DOC あすへのカルテ ネタバレと感想 第6話「岐路」でこれまでの謎が明らかに
イタリア発の医療ドラマ【DOC(ドック)あすへのカルテ】は、この第6話「岐路」で、これまでの謎がほぼほぼ明らかになりました。こうした点を丁寧に描いているのがまた良いですね〜DOCは👍。ああそうか、なるほど〜そういうことならさもありなん、といちいち腑に落ち&大いに共感いたしました💕。以下早速ネタバレです。
サルドーニの罠
イレーネから、アンドレアの薬を差し替えるよう唆されたサルドーニは、早速実行に移したようです😈。それをまたエンリコが、良かれと思って飲むよう勧めます。アンドレアは、もう薬など必要ないと断ったのに😔。
10年前の真実
また今回は10年前の真実が明かされました。
医長の座をめぐって
12年前、アンドレアとサルドーニは、教授が引退するのに伴い「医長」の座を巡って争っていました。教授はアンドレアを気に入っていたようです。実際サルドーニはあまり優秀ではなさそうでしたね👎。
アニェーゼ
その頃ちょうどアニェーゼが子宮筋腫を患っていました。主治医は全摘を勧めたそうですが、アンドレアはもっと子供が欲しかったので「一緒に」他の方法を探そうと反対します。アニェーゼも全摘には抵抗があったので、その言葉を信じました。それで筋腫をレーザーで焼き切る治療を試みようとしますが、最初の治療に付き添う約束だったアンドレアは、自分の患者のことが気になって来られません😓。アニェーゼも現役の医師だったのでその状況は理解しますが、レーザー治療では出血したことや、普段の痛みが酷いことから、全摘を決意したのだそうです。
アニェーゼから苦痛を訴えられたアンドレアは大いに反省し、彼女の意思を尊重することにしました。アニェーゼを連れ出して1日中一緒に過ごします🌹。彼女の苦悩を理解できなくてすまなかったと謝罪するアンドレアに、アニェーゼは手術を受ける間、二人の子供たちと出かけていてほしいと頼みました。マッティアはともかく、カロリーナには子宮を全摘することを知られたくなかったのだそうです。それでアンドレアは二人を連れてフランスに出かけることにしました。アンドレアが「医長」に選ばれたのがこの時です。
だからアンドレアは、決して望まぬ手術を受けなくてはならないアニェーゼをいたわって、彼女に心配をかけないようにするのが最優先事項だったのですね。だからマッティアの不調に気づかなかった。いつもなら気にしたはずの息子の体調も、妻のために、敢えて気にかけないようにしてしまったのでしょう😔。
リック(リッカルド)
以前から、アンドレアとリッカルドの間には何か「秘密」があるようでしたよね。それが今回明らかになりました。リッカルドあらためリックはアンドレアの患者だったのだそうです。しかも、彼の妻が手術をし、彼自身も医長に推薦された、そして愛息子が亡くなった年に、最も気にかけて愛情を注いだ少年だったのだそう🌸。
リックは義理の姉マリアと出かけたギリシャの海岸で転落して骨折しました。飛行機で帰国後に呼吸困難に陥ったため、アンブロシアーノ総合病院にやってきます。その上、検査の途中で心停止を起こしました。画像診断を命じられたのは若かりし頃のラッザリーニです。リックの治療はアンドレアとサルドーニに託されました。事実上、彼の診断をつけるのが医長の座を決定する闘いになります。
ふたりの見解は異なり、それぞれの検証が行われました。遺伝的な心疾患ではないかという疑問はリックの母が否定します。リックの父親は潜水士をしていて、水中で亡くなっていたそうですが、リックはダイビングをしないそうです。
でもこれはリックの「嘘」でした。リックは義姉のマリアを愛していて、ふたりはギリシャで一緒にダイビングをしたり、愛を確かめ合ったりしたそうなのです。でもリックは、マリアのことは打ち明けてもダイビングのことは隠し通したので、さすがのアンドレアも、真実には気づけませんでした。それで(それだけではありませんが)「患者は嘘をつく😈」なのですね〜😓。
その後、リックの容体はどんどん悪化し、しまいには昏睡状態に陥りました😨。アニェーゼのこともあり、リックを親身に診察できなかったと嘆くアンドレアにエンリコは、今からでも遅くないと励まします。それでアンドレアは、意識を失ったままのリックを丁寧に診察したそうです。それで、骨折してギプスをしていた足が異常なほどに冷たいことに気づきました。足は壊死し始めていたのです😱。
これでアンドレアが真相に気付きました。リックは「減圧症」だったのです。アンドレアはマリアに連絡して、彼がダイビングをしていたとの確認を取りました。足は切断を余儀なくされましたが、命が助かっただけ幸運です。
もはや人生は終わったと嘆くリックをアンドレアが背負って海に連れて行きます。アンドレアはまだ冷たい海に飛び込み、リックも入れと命じました。リックはその言葉に従い、ようやく前を向く決意ができたようです👍。それで「尊敬するアンドレア」と同じ医師への道を歩むことにしたのですね。前回アルバの誘いを断ったのは「サウナ」に行こうと誘われたから〜義足を見られたくなかったからなのですね。ちなみにマリアはリックが退院するとすぐベルリンに留学したそうです。
リックの退院を祝ってアンドレアが送った「片足のないスーパーマン」のフィギュアは、今でもリックが大切にしていました。当時これには「歩けないなら飛べ!」とのメッセージが添えられていたそうです💐。
ほか
ジュリアがアンブロシアーノ総合病院にやってきたのもこの頃で、サルドーニがイレーネに一目惚れしたのもこの年だったそうです。
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拍手コメントをありがとうございます♪
ちはやさん、こんにちは〜(^^)/。
アタイもちはやさんのご家族同様、リックってもしや?って思いながら見てましたよ〜。そうそう天パーの黒髪とかぱっちりした目とか面影ありましたものね〜。
あとね、アンドレアは、研修医のリッカルドがあの時のリックだって覚えてましたよ〜。確か1話でリックに直接「特別扱いはしない」って言ってました。だから知り合いなのかなあと思っていたら、患者だったのですね〜。アタイは密かにアンドレアの息子じゃないかと疑ってました(爆。それくらい最初の頃は感じ悪かったですからね、アンドレア。
自分は今でこそあまり見なくなりましたが、昔は医療ドラマ大好きだったので、片っ端から見まくってました。確かに「何なのかすぐ分からない病気」ばかりですよね。
>見落とされてしまう症例
大いにあり得ますね〜。ドクターや病院もピンキリですからね。アタイはいまだに「◯◯先生に見てもらえてラッキーだったね」と看護師に言われたことを忘れられませんよ(爆。こん(^ー^)