発見して体当たりしたラファエルは、階段から転落して動けなくなったようなのに、アストリッドはその物音や悲鳴から冷静に状況を判断して場所を突き止めたのはさすがでしたね👍。まさに素晴らしい才能です💐。

まとめ

まさか本物のお化け屋敷ということはないでしょうから、マックス・リボーを殺した人間がいるはずですよね。同僚のアンサテか、それともタルカンなのか。キャロルは除外しても良いでしょうかね🤔。

またカーリシアンはどうなのでしょうか。マックスに「死んだふり」をするなと罵っていたことからも、案外本当に「恐怖」だけでショック死したのかもしれませんよね💦。カー爆弾が仕掛けられたのも、もしかしたらカーリシアンやタルカンを狙ったというより、障害者用の場所に駐車したことが腹立たしかっただけかもしれませんし。でもそうなるとチップの説明がつかんね😓。ドールも怪しいといえば怪しいですし、タルカンだって外せません。

どちらにしても、推理するには情報が少なすぎて、当てずっぽうにしかなりませんね🐒。

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