Uボート ザ・シリーズ 深海の狼 ネタバレと感想 1&2話 極秘任務

BS12でスタートしたドイツドラマ、【Uボート ザ・シリーズ 深海の狼】(Das Boot 2018)を見始めましたUボートのネタバレ感想行きますよ~(^^)/。同じ戦争を描いた作品でも、実際の戦いにはあまり興味がないのですが、このドラマはそうした描写よりも、フランス人によるレジスタンス運動にも焦点が当たっていたので、ちょいと見てみることにしたのでやんす

~でも内容が内容だけに、もしかしたら体調の関係で途中断念するかもしれません。先日大好きな映画「La vita è bella」を見ただけでもぐったりしてしまったので、あまり自信はありません。あらかじめお断りしておきまする

舞台背景

舞台は1942年のラ・ロシェル港。当時ドイツ占領下のこの港町にはUボート・ブンカーと呼ばれる防空施設がありました。このラ・ロシェルは、ルイ13世とユグノー(フランスのプロテスタント)が戦った場所であり、アレクサンドル・デュマの「三銃士」がこの戦いに参加したことでも有名です。

新たなる運命

クラウス・ホフマン

そのラ・ロシェル港では"U612"という新たに作られた艦隊がその初出航を待っていました。艦長は、これにあわせて昇進したばかりのクラウス・ホフマン海軍大尉(Rick Okon)で、ホフマンの父はドイツ海軍史上に名を残す英雄です。が、新米のホフマンには乗組員のほとんどが反感を抱いていました。特に「先任」のカール・テンシュテッド(August Wittgenstein)は自他ともに次の艦長はテンシュテッドと認めていたので尚更です。

その後、U612に新たな命令が届きました。敵とは戦わず、サミュエル・グリーンウッド(Vincent Kartheiser)という人物を護送してある地点へ行き、そこで彼を船と交換してほしいというものです。命令を下したのは当時プロパガンダを担当していたヨーゼフ・ゲッベルスのようですね。

グルック中佐(Rainer Bock)は、この極秘任務を誰に遂行させるべきか悩み、フォルスターを呼んで意見を求めました。フォルスターはホフマンを推薦します。英雄の息子の彼なら、宣伝効果は抜群だし、たとえ失っても惜しくないとうそぶきました。ということは実はかなり危険な任務だということですよね

親の七光りだとホフマンを馬鹿にしていた兵士たちの不満はこれでますます募りました。ホフマンが部下を殺したというまことしやかな嘘も流れます。敵前逃亡で死刑が決まった部下を、ホフマンはむしろ救おうとしたのですが

フランク・シュトラッサー

出航を明日に控えたU612の通信室で小さな火災が発生しました。アルコール度数60の酒を持ち込んだ馬鹿がいたのです。そこで故障を修理していた通信兵は負傷し、病院に搬送されました。そのためにフランク・シュトラッサー(Leonard Scheicher)がその後を引き継ぐことになります。フランクには「大切な用事」があったため、断ろうとしたのですが、テンシュテッドから、断ったら軍法会議にかけると脅されてしまいました。

そのフランクには姉のシモーヌ(Vicky Krieps)がいて、ちょうどその日にドイツ秘密国家警察で通訳として働くためにラ・ロシェルに到着したばかりでした。姉弟はアルザスの出身で、シモーヌは、元ドイツ領だったアルザスがフランス領となった22年間ずっと「ドイツ人」としての誇りを抱いていたそうですが、フランクは違ったようです

なんとフランクは、Uボートで何度も出撃する傍ら、レジスタンスとして活動していました。その日病院で薬剤部の責任者をしているモルトン(Jérémie Covillault)医師に金を渡したフランクは、その後仲間のジャクリーン・ロシニョール(Hélène Seuzaret)に何か(モルヒネかUボートの資料?)を渡す手筈になっていたようです。フランクは仕方なくシモーヌを呼んでもらい、シモーヌに搭載通信機回路図を託しました。

ところが、この取引の情報をUボートの船員、ピップス・リューダース(Pit Bukowski)が知っていたようなのです。カードゲームのいざこざで警察に捕まったリューダースは、フランス警察のピエール・デュヴァル(Thierry Frémont)にこの情報と引き換えに釈放してもらったようです。

シモーヌ・シュトラッサー

一方のシモーヌは、何も知らずに言われた場所へ出かけました。そこでジャクリーンに出会うも、すぐに警察が現れて「取引」をすることができません

いったい弟は何をしているのか?

不安で眠れぬ夜をすとしたシモーヌに、どうやらシモーヌを気に入ったらしいゲシュタポのハーゲン・フォルスター(Tom Wlaschiha)が声を掛けてきます。フォルスターはジャクリーンの通訳を頼みに来たのです。そうとは知らずに取調室に入ったシモーヌは、ジャクリーンを見て驚愕しました。が、そ知らぬ顔で通訳を知ます。

ジャクリーンは最初は黙っていたものの、しまいには怒り出しました。あんたのせいですべて台無し。彼らはきっと取りにやってくる!

フォルスターとデュヴァルは、ジャクリーンがモルヒネを所持していたことから麻薬の売人か客だと疑っていたようです。心配になったシモーヌは弟のアパートへ行き、その恋人らしい女性の写真とクラブ=ル・シュヴァル・ブランの名刺を見つけて早速出かけていきました。フランクの恋人の名は通称ナタリー(Clara Ponsot)です。

一方で、ジャクリーンが捕まったと知った仲間のエミーユ・シャルパンティエ(Olivier Chantreau)は早速モルトンを問い詰めに来ました。が、モルトンは何も知らない、もうモルヒネはないと突っぱねたため、シャルパンティエに4Fから突き落とされて殺されてしまいます

モルヒネの瓶からモルトンの勤務する病院に辿り着いたデュヴァルは、早速彼の死をフォルスターに報告しました。フォルスターはジャクリーンを拷問し、その肩に刻まれていた刺青から「国際旅団」の一味だと確信します。早速その顔写真を送って素性を確認することにしました。

その頃、シャルパンティエは、シモーヌがナタリーと会っていたのを知り、その後を付けていきます。レジスタンスのリーダーらしいカーラ・モンロー(Lizzy Caplan)とともに夜中に彼女の部屋に忍び込み、フランクとの関係について明かしました。フランクは彼らの仲間で軍を辞めたがっているそうで、既に偽のパスポートも用意されていたそうです。

ジャクリーンが白状したら、フランクの名前も出る、そうしたら間違いなく殺される、と脅されたシモーヌは、モンローの要求を呑むことにしました。モンローはジャクリーヌにモルヒネを渡すよう命じたのです。おそらくは「自殺用」ですね。シモーヌは見事にこの依頼を遂行しました。

まとめ

以上です。ちょっと顔がまだイマイチよく分からないので、人名等間違っているかもしれませんが、おいおい確認&訂正していきまするね

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