らんまん ネタバレと感想 第16週 コオロギラン

朝ドラ【らんまん】の第16週は「コオロギラン」です。最後に万太郎が寿恵子と子供のために持ち帰った新種がこの「コオロギラン」だったようですね🌹。

牧野博士が愛した「コオロギラン」植物図をマキシモヴィッチが激賞「らんまん」週タイトルに〜高知新聞

牧野博士が愛した「コオロギラン」植物図をマキシモヴィッチが激賞「らんまん」週タイトルに〜高知新聞

高知県香美市香北町の山中県中部の山中 朝ドラ「らんまん」今週の週タイトルは「コオロギラン」です。牧野富太郎博士は高知県越知町の横倉山で、この小さな植物を発見しました。わずか5センチほどの背丈で、落ち葉の中に埋もれるようにある植物です。これも...

最初から余談で恐縮ですが、こちらの高知新聞さんでは「牧野富太郎博士の特設サイト」も用意されているそうです。万太郎とその仲間たちについて実話も交えながら楽しく書かれていましたよ。お時間のある時にでも足を運んで見てはいかがでしょうか💐。

牧野富太郎特設サイト

牧野富太郎特設サイト

生誕160年を今年迎えた高知県佐川町出身の世界的植物学者・牧野富太郎。2023年春のNHK連続テレビ小説「らんまん」で、主演の神木隆之介さんが演じる植物学者・槙野万太郎のモデルにもなりました。このサイトでは高知県の偉人、牧野富太郎をどこよりも詳しく深く紹介。高知新聞が提供するさまざまなコンテンツに触れて、朝ドラを楽しむ一助にもしてください。

すっかり前置きが長くなってしまいました。以下ようやくネタバレです😁。

伊藤家の執念

伊藤孝光が「トガクシソウ」を(別名の「ランザニア」で)発表したことで、田邊は完敗を喫しました😱。波多野は、こんなことをしたら伊藤家も将来がない、と冷静に分析します。東大を敵に回したからには、帰国した後はどこも受け入れてはくれないはずだというのです。せっかくケンブリッジまで行ったのに、もはや家に閉じこもるかどこか田舎の中学で教えるしか道は残されていない

〜実際も伊藤篤太郎氏は帰国後、東京や愛知、鹿児島の中学で教鞭を執っていたそうです。1921年に東北帝国大学に生物学科が新設されて初めて、ようやく、大学の講師となったらしいです〜

徳永は、新種の発表は一刻を争い、一手負けたらそれで終わりだ、と語ります。それが学者の世界だ。藤丸は、そこまでして新種を発見したり名付け親になったりしたいのか?と疑問を呈します。誰が発表したって、花は花じゃないか😤!

今どんなに頑張ってもいつかすべてが水泡に帰すかもしれない、いつのまにかそんな「戦場」に立たされていたと痛感した藤丸は、悩みに悩んだ末、大学を辞める決意をしました。

自分だけの道を探せ

藤丸は、自分の考えを伝えに十徳長屋の万太郎を訪ねました。万太郎はその頃、つわりがひどくて寝込んでいる寿恵子のために「かる焼き」を作ろうと四苦八苦しています。藤丸は、自分の義姉もつわりがひどかったと語り、そんな時に作って食べさせていた「フライドポテト」を作り始めました。寿恵子もこれは美味しいと食べてくれます👍。

寿恵子が寝た後、藤丸は自分の考えを打ち明けました。あそこにいるともう窒息しそうなんだ!😭

万太郎は、藤丸の悩みがそこまで深刻だとは思っていなかったと謝罪します。藤丸は人の痛みがよく分かる優しい人間だ。それだけに競い合いには向いていない。それが藤丸の特性なのだから、その特性に合うやり方を探せばいい。人と争いたくないのだから、まずは一人になれるところを探す。大学も休んで、自分だけの道を見つければいい

そこで藤丸は、まず、万太郎を観察することにしました🤗。休学の報告を受けた田邊は「くだらない」とこき下ろしましたが、もう藤丸の顔に迷いはありません😁。自分の「特性」は、田邊のそれとは明らかに違うはずだと分かっていたからです

新しい仲間

その田邊はついに万太郎を「一人の学者」として認めると言い渡しました。でもその口ぶりは対等な立場に立ったというより、敵として徹底的に叩き潰すと言わんばかりでしたね💀。

日本植物志図譜の第二集が発刊されると、誰もがその見事なヤマザクラの絵に感嘆の声をあげました😍。田邊は野宮を呼び出して「今後はこのレベルの絵」がほしいと言い渡します👿。それができぬなら田舎に帰れと言われた野宮はほとほと困り果てました😨。

そこで彼は波多野に相談に行きます。波多野もまた、万太郎や藤丸が去って、新しい仲間を求めていたため、一緒に「目に見えない植物の仕組み」を模索してほしいと協力を求めました。ふたりは「一生をかけて」その仕組みを探そうと約束します🌸。

出産

その頃万太郎は、お盆に合わせて土佐方面に植物採集に出かけました。藤丸も一緒です。ひとりで留守番をする寿恵子を周囲が大いに気遣いました。何かあったら、必ず頼ってね!

お産は涼しくなってからだろうとタカを括っていた寿恵子を、急に陣痛が襲います。そこへ倉木が現れて、助けを呼んでくれました。誰か!誰かいないか!?寿恵ちゃんが大変だ!

寿恵子は、万太郎から届いた手紙に書かれていた「子供の名前」を思い出しながら、産みの苦しみに耐えました。すみれはどうか?ユキは??男の子なら「いかり」(碇)もいいね🤗。

そこへ万太郎がついに戻ってきます。寿恵ちゃん!帰ってきたで!!頑張って!寿恵ちゃんっ!!

寿恵子は元気な女の子を産み落としました🎉。万太郎はその子の小さな小さな指を見ながら、植物採集で採ってきた小さな蘭の標本を差し出します。それが冒頭で触れたコオロギランなのでしょう

娘のためにいろんな花の名前を考えていた万太郎でしたが、どうにもこうにも1つに絞りきれなかったことから、そのたくさんの花々が咲き誇る「園」という文字を使うことにしました。子供の名前は「園子」です。この子の人生に、ありとあらゆる草花が咲き誇るように💐。

連続テレビ小説 らんまん Part1 (1) (NHKドラマ・ガイド)
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