バビロン・ベルリン3 ネタバレと感想 7&8話 ファントムの罠

バビロン・ベルリンのネタバレと登場人物はこちらでご確認いただけます🌹: バビロン・ベルリン ネタバレと登場人物一覧

ドイツ制作のミステリードラマ、【バビロン・ベルリン3】の7話と8話を視聴しました。以下早速ネタバレですバビロンベルリンのネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

ベンダ殺害事件

偽証

フリッツことリヒャルト・ペヒトマンを見つけたラートは、早速グレータに面通しさせました。が、グレータは、知らない、とシラを切ります。またリッテンはグレータへの量刑を不服として控訴しますが、あっさり却下されました。そしてグレータの処刑の日が決まります

グレータは同房のヴォルカーにだけ真実を打ち明けました。息子を殺すと脅されて嘘の供述をしたが、ベンダを殺すよう命じたのは共産主義者ではなく国家社会主義者だ。でもヴェントの名前だけは隠し通しました。刑務所長には死刑前の「精神的サポート」を断ったとグレータも、ヴォルカーには、最後に抱きしめてほしいと頼みます可哀そうなグレータ

口封じ

一方のフリッツは、刑務所を出たその足でヴェントに会いに行きました。ヴェントには貸しがあるから金を出せと脅します。グレータより愚かだったフリッツは、この話は誰にも言っていない、と告げたため、即座に殺されてしまいました。自分の所属する組織がどれほど冷酷で残忍なのか、分かっていない証拠ですね

洗脳

モーリツが今、このナチスに洗脳されつつあります。モーリツはキャンプでシカを撃つよう命じられましたが、どうしてもできなかったために仲間に馬鹿にされてしまいました。怒ったモーリツが相手を叩きのめすと、上官のホースト・ケスラーに止められて、言葉巧みに諭されます

徹底的に叩きのめす相手は敵で、味方ではない。敵はどこにでも潜んでいる。だからこそ仲間は、統帥の下で固く結束しなければならない

モーリツはすっかり感動してしまったようです

連続殺人事件

ロッテはヴェラの話からワイントラウブが怪しいと睨み、ベームには内緒で、ヘニングとチェルビンスキーにワイントラウブを見張らせました。またウルリヒら記録課が調べたところ、殺されたブルックスのペンダントの中からワイントラウブの毛髪が発見されたのだそうです。

そのワイントラウブは手下にヴェラを警護させています。

その厳重な警戒をすり抜けて、ヴェラがマントを着た男に襲われました。世間では今この男を「ファントム」(怪人)と呼んで恐れています。おそらく殺害現場が撮影所であることから「The Phantom of the Opera」(オペラ座の怪人)に引っ掛けたものと思われます。ここでも「ファントム」と呼ばせていただきまするね。

ファントムはヴェラを殺すため、邪魔者を次々と殺していきます。ヴェラも必死で抵抗し、ファントムにを負わせましたが、その甲斐なく、最後は高所から突き落とされて亡くなってしまいました。しかもファントムはその時、ワイントラウブに「ファントムの扮装」をさせて一緒に突き落とします。気の毒なワイントラウブは一命をとりとめましたが、意識は戻らぬまま、シリアルキラーの汚名を着せられてしまいました気の毒なワイントラウブ(;^ω^)

エドガーの疑惑

エドガーは、長年の旧友が「ユダ」だったとは信じられず、アンノーに頼んで電気ショックを与えました。これで目覚めたワイントラウブは必死で無実を訴えます。真犯人は他にいる!

でもワイントラウブがエスターを愛していたのは事実のようです。しかも、そのエスターのためなのか、ワイントラウブが服役したのはエドガーを庇ってひとりで罪を背負ったからなのだそうです。エスターもそれを承知していて、ワイントラウブがエドガーを裏切るはずはない、と訴えていました。

ラートの逡巡

ラートは「ファントム」を追いかけて、頬を串刺しにされ、肋骨も折ってしまいました。一方のロッテも勇敢に立ち向かいますが、こちらは運よく傷ひとつ負わずに済んだそうです。ロッテが高所から落ちそうになるのを、皆が一斉に両手を広げて抱き留めたのは圧巻でしたね

入院していたラートをロッテが見舞いました。ヴェラの死を悲しむロッテをラートが慰めていると、そこにヘルガがやってきます。ヘルガはラートの子を妊娠したと伝えに来たのです。

ヘルガの怪しむような目にロッテが慌てて退散すると、ヘルガはラートに妊娠を告げました。ラートは「A」の存在が気になっていたため、誰の子どもだ?と尋ねます。ラートは「A」がアンノーだと思っていたようですね。ヘルガは、ずっとラートに忠実だったと反論しますが、ラートは、アンノーもヘルガに裏切られた、と皮肉を言いました。怒ったヘルガは子どもを中絶しようとしますが、最後の最後で思い切れなかったようです。

ロッテの家族

ロッテは、姉のイルザの手術代を稼ぐために、いかがわしいショーに出演しました。またトニはペーター(Vincent Krüger)という知人に会い、「裕福な老人に本を読む仕事」を引き受けようとしますが?

ニッセンの予想

ニッセンは、遠からずやってくる金融恐慌を予想し、これをヴェントを始めとする「サークル」に伝えました。空売りをして儲けようと誘ったのですが、メンバーのひとり=「経済の専門家」はバカバカしいとまったく相手にしませんでした。ヴェントも最初は同じでしたが、後にマルと話してニッセンの予想は正しいと知ると、ニッセンの計画に乗るための資金=1億マルクをアンネマリーから調達するようニッセンに命じます。そうすればまた我々のサークルに戻してやろう

ベーンケの求婚?

カテルバッハは「反逆罪」の名目で政治警察から召喚されました。それでなくても突撃隊の襲撃を恐れて、あの小部屋から一歩も出ずにいたところなのです。ベーンケはそんなカテルバッハに結婚してまっとうな生活をしようと仄めかしました。カテルバッハは我が耳を疑います。エリーザベト!?

感想

ファントムはかなり用意周到ですね~いったい何者なのでしょうか?来週の放送がめちゃ待ち遠しいですが、さすがにお正月はお休みするつもりなので、早くて4日、遅くても翌週の放送前にはまとめまするね。どうぞ皆さまよいお年をお迎えくださいませ🌹。

 
死者の声なき声 上・下 (創元推理文庫)
バビロン・ベルリン Season1
関連記事
 2

COMMENTS

ちくわ
2020/12/28 (Mon) 13:03

こんさん、こんにちは。
あの串刺しシーン、間にはまってギリギリセーフ…よね?と思いながらよく見たら頬ブスッといってて、先端恐怖症の私は悲鳴あげましたよ😨
ヴォルカ―が最後グレータを抱きしめてあげた所はじーんとしました。
前作では「なんでこの人がラートと深い関係に?」と思ってしまったエリーザベトの漢気にも、最近はすっかり魅入られています✨
そしてワインドラウブ…あれ、やっぱりこの人が犯人??と混乱しましたが、はめられちゃったんですね。ファントム誰なんだろう。
と気になる次回ですが、私もさすがに元日からは見られそうにないので、落ち着いてからじっくり見る予定です。

今までのレビューも少しずつ拝見して、「ぼんくら」や「蛍草」など、良いなぁと思った作品が共通していてうれしかったです。
見ていた時のことを懐かしく思い出しました。
24の獅堂現馬にイラっとしちゃうのも一緒です(笑)。
また少しずつ読ませていただきますね。

友人からは「アマプラやネットフリックス見ないの?」と聞かれますが、地上波とBSで見たいものが手一杯な現状です。
来年も素敵な作品を楽しみたいですね♡

こん
ちくわさんへ
2020/12/29 (Tue) 08:00

大丈夫、ちくわさんですよ(笑

ちくわさん、こんにちは♪
お返事が遅くなって申し訳ありませんm(__)m。

大丈夫、ちゃんと「ちくわさん」でしたよ~(^_-)-☆。

そーなんですよ、私もね、画面が暗かったので、思わず目を凝らしていたのですが、刺さっていると分かってどんびきしちゃいました(;´Д`)。痛すぎやんか( ;∀;)。

エリーザベトもいいですよね~。むしろラートにはもったいなかったかも( *´艸`)。

おお、ぼんくらと蛍草ですか。ご覧いただきありがとうございますm(__)m。
実は、既にお分かりのように、過去記事は、テンプレートを変えたために、あちこち修正が必要になっているのですが、何せ量が膨大でなかなか追いつきませんm(__)m。片目をつぶっていただけるとありがたいです^^。

そうそう、私もネットフリックスにはちと心が揺らいでいるのですが、そこまで手を伸ばすと体がもたん、と我慢しているところです。

また来年も面白いドラマをたくさんご一緒いたしましょうね。どうぞよいお年をお迎えください。こん

バビロン・ベルリン