DOC あすへのカルテ ネタバレと感想 第8〜12話 今日じゃない!に感動
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イタリア発の医療ドラマ【DOC(ドック)あすへのカルテ】もしっかり毎週見ています。最初の頃はしんどくてドラマを見ることができなかったけれど、今はなかなかこれを書く時間がないだけで😅。
それに〜元気な時は良いけれど、自分の体調が悪い時の「医療ドラマ」は結構辛かったりするんですよね。でもこのDOCは逆に励まされることが多くて嬉しいです💕。特に今週の12話は素敵でした👍。
以下、8話から12話までの5話分をあっさりネタバレでまとめました。前半は主に個々の症例、後半は主にアンドレアのロマンスに焦点を当てています🤗。
8話「ヒポクラテスの誓い」(Il giuramento di Ippocrate)
犯罪者
これはまたなんとも衝撃的なエピソードでしたね。アンブロシアーノ総合病院に精肉店の店主=ヌレディン・ハラル(Hossein Taheri)が搬送されてきました。その患者を見たガブリエル・キダーネは動揺を隠せません😨。ハラルは、エチオピアからイタリアへの密入国を斡旋していたブローカーで、密入国を手伝うと嘘をつき、希望者を大きな収容所に監禁して拷問した挙句、その家族に身代金を要求する卑劣な極悪人だったのです😱。ガブリエルもその被害者だったらしい。
こいつに生きる資格などない😡!ガブリエルは密かに男を殺そうとします。最初は、ハラルが最初の問診でアルバに解熱剤へのアレルギーを伝えたにもかかわらず、わざとその解熱剤を与えました。ハラルはショックを起こして死にかけますが、すんでのところで一命を取り留めます。
医長のマルコ・サルドーニはこのミスをアンドレアになすりつけようとしましたが、ガブリエルは自分のミスだと認めました。でもアルバは、ハラルからアレルギーへの申告はなかったと嘘をついてガブリエルを庇います。
その後、アンドレアがハラルの背中の日焼けに気づきました。患者の赤血球が減少しているのは、熱帯性の感染症に違いない!でもガブリエルは検査に消極的でした。アンドレアはガブリエルの様子がおかしいことに気づきます。そしてガブリエルもまた、嘘をつき続けることができず、ついに真相を吐露しました。この男に死んでほしい!😤
アンドレアはガブリエルの心情を理解しつつも、この患者を殺したら、ガブリエルが一生その死を背負う(罪悪感を抱く)ことになる、と励まします。ガブリエルは、前もって調べていたらしいハラルの病(=三日熱マラリア)を明かし、ジュリアたちはいつも通り「患者」を治療しました。でもガブリエルはハラルを殺せなかったことを仲間から罵倒されてしまいます。
その後ガブリエルはハラルにバニワリードでの彼の罪を突きつけ、ハラルの罪を法廷で裁くと言い渡しました👍。
宇宙飛行士
宇宙飛行士を目指している若い女性=マティルデ(Margherita Mannino)が入院してきました。宇宙飛行士になるのは愛していた亡き父の夢だったこともあり、一刻も早い退院を希望していたようですが、担当したエリーザが、彼女の「パニック障害」を見抜きます。宇宙飛行士を目指す人間には致命傷です😵。
それでも「夢」の大切さを知っているリッカルドは懸命にマティルデを励ましました。病気も髄膜脳炎だと判明し、これが完治すればまた訓練に戻れると伝えますが、エリーザに無責任だと指摘されて以来、あらためて宇宙飛行士という任務の重さを痛感していたマティルデは、自分が宇宙飛行士になる夢は諦めて指導者になる決意をしたそうです。
ちなみにエリーザが医者になったのは、それしか道がなかったからで、特に「夢」だったわけではないらしい😅。
9話「病める時も健やかなる時も」(In salute e in malattia)
幸せな夫婦
15年間、結婚はしなくても双子も生まれ、家族として仲良く暮らしていた一家の父親、ロベルト・ロッティ(Alberto Basaluzzo)がジェットコースターで意識を失って搬送されてきました。一旦は意識を取り戻しましたが、原因が分からぬまま再び容体が急変してしまいます。パートナーのマヌエラ(Francesca Beggio)とは、もうすぐ結婚する予定だったそうですが、命の儚さを思い知ったロッティは、すぐにも結婚式を挙げたいと言い出しました。
その後アンドレアは、ロッティの病が嚢胞性線維症だと突き止めます。この病では子供を作ることができないことから、ロッティは双子の父親ではないことも判明してしまいました😓。マヌエラに確認したところ、一度だけ浮気をしたことを認めます。マヌエラから真実を打ち明けられたロッティは、自ら去ろうと決めた彼女と別れようとしましたが、アンドレアは、過去にこだわって今の幸せを手放すべきではないとロッティを説得し、ふたりはめでたく病院で式を挙げることになりました💐。
信仰と統計
5年もの間腹痛に悩まされていた修道女の見習い=セシリア(Marina Occhionero)は、その腹痛の原因が子宮外妊娠だと知らされて驚愕しました😨。どうやら胎児が石灰化して体内に残っていたらしいのです。修道女になることは神が定めたと信じて疑わなかったのに、もしこの子どもが産まれていたら、結婚して母になっていた、そう考えるとこれまでの信念が揺らいでしまいます。
このセシリアとの同室に、保険会社で統計を取っているシルヴィア(Beatrice Schiros)が入院していました。彼女は癌で、神など信じていませんでしたが、術後、腰から下が動かなくなる確率は50%と宣告されて愕然とし、奇跡を祈らずにいられません。
まったく価値観の違う二人が、互いに想像もしなかった困難=「病」を前に心を通わせ、オペ前夜には同じベッドで寝ながら互いを慰め合います🌹。翌日行われた二人の手術は大成功でした🤗。
10話「ふたり」(Quello che siamo〜我々は誰だ?)
ロレンツォの秘密
ロレンツォには双子でダウン症の妹スザンナ(Alice De Carlo)がいました。ロレンツォはこの妹を宝石の様に愛していたそうで、彼がこれまでジュリアをはじめとするどんな女性とも深い関係になろうとしなかったのは、スザンナを一人にしたくないと考えていたからなのだそうです。
が、そのスザンナには、ロレンツォに内緒の恋人=アレッサンドロがいました😁。今回彼女が倒れて入院したことでこの秘密が明らかになります。なんとスザンナは梅毒に罹患していたのです😵。ロレンツォが、スザンナを大人の女性として認めようとしなかったせいで診断が遅れてしまったばかりか、なんとかして真相を聞き出そうとスザンナに接触するアンドレアを罵倒したのにはまいっちゃいましたね💦。
老人と犬
もう1つの症例は、患者よりも、ガブリエルとエリーザに焦点が当たっていました。ふたりは自分が倒れたことで家に残されたワンコのネーヴェを心配する急患を通して急速に接近し、ついには一夜を共にします💘。でもちなみにガブリエルは、研修期間が終わったらエチオピアに帰ることになっていて、すでに婚約者もいるのですけど😓。
11話「すれ違い」(Cause ed effetti〜原因と影響)
記憶障害?
司法試験の最中に、突然頭が真っ白になって何も答えられなくなった女性=モニカ・モローニ(Fiorenza Pieri)が入院してきました。彼女にとってはこれが最後のチャンスだったそうで、答えられなかった原因が病だという診断書がほしいと食い下がります。この病が、実は、元夫からうつされたエイズだったとは😱、なんとも不遇でございましたが、正しい診断が下ったことでなんとか持ち直したモローニは、切望していた診断書も手に入れました👌。
ジョヴァンニ・パヴェージ
ついについにあの「ジョヴァンニ・パヴェージ」のカルテが出てきました🎉。アンドレアの古い鞄に入っていたのだそうです。偶然それを見つけたアンドレアは、当時病院にはふたりのジョヴァンニ・パヴェージがいたことを突き止めました。早速「医長」のサルドーニに相談に行きます。
驚いたのはサルドーニです😱。それでなくてもアンドレアが向精神薬を飲まなくなった(※)のに医者を続けられているのが不安でたまらなかったのに、今度は「動かぬ証拠」が出てきちゃったのですからね😁。サルドーニは、医療ミスが記されたカルテに自分がサインしていたことから、医長の責任は病院の責任だ(私を助けてくれ)と言い訳して、なんとかアンドレアを口止めしようとします。そしてその間に証拠を消し去ろうと、アンドレアのロッカーからカルテを盗み、焼却してしまいました💀。
が、アンドレアは、最近、自分の記憶が不確かだったことから用心深くなっていて、カルテの写真を撮影しておいたそうです🤗。また、アンドレアを射殺しようとしたパヴェージ(ジョヴァンニの父)の家を訪れて、ジョヴァンニの死因は医療ミスによるものだったと謝罪してしまいました。
パヴェージは早速病院を告訴し、評議会はアンドレアとサルドーニを解雇しようとしましたが、アニェーゼが二人を庇いました。
これまでの苦労が水の泡と化したサルドーニは、なんとかして汚名を挽回したいと必死になりますが?😈
12話「二度目のチャンス」(L'imprevisto〜予期せぬ出来事)
今日じゃない!
電車の脱線事故があり、大勢の患者が運ばれてきました。これでは猫の手も借りたいということで、アンドレアも積極的な治療を許されます。
サルドーニは、これぞ「医療ミス」の汚名を払拭するチャンスだと皆に檄を飛ばしますが、アンドレアは「医者」として一人でも多くを救え!と命じます。患者がどんな状態にあろうと「(死神に連れ去られるのは)今日じゃない!💢」と戦うのが我々医者だと豪語する彼に、研修医たちは皆、心を打たれました。実際リッカルドはその言葉のおかげで仮死状態にあった車掌を救います😍。
またアンドレアは偶然、妻も仕事も失って自殺しようとしたところを事故に巻き込まれて命を長らえた患者を担当し、サルドーニは「一万人のフォロワー」を自慢しながらも、実際には誰も親身になってくれてはいない孤独なブロガーを担当することになりました。ジュリアとの「2度目のチャンス」に前向きなアンドレアはその患者を励まし、サルドーニは「単なる医者」だった頃に戻りたいと嘆きます。
初恋の人
リッカルドは偶然、初恋の人マリアに遭遇しました😲。マリアは、これまたサルドーニ同様、この事故を利用してスクープを取ろうと病院に潜入してきたのです👎。最初は騙されたリッカルドも、最後にはその下心を見抜いて彼女を追い出しました。マリアもまた、必死で患者を救おうと尽力するリッカルドを目にしては、さすがに自分が恥ずかしくなった様ですね😏。
アンドレアのロマンス
アンドレアは、カロリーナとアニェーゼを誘って「家族療法」を受けることにしました。そこで話したかつての懐かしい思い出と、昔と変わらぬ優しいアンドレアの眼差しにほだされたアニェーゼは、彼と一夜を共にしてしまいます💦。
単純なアンドレアはこれでもう大丈夫、またやり直せる😍と誤解しましたが、アニェーゼは逆に「今の幸せ」を大事にしたいとダヴィデと一緒に養子を育てる手続きを進めてしまいました😨。
一方でアンドレアは、サルドーニの陰謀によって処方された向精神薬を飲み続けた結果、これまでなんとか残っていた記憶まで失い始めました。同僚に頼まれた仕事も忘れてしまうほど悪化します。アンドレアは、それが薬のせいではないかと察して、密かに服用を止めることにしました(※)。
またアンドレアはジュリアのピアス〜片方がアンドレアのマンションに落ちていた〜を目にし、自分がジュリアと付き合っていたと気づきます。ジュリアも素直にこれを認めて、ふたりの馴れ初めから説明しました。アンドレアは、記憶を失っていた間の自分がクソ野郎だと信じて疑わなかったので、ジュリアがそんな自分のどこが好きになったのか、実に怪訝そうでしたよね😂。でも目を輝かせてアンドレアの素晴らしさについて語るジュリアには、改めて「好意」を抱いた様です🤗。ありえない!と言ってたザクロジュースにもトライしていました😁。
で〜そんなふたりを見るアニェーゼの目に焦り(嫉妬?😡)の色が浮かび??いや、どっちもはあかんて。
ほか
アルバは、リッカルドのことが気になってならず、ついに自宅まで押しかけて「義足」の秘密を知りました。最初に嘘をつかれたことで素直になれず、いまだにぎこちないままです。アンドレアが言う様に、義足は決して恥ずかしいことじゃない、むしろそうした障害を克服したことは誇らしいことなのにね。マリアが戻ってきたからには、ここはまた一波乱ありそうなのかな😔。
またジュリアとアンドレアが再びうまくいくかもしれないと知ったロッロ(ロレンツォ)は元カノに会いに行き、そこで麻薬を手に入れて飲み始めた様です😨。いや〜この「色男」は実に危ういですよね。絶対お勧めできんわ〜。
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