グッドファイト3 ネタバレと感想 第5話 暴動
~グッドファイトのネタバレと登場人物はこちらからご覧いただけます: グッドファイト(The Good Fight) あらすじと登場人物、キャスト~
【グッドファイト3】の第5話は「暴動」、原題は「The One where a Nazi Gets Punched」で「ナチスがやっつけられた場所」です。好き嫌いもあるでしょうが、どーもあのブラムが出てくる回はイマイチ面白くないですね~。それがまた狙いなのでしょうけれど
。
以下ネタバレのあらすじです。まずはマイアから見てまいりましょうか。
RBLを解雇されたマイアは「Consult a Lawyer」(弁護士にお任せ)という電話相談で働くことにしました。
この理不尽な解雇に腹を立てたマリッサはダイアンにも無言で抗議し、業界でも大手の事務所を3つ紹介してもらうことにします
。その代わり、あなたはブラムを見張って!
マリッサは以前プレゼントしたサングラスを届けがてらマイアを訪ねてこれを知らせました。マイアは、電話相談なら本名のリンデルを名乗っても平気だから気楽だと言いながらも、この申し出を受けることにします。
が、実際に面接に向かったところ、三社が三社とも「あのダイアンの推薦」だから、仕方なく会ってやった感がいっぱいで、すぐに働けそうにありませんでした
。
ダイアンはちゃんと調べて推薦してくれたのだろうか~マイアはすっかり落ち込んでしまいます。
そこへ今度はルカが訪ねてきました。ルカも仕事で忙しかったので、気になってはいたものの、なかなか来られなかったのです。
でもマイアは、一緒に食事をしようと誘ったルカに門前払いを食わせました。
Lucca, everything's fine. We were work friends.
ルカ、何も問題はないわ。だって私たちはただの同僚だもの。
そのルカは、ジェイとともに投票所での民主党の立会人としてシカゴの郊外に行かされました。そこには判事のシグ(Scott Adsit)と、共和党の立会人のゴードン(Ward Horton)とキンバリー(Paton Ashbrook)も来ており、この全員で投票者が不正をしていないかどうかを監視するのだそうです。
あるメッセージが書かれたTシャツを着た男性を見たキンバリーは早速シグに報告します。
When they go low, we get high!!
奴らが落ちれば俺たちが上がる
このメッセージから、投票者は民主党と判断されたわけですが、Tシャツさえ脱げば問題ないとルカが進言したために、男性がシャツを脱いだところ、今度はその背中にカギ十字の刺青が確認されることになります。
その後もルカたちは、民主党と共和党の政治的理念について議論を戦わせていましたが、そこへ「赤いベスト」をまとった男たちが大勢押しかけてきます。以前レジスタンスの会話にもあったように、赤は共和党、青は民主党の象徴です。
ルカはすぐにダイアンに連絡をしました。ダイアンは即刻レジスタンスに助けを求めます。ポリー・ディーン(Lauren Patten)は現場の写真を送るよう命じ、その写真を使って即座に「赤いベストが投票者を脅迫!」という動画をアップしました。
その上で、赤いベストを着た男たちの身元を調べ、それぞれを攻撃し始めます。ショップの店員なら上司に電話をかけ、性犯罪者(!)は警察に通報しました。
現場にはナオミも駆けつけてきて男たちに取材をしました。そのナオミに対するあまりにも無礼な態度に腹を立てたジェイは、トイレで男を殴りつけます。ジェイは今ナオミと付き合っているようですね。
トイレにはゴードンも居合わせましたが、彼もジェイに共感し、トイレは滑るから転びやすいと庇ってくれました。
ネットで叩かれていることを知った男たちは、それがナオミのせいだと誤解して詰め寄りましたが、ジェイとルカが割って入ります。やったのは私よっ!I did!!
赤いベストの男たちがルカに近寄ってくると、キンバリーも、やったのは私だ、と叫びました。ジェイも、ゴードンも、私がやった、いや私だ!と名乗り出ます。I did!!
Brothers! Take them all down!
皆まとめてやっちまおうぜ!!
これを機に赤いベストの男たちが暴れだし、一気に暴動が起きました。
ジェイはカメラに向かって話しかけます。暴力では何も解決しないと思っていたが、それも時と場合による。今はナチを殴る時だ。
果たしてそれが本当に正しい選択なのでしょうか?
最後は「集団訴訟」です。これは以前マイアが準備していた遺伝子検査会社のセカンド・ヒーリックスを相手取った訴訟でしたが、前回ダイアンのオフィスに忍び込んだブラムが資料を盗み出し、勝手にクライアントと接触して「共同案件」にしてしまいました。
それをダイアンが、マイアが事務所への復讐をしているのではないかと、ちらりとでも思ったのなら、マイアが可哀そうすぎですよね。ルカはすぐにマイアはそんなことはしないと信じてくれてましたのに
。
訴訟の描写はスピンオフだけあってあっさりとしたもので、ブラムは扱いにくい人間だけれど、それは敵にとっても同じだというところで落ち着いたようです。
判事でありながらエイドリアンのために、ピーター・ダナウェイ判事の裁判を中断させ、その間にベッドを共にするという離れ業をやってのけたシャーロットは、そんなブラムとエイドリアンはよく似ていると指摘しました
。
また今回の「グッドファイト小劇場」では、トランプ大統領が「ジョン・バロン」の名を騙って自身の保有資産額を大幅に水増したという疑惑をが取り上げられていたようです。
それ以外では、リズとダイアンがプリンスの「Raspberry beret」(ラズベリーベレー)を歌い、盛り上がっていたシーンが楽しかったですね~。リズは、ダイアンならクラシックが好きだという(≒お高く留まる)んじゃないかと思っていたそうです
。
「グッドファイト3」は続きを見るのが楽しみです。
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: 視聴ドラマ一覧~欧米ドラマ編