らんまん ネタバレと感想 第1週 バイカオウレン
今週からスタートした朝ドラ【らんまん】も毎日楽しく見ています。物語も良いけど、主題歌も歌詞がめちゃ優しくて素敵ですよね〜💕。あいみょんの「愛の花🌸」。
脚本は「群青領域」や「旅屋おかえり」「流行感冒」などを手掛けた長田育恵氏ですが、主人公の槙野万太郎にはモデル〜植物学者の牧野富太郎氏〜がいるそうです。時代背景が幕末から明治にかけてというのもまた楽しみですね。以下、第1週「バイカオウレン」のネタバレです。
酒蔵・峰屋
主人公=槙野万太郎(森優理斗〜吉井啓介@となりのチカラ)の生家は土佐の佐川で酒蔵を営んでいました。槙野家は、代々、佐川の領主である深尾家の御用掛を務めていたことから、名字帯刀を許された家柄なのだそうです。
その峰屋の当主はまだ5歳の万太郎でした。万太郎の父も祖父も早くに亡くなってしまったため、実権は祖母のタキ(松坂慶子〜佐川夏江@今度生まれたら)が握っていますが、当時の酒造りは男性にしか許されなかったため、当主もまた「男」でなくてはなりません。でも万太郎は生まれつき体が弱く、酒蔵にもほとんど興味がありませんでした。むしろ姉の綾(太田結乃)の方が、自分が男だったら跡を継いで働いたのに、と悔しく思っていたようです。
毎年恒例、半年間の醪の仕込みを終える甑(こしき)倒しの朝が来ると、タキは職人たちに気迫のこもった声をかけます。皆、よろしゅう😤!この仕込みの総仕上げが終わると、それを祝って皆で宴会を開くのだそうですが、万太郎の興味は、もっぱら、そこで振る舞われるお菓子=山椒モチだけです。万太郎はこれを2つ手に入れて、1つは自分が食べ、もう1つを友達の堀田寛太(横井仁)に届けに行きました。
ところが万太郎は寛太の家の前で倒れてしまいます。幸いなことに、寛太の父=鉄寛(綱島郷太郎)は医者だったそうで、万太郎は鉄寛に送られて家に戻ってきました。
意地悪な分家の豊治(菅原大吉〜漁協組合長@おかえりモネ)やその息子の伸治(坂口涼太郎〜貝沼永太@罠の戦争)は万太郎を「弱ミソ😜」呼ばわりします。これを聞いたタキは「分家の分際で!😡」と激怒しました。お前らが束になってかかっても万太郎には敵わんっ!!
その後も豊治らは悔しがって、万太郎は生まれてこなければよかった、と陰口を叩きました。これを聞いた万太郎は大いにショックを受けます😨。同じように体の弱い母のヒサ(広末涼子〜羽田早智@ユニコーンに乗って)にその旨を伝えました。ヒサは、万太郎がどれほど望まれて生まれてきたのか💜を伝えます。ヒサは何度も流産し、あのタキですらもう諦めようと思ったのに、決して諦めなかったのだそうです。まさしく命懸けで後継を産んでくれたヒサに、タキは大いに感謝していたのだそう👍。
天狗との出会い
母の話に納得のいかなかった万太郎は、裏の神社へ行って、神様に文句を言いました。するとそこにひとりの男が現れます。坂本龍馬(ディーン・フジオカ〜矢神勇磨@危険なビーナス)です。龍馬は、万太郎が彼を「天狗」と誤解したのをいいことに、ずっと天狗のふりをしました😁。
〜龍馬の正体は、その土佐弁ももちろんですが、万太郎と同じように「しっかり者の姉がいる」とのセリフがヒントになりましたよね🤗〜
万太郎から話を聞いた龍馬は、子供のうちはよく熱を出すものだ、よく食べよく寝てよく遊んでいるうちに元気になる、と教えます👍。生まれてこない方がよかったなどという人間はいない。この世に同じ命は1つもない。皆自分だけの務めを持って生まれてくる。心と命を燃やしてその務めを果たすためだ。おまえは何がしたいのだ?
坂本が去った後、ヒサが綾と番頭の息子の竹雄(井上涼太)を連れて万太郎を捜しにやってきました。万太郎が「天狗と話をしていた」というと、ヒサはこれを信じます。そのあたり一面に「白い花」が咲いていたからです🌸。
ヒサは「天狗が春を連れてきた」と語りました。ヒサはその花が一番好きなのだそうです。春になると一番に咲く=生命力に満ちているから。でも名前は知らないそうです。万太郎はその花を摘んで持ち帰りました。万太郎は植物を観察したり、その絵を描いたりすることが大好きなのです。早速この絵を描いて母にプレゼントしました💐。
家に帰ると万太郎はまたしてもタキに叱られます。今日は蔵人をねぎらう日だというのに、おまえはそれでも峰屋の当主か😤!?
すると万太郎は、難しいことは分からないけれど、あんちゃんら(蔵人たち)の歌を聴くと嬉しくなる、と語りました。熱が出ている時も、それを聴くとぐっすり眠れるのだそうです。おやっつぁん、あんちゃんらあ、どうかまた、峰屋に来てくれますろうか?🤗
杜氏の寅松(嶋尾康史〜大野治長@軍師官兵衛)はすっかり感激し、自分たちも峰屋で働けて嬉しい、と答えました。蔵人たちも、また秋になったらくるから、楽しみに待っていてほしいと声をあげます。また来ますき!
その一方でタキは竹雄を呼び、今後万太郎に何かあったらお前の責任だ、と言い渡しました。竹雄はいわゆる「お目付け役」に任命されたのです。
また万太郎は、深尾家の家臣=塚田昭徳(榎木孝明〜山崎吉家@麒麟がくる)の計らいで、名教館という武士の子が通う学問所に行けることになりました。タキは大いに張り切りますが、万太郎はほとんど意に介しません😓。
女人禁制
ある時、竹雄から友達と遊ぶことを禁じられた万太郎は腹を立て、再び酒造りの始まった蔵の中に逃げ込みました。家に帰っても竹雄に文句を言っていたのを見た綾に叱られたから尚更頭に来たのです💢。綾はその後を追いかけました。
が、綾は蔵の前で立ち止まります。女性は蔵に入ってはいけないと厳しく教えられてきたからです。でも綾は、どうしても中に入りたいという気持ちが抑えられず、ついつい入ってしまいました💦。綾は蔵の中の匂いを嗅いでうっとりし、一歩一歩踏みしめてさらに中に入ろうとしたところを、寅松に見つかって外に引っ張り出されました😨。女子が中に入ったらいかんですきっ!!😡
姉が叱られているのを見た万太郎は急いで中から出てきました。お姉ちゃんは悪くない、と泣く万太郎にも寅松はこんこんと言い聞かせます。女子は汚れているからいかんじがじゃき😤。
綾はタキにも叱られて夕飯抜きになりました。万太郎は、なぜ女子はダメなのか、と泣きじゃくりますが、綾は、そんな弟を慰めます。綾は一度でいいから蔵に入ってみたかったのだそうです。だから万太郎のせいじゃない🤗。
綾は常々、自分と万太郎の性別が逆だったらよかったのに、ともどかしく思っていました。でも万太郎が蔵人たちに「歌の礼」を言ったのを聞いて、万太郎は万太郎で当主に相応しいのだと思ったのだそう🌹。
母の死
年が明けると、ヒサの病が一気に悪化しました。万太郎はなんとか母を慰めたくて、山にあの花を取りに行きます。でもあの花は春に咲くため、まだどこにも咲いていません。なんとか一輪だけ白い花を見つけて、万太郎を捜しにきた綾と竹雄とともに持ち帰りますが、明るいところで見た花は、あの花ではありませんでした😱。
ヒサの枕元でこれに気づいた万太郎が嘆いていると、それまでずっと昏睡状態だったヒサが目を覚ましました💕。きれいやね。春になったら、あそこにおるきね。
ヒサが亡くなり、再び春がやってきました🌸。万太郎は、母との約束通り「あそこ」で花を眺めています。母を思い出して泣いていた万太郎に、あの日の天狗の声が聞こえてきました。おまんは何がしたいがぜ😎?万太郎はこう叫びました。わしは、この花の名前が知りたい!
まとめ
来週はこうした万太郎の好奇心がますます旺盛になり、目に止まるすべての植物の名前を知りたがっていました。そしてどうやら良き指導者(寺脇康文〜亀山薫@相棒)も現れるようで?🤗
も〜少し大きくなった万太郎、どっかで見たことあるな〜と思ったら、真犯人フラグのあっちゃん(相良篤斗〜小林優仁)ではありませんか😍!また、最初はあの花、ニリンソウかと思ったのですが、副題の「バイカオウレン」が正しいそうです。バイカオウレンの方が少し早め〜まさに早春に咲く花らしいです🌱。