グッド・ワイフ7 あらすじと感想 第21話 評決の時
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リーガルドラマ、【グッド・ワイフ7】の21話は「評決の時」(Verdict)です。いや~これは久しぶりに緊張して視聴しました。しかも「あんなところ」で終わってしまって、そこで我慢しろという方が無理ですよね。続けて一気に最終回まで見てしまいました~これは続けてアップしますね。
とりあえず、以下、第21話のネタバレです。
判事はリチャード・クエスタ、検察はコナー・フォックス、ピーターの代理人にはダイアンが顔を連ね、そのピーターの横には絶えずアリシアが付き添い、時々は手を握って陪審員にアピールしました。
証人はロイド・ガーバーから始まり、マタンも漏れなくやってきて、本来なら州検事は現場になど来ないのに、ロック事件の時だけは足しげく通ってきたなどと証言します。
ここにケイリーまで来てピーターに不利な証言をしたらお終いだ~と危惧した時、ケニングが条件を提示してきました。
Well, you don't go after Cary, I have no reason to go after Peter.
ピーターがケイリーをスケープゴートにするつもりがないなら、こちらもピーターを追うつもりはない。
その上ケニングは、検察側の切り札が誰かを教えてくれました。それがなんとジェニーヴァ・パイン~彼女がずっとピーターと不倫関係にあったのについ最近捨てられたのを根に持って復讐のために嘘をついたというのです!?
え~おばさんの記憶に間違いがなければ(最近とみに怪しいですが)、パインは確か刑事(ゲイリー・プリマ?)と付き合っていたはずですよね?それにジェニーヴァがピーターと不倫だなんて(ヾノ・∀・`)ナイナイ~しかもずっと続いていたなんてあり得ないでしょ。
でもアリシアはほとんど動揺もせず、この話を受け入れました。最初は名も知らぬ娼婦に始まって、次はカリンダ、そしてかつての親友ラモーナ・リットンとも寝たピーターですから、今さら部下のジェニーヴァと寝たと聞かされたところで驚きもしませんわね。
が、ピーターは断固として否定し、この「復讐説」で戦うことを拒否します。ずっとピーターを庇ってきたおばさんとしてはこの言葉を信じたいです。カリンダまではともかく、ラモーナとああなったのは、アリシアにウィルがいたからだから。
それにピーター曰く、彼がロック事件に執着したのは、友人の息子を冤罪にしたくなかったからなのだそうです。この事件は、ピーターが州検事に復帰した直後に扱ったケースで、濡れ衣を着せられて辛い思いをしたピーターは、自分が州検事に復帰したら、決して冤罪を出さないと心に誓っていたのだそう。
Am I a flawed individual? Yes. Have I done things in my personal life that I regret? Yes, deeply. But I never wanted anyone to go through what I went through and that is why I was a hard-ass state's attorney.
私には欠点がある。これまでの人生を後悔している。だが、私は誰にもこんな思いをしてほしくない。だから厳しい州検事となった。
That's why I threw out bad confessions. That's why I micromanaged. But that's when I was at my best. That's when I was most honorable.
悪質な供述ははねのけ、すべての裁量権を握った。全力を尽くし、尊敬もされた。
そうそう、確かに人間としてはダメなところも多いけれど、州検事としては潔白だった、少なくとも彼自身はそう誇りを持っているというのがまた素敵でしたよね。アリシアもきっと、夫としてはいただけないけど、同じ法曹界の人間として、また父親としては、子どもに誇れると確信していたに違いありません。
が、ピーターが隠蔽したと疑われている「銃弾」に話が及ぶと、途端に状況が変わってしまいます。
当時解析したのがカート・マクベイだったため、ダイアンはカートに、ピーターに有利な証言をするよう頼みました。カートは信念を曲げてこれを受け入れ、ピーターを庇いましたが、前回ダイアンにしてやられたホリーが証言台に立ち、当時の解析は不十分過ぎて、たとえカートであっても結論は出せなかったはずだと証言してしまいます。ま、それが事実なのでしょうが。
ここでルッカが、ピーターとマタンの他にこの件に関わった者はいるかと尋ねたのがまた迂闊でしたよね~。アリシアはケニングとの合意をルッカに知らせてなかったのでしょうか。はい、ケイリー・アゴスです。
こうして引っ張り出されたケニングとケイリーは態度を一変させ、反撃に打って出ました。これがまたちと解せないところですよね。ケイリーは確かに前回、ピーターに非はないとジェイソンに話していたはずなのに。やっぱり口ではどう言ってもアリシアとピーターを憎んでいるのでしょうか。ケイリーがそんな人間だとは思いたくないんですが。
コナーは「懲役2年執行猶予無し」という司法取引を申し出てきました。大陪審で有罪となれば懲役10年は間違いないそうです。
ピーターは前の8カ月でも耐えがたかったのに、2年もいたら本当に死んでしまうかもと落ち込みます。アリシアはそんなピーターを励まそうと陪審員の判断を待とうと促しますが、ピーターはやっぱり取引に応じると言いだしました。出所したら本でも書いて出直す~面会に来てくれるか?
この21話は、ここで判決が出たとの連絡が入って終わっています。
有罪か無罪か~どちらにしても離婚を目前にした今、ピーターが本当はワインが苦手だったけれどアリシアに付き合って飲んでいたと打ち明けたシーンがまた良かったな。本当はスコッチが好きなんだそう。アリシアは、じゃあスコッチにしようと言うんだけど、ピーターはもう慣れたと答えます。
もっと早く互いに本音が言えていたら、あるいは別の選択肢があったのではないかしらね。
一方、アリシアのためにこの裁判の調査に協力していたジェイソンもかなり苦しんでいました。ジェイソンは、もしピーターが有罪になったらアリシアは決して離婚せず、ピーターに寄り添うに違いないと考えていたようです。
ルッカはジェイソンに「クールな男」を装うのは止めてアリシアとの恋を認めろと忠告しました。
Go to her and say, "I want you. And I'll protect you. You don't owe your husband anything. Be happy. Come to me. Make me happy".
彼女の下へ行って、君が欲しい、君を守る、夫の犠牲にならず、幸せになれ、俺のところへ来い、俺を幸せにしてくれ、と言うの。
いや~確かにジェイソンはアリシアのことが好きだろうけど、ルッカが言うほど単純ではありませんよね。おばさんが思うに、ジェイソンはおそらく自分がルッカの指摘通りの熱い男だと自覚はしているものの、そんな自分が面倒になったから今のスタンスを保ってきたのではないでしょうかね。それをまたここでアリシアとややこしいことにはなりたくない~そう悩んでいるんじゃないのかしらね。
それ以外では、LALのオフィスの28階が手違いで壊されてしまい、その機に乗じてダイアンがいっそ29階も購入しようと意気込んでいました。ピーターの裁判中にも女性パートナーの獲得に励んでいたようです。最近はすっかり保守的になっていたダイアンが、久しぶりに前向きになったようで楽しかったです。
さ~て泣いても笑っても次が最終回です。今日中にレビュー書けるかな~書きたいな。
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