DOC(ドック)あすへのカルテ ネタバレと感想 第3話 夫婦
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イタリア発の医療ドラマ【DOC(ドック)あすへのカルテ】の第3話は「夫婦」です。原題の「Niente di personale〜個人的なものは何もない」はファブリ・フィブラというイタリアのラッパーの曲だそうですよ。劇中にも同じセリフがあったのかな🤔。
このドラマは、回を重ねるに連れて味わい深くなりますね〜😍。以下ネタバレのあらすじです。
助手として
アンドレアは内科の助手として病棟に復帰しました。アニェーゼは研修医たちに、アンドレアを教授扱いするなと命じます。それで研修医の一人=エリーザ・ルッソ(Simona Tabasco)は、アンドレアを「ドック」と呼びました。マラルディも喜んで同意します😁。
またアニェーゼは、アンドレアに患者や患者の家族とは一切口を聞かせないようにと言い渡しました。記憶障害のアンドレアが治療に携わっていると知られたら訴えられると心配していたようですが、ジュリアは、もともとアンドレアは患者と口を聞いたりしないと答えます。でもそれは記憶を失う前の彼であり、今のアンドレアは、患者を治療するためにも、彼らやその家族を知ろうとします👍。
2組の夫婦
サンドロとマルタ
アンドレアは、研修医のエリーザとリッカルドとともにサンドロ(Marius Bizau)という男性の問診に行きました。サンドロは消化不良だと言い張り、問診に協力的ではありません。でもその症状は明らかに消化不良ではありませんでした。
その後サンドロの部屋に男性の見舞客がやってきました。その様子を見たそこでアンドレアは、サンドロはゲイなのにその事実を妻に隠しているのではないかと邪推します。そのサンドロはすぐに退院したいと主張した直後に低血圧発作を起こして倒れました。それでアンドレアは、サンドロは恋人とともに麻薬を使って肝障害を起こしたのではないかと主張します。それを確かめるためには肝生検しかないだろう😠。
でもリッカルドはこれを妄想だと仄めかします。エリーザは腫瘍の可能性を指摘したので、ジュリアはCTを撮るよう命じました。が、撮影中に吐血されてしまい、中断せざるを得なくなります。アンドレアは、まずサンドロの秘密を探るべきだと主張したため、ジュリアはついに感情を爆発させてしまいました💢。何もかも、以前のアンドレアとは違いすぎるのです。でも違うと言われれば言われるほど、いったいジュリアはそんなアンドレアのどこに惹かれたのかと不思議に思っちゃいますよね😓。
アンドレアはサンドロに「自分の秘密=記憶喪失」を打ち明けて反応を待ちました。
サンドロはしばらくしてアンドレアに秘密を明かします。彼は妻のマルタには部署の異動と伝えていたのですが、実際は解雇されたのだそうです。でもどうしても言えなかった。それでこの1週間はロンドンに行くふりをして、セストに行っていたのだそうです。例の男性は恋人ではなくたった一人の友人だったそうです。川のほとりで車に寝泊まりしていたと聞いたアンドレアは早速ジュリアと現地に向かいました。
そこにいた人々が川の水で体を洗っているのを見たふたりは、サンドロの病気はレプトスピラ症だと察します。ジュリアはサルドーニに、アンドレアがサンドロと信頼関係を築いてくれたおかげで真実に気づけたと報告しました。それでサルドーニは、アンドレアの要求通り満足度調査を復活させることにします。
その後、抗生剤を投与してもなかなか良くならなかったのだけれど、それは時間がかかっただけで、ようやく回復の兆しが見えてきました。マルタは何もかもアンドレアのおかげだと感謝します💜。彼女にハグされたアンドレアの嬉しそうなことったらなかったですね🤗。
ヴィットリオとシルヴァーナ
ヴィットリオ・ベルトラーメ(Beppe Chierici)は、重症のインフルエンザで入院していました。妻のシルヴァーナ(Aurora Quattrocchi)は夫を心配する一方で、優しいジョークを飛ばし、若い研修医たちにも気を配ります。彼を担当したのはガブリエル・キダーネ(Alberto Boubakar Malanchino)とアルバ・パトリッツィ(Silvia Mazzieri)でした。
ヴィットリオの容体はかなり回復したらしく、彼はすぐにも退院したい様子でしたが、ガブリエルはヴィットリオとの会話から、彼の脚が麻痺しているらしいと察し、本人に気づかれないようペンで脚を押してみます。ヴィットリオは、話しかけてきたアルバに答えましたが、これにはまったく気づきませんでした。ふたりはそれでギランバレー症候群だと思ったそうです。主治医のロレンツォ・ラッザリーニ(Gianmarco Saurino)も同意しました。
ロレンツォはヴィットリオに、インフルエンザの合併症だが心配はいらないと伝えます。あと数日で退院できると聞いたシルヴァーナは「私は残された休暇を楽しまなくちゃ」と悪戯っぽく語りました😉。ふたりの息子は週末、恋人を連れて病院に見舞いに来るそうです。シルヴァーナは、その頃にはよくなっているだろうから一緒に家に戻ろうと語り、また悪くなったら次はホスピスだと言い渡しました。ヴィットリオは、それはない、と断言します。それぐらいなら死んだほうがマシだ!😤
ヴィットリオはそう言って足を動かし、足全体の痺れを訴えました。ロレンツォはすぐにこれがギランバレーではないことに気づきます😨。ヴィットリオは脳腫瘍だったのです😱。
ヴィットリオに食欲がないことを聞いたシルヴァーナは、彼の好きなクッキーを持参しました。検査から戻ってきたヴィットリオは、シルヴァーナの声が聴きたい、クッキーが食べたい、と甘えます。もう遅いからと帰ろうとしたシルヴァーナも夫の望みを叶えました🌹。
ヴィットリオはさらに、今晩はシルヴァーナが一緒にいたい言っている、と看護師のレナート(Luca Avagliano)に伝えます。レナートはダメだと断りましたが、ガブリエルが許可します。処置室に移せば一緒にいられる。シルヴァーナは、医者がそんな例外を認めるなんて何かあると察しました。ガブリエルは、今のヴィットリオにはシルヴァーナが1番の薬だと伝えます。シルヴァーナはその意味を理解し、ありがとう、と告げました😿。
シルヴァーナは処置室で「私を置いて行ったりしないでよ」と言い含めます。ヴィットリオは歌を歌ってほしいと頼みました。シルヴァーナは夫の首を抱いて歌い始めます。ヴィットリオはその優しい歌声に包まれて逝ってしまいました。
翌朝報告を受けたロレンツォは、発見が遅れたことを悔やむアルバに、肉体に終わりが来るのは避けられないから、そんな時、我々にできることは人間性を尊重することだけだと教えます。奧さんとふたりにすることとかね💐。アルバはガブリエルがそうしたと知って大いに慰められました。
恋模様
若者たち
このアルバは、性格もルックスも良いため、このガブリエルと同期のリッカルド、そしてロレンツォからも「好かれて」いるようです😁。特にロレンツォは、本当はジュリアが好きだったようですが、彼女がいつまでもアンドレアにこだわっているので、若い方に鞍替えすることにしたらしい😎。とはいえ、このロレンツォはエリーザと付き合っているという噂もあるようですが💦。
アンドレア
アンドレアは、自分のマンションでピアスを見つけ、自分には恋人がいたのかもしれないと考えていました。でもやり直したいのはアニェーゼなので、待ち伏せしたり、家に押しかけたりします。そこでアンドレアは、ついにアニェーゼの現在の恋人のダヴィデと鉢合わせました😱。アニェーゼは、アンドレアとアニェーゼの仲をぶち壊したのはアンドレア自身だと批判します😔。
処置室でのヴィットリオとシルヴァーナの寄り添う姿を目にしたアンドレアの胸中たるや、いかばかりだったでしょうか。
患者の満足度
昔のアンドレアは、サルドーニとともに「患者の満足度」をチェックしていたそうです。当時は食事から治療にいたるまで、患者を第一に考えた素晴らしい医師だったのですね💕。
感想
このエピソードを見ていて、コロナが最初ヨーロッパ、特にイタリアで猛威を振るった頃、確か100歳近くの女性がコロナに罹患してECMOが施されたのだけれど、その女性が、もう自分は十分長生きをしたのだから、若い人のために機材を使ってほしいと申し出たという話を思い出しました。それでも医療スタッフは決して彼女を諦めず、ついに彼女を助けたのだそうです。このドラマの研修医のような医師たちが頑張ったのかなあなどと思わず胸が熱くなりました。
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