DOC(ドック)あすへのカルテ ネタバレと感想 第4話 いいけど悪いもの
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イタリア発の医療ドラマ【DOC(ドック)あすへのカルテ】の第4話は「いいけど悪いもの」(Una cosa buona che fa male〜良いけど痛いこと)です。なるほど〜そのようなことがあったのですね。以下早速ネタバレです🌸。
ジュリアの弟
今回の患者はジュリアの弟=ファビオ・ジョルダーノ(Giulio Cristini)です。ファビオとジュリアは年に2回しか会わないというのにそれでも喧嘩ばかりしていたようです。昔はジュリアが薬中の母からファビオを庇って面倒を見ていたらしいのに。
今回ファビオは山でヴァレリアという友人とクライミングをしていた最中に突然体の力が抜けて宙吊りになりました。も〜もし自分があんなことになったらと思うとそれだけで眩暈がしたおばさんですが😵、ヴァレリアはどうやってファビオを助けたのでしょうね〜。
ジュリアはサルドーニに、自分がファビオを担当すると申し出ました。ファビオは単なる疲れだと語ったそうですが、ジュリアはファビオの軽薄さを嫌っており、何か薬物を接種しているはずだと決めつけます。それも母親のことがあったからなのでしょう。ガブリエルはまずはファビオを話したらどうかと提案しましたが、ジュリアは会いたくないと答えました。
またファビオも反抗的でした。薬物を検査するには尿検査が必要ですが、やりたくないの一点張りです。そこでアンドレアは、いつも通り、相手が心を開けるように気さくに話しかけました👍。アンドレアも昔は山登りをしたそうなのです。ファビオがジュリアを「偉そうなクソ医者」と罵倒したので、尿検査をすれば「過労」だと証明できると促しました。クソ医者の鼻をあかせるぞ😏?隣のおじいさん患者も、尿検査ぐらいしてやれ😁、と勧めてくれます。
ファビオはアンドレアに、実は膀胱炎で尿が出にくいのだと打ち明けました。今も抗生剤を飲んでいたそうです。
ジュリアはそんなアンドレアが苛立たしくて、患者と話すのは止めるよう注意しました。患者満足度調査もバカみたいだわ😤。医者が患者の健康より、病院に満足かどうかを気遣うようになったらおしまいだと思わない?(😨)もちろんアンドレアは思わないと断言します。んも〜ジュリアってホントに内科医なの??アタイが患者なら、ジュリアにだけは診てもらいたくないわ〜。
薬物の検査結果は陰性でした。それでもジュリアは、ファビオの推測通り、彼を信じようとしません。山へ行くから控えたに違いないわ。それに、抗生剤を飲んでいるにもかかわらず感染は悪化しているようです。もしかしたら前立腺炎かもしれないということで、静液を培養することになりました。それでまたアンドレアが駆り出されます。ファビオは「精液採取」を嫌がるに違いないからです。
が、それより先にファビオに幻聴が現れました😨。ガブリエルはこの話に調子を合わせたことからファビオに不信感を抱かせたため、静液採取の「サポート」はリッカルドがすることになります😅。培養の結果はすぐに出て、別の抗生剤が処方されました。でもジュリアは納得しません。実際ファビオの様子がいつもと違っておかしかったからです。その後ファビオは目が見えなくなりました😱。これはもうただの感染症ではあり得ません😈。
ついに病名が判明しました。なんとファビオは多発性硬化症だったのだそうです。ジュリアは、ファビオが唯一心を開いた相手だと言って、アンドレアに告知を頼みました🌹。ショックを受けて泣き崩れるファビオをアンドレアはしっかり抱きしめます😭。
膀胱炎は口実で、実は浮気をしているのではないかと疑っていた恋人のマルチェッラも大いにショックを受けましたが、アンドレアと研修医たちが励ましました。医学は大きく進歩している。薬もリハビリも、家族のケアも。ここにくれば誰かが話を聞くから💜。
隠されていた真実
アンドレアは、自分のメールを見て過去を思い出そうとしました。その時のパスワードを思い出すヒントが「いいけど悪いもの」です。まさしく当時のアンドレアは「思い出すのが大変なヒント」をつける愚か者だったようですね😓。アニェーゼやエンリコは、メールを読ませまいとしてパスワードを教えないようにしますが、ジュリアは「ヒント」を伝えてしまいました。アンドレアはよく「共感は良くも悪くもある」と語っていたそうなのです。
メールを開いたアンドレアは、自分がエンリコに宛てた手紙の内容から、マッティアの死の真相を知りました。彼が亡くなったのはちょうどアンドレアが医長への昇進が決まった頃で、と同時に(たぶん)アニェーゼも何かの手術をしたらしいのですよね。それでアンドレアは子供たちをフランスの遊園地に連れていくことにしたらしいのです。
元々不整脈のあったマッティアは、行く前からちょっとぐったりしていたように見えたのですが、アンドレアは、手術を控えたアニェーゼを第一に考えていたので、マッティアまで気が回らなかったのかもしれません😔。
マッティアは空港に到着すると、気持ちが悪くなったと言って吐きました。でもそれでスッキリしたらしく、アンドレアは「車酔いしたのだろう」と深く考えもせず、飛行機に乗ったそうです。フランスに到着してタクシーに乗ろうとすると、マッティアは再び気持ちが悪いと言い出しました。
そこでようやくアンドレアは息子の容態が深刻だったことに気づきます😨。どうやらその時マッティアはもう心停止していたようで、アンドレアはタクシー運転手に病院に行ってくれと頼みながら、心配蘇生を試みました。でもマッティアは戻ってこなかった😱。アンドレアは、なぜ脈を取ろうとすらしなかったのか、と激しく後悔しますが、時すでに遅しです。まだ幼かったカロリーナはひたすら怯えて泣いていました😭。
自分が息子を殺したと知ったアンドレアはアニェーゼに会いに行き、自分に医者を続ける資格はない、もっと早く辞めるべきだったと言って去っていきます。アニェーゼはさすがに気の毒になったらしく後を追いかけようとしましたが、そこにサルドーニがやってきたので断念しました。もちろんサルドーニはアンドレアの退職を喜びます😈。
研修医たちとの絆
せっかくアンドレアが若い研修医たちと打ち解けて仲良くなってきたのにね。アンドレアにとって彼らは子供のような存在になりつつあるようでしたよね。患者を名前で呼ばず番号で呼ぶルールは馬鹿馬鹿しいとジュリアの悪口を言い合いました。いや、多分これを決めたのはジュリアじゃなくてアンドレアのはずでやんすが💦。特にリッカルドは彼を「人生が激変しても毎日闘っている男」と高く評価してくれていました💐。
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拍手コメントをありがとうございます♪
ちはやさん、こちらにもありがとうございます♪
アンドレアの激変には驚かされますよね〜。今ちょうど韓ドラでも似たようなテーマを扱った作品を見てるのですが、そちらの場合は、次々と「そうなった理由」が明かされていく展開で、見ていくうちに納得させられているところです。アンドレアはどうなんですかね〜。
おお、これは実話なんですか?私はその手の裏事情にはまったく疎くて存じ上げませんでした^^;。今さらですがググってみたら、ご本人(ピエルダンテ・ピッチョーニ博士)が2話に患者としてゲスト出演なさっていたそうですよ(゜o゜)。
そうですね〜どこまでがフィクションなのかは分かりませんね。でも個人的には、このドラマは奇を衒ったところがなくて見やすい(素直な作り?な)のが気に入っています。
続きもとっても楽しみですね(^^)/。こん