らんまん ネタバレと感想 第5週 竹雄あっての万太郎

朝ドラ【らんまん】の5週目は「キツネノカミソリ」です。これまたとっても楽しかったですね〜。竹雄は「自分は何者でもない」と悩んでいたけど、おばさんはこう言ってあげたかったですよ。以下早速ネタバレですらんまんのネタバレ感想いきますよ〜( `ー´)ノ

3人の決意

万太郎はついに「自由」に生きることにしました。己が植物学の道に進むのと同様、綾にも、好きな「酒造りの道」に進んでほしいと希望します。姉ちゃんには、姉ちゃんをいちばんに思っている相手(竹雄)と一緒になってほしい!それが互いにとって一番幸せな道!

綾は万太郎の意思を尊重し、自分もまた好きな道に進む決意を固めました。私は酒造りが好きなんじゃ!

竹雄はそんなふたりの後押しをすると誓います🌹。

3人は、佐川に戻る前に、声明社の早川に挨拶に行くことにしました。既に演説をしていた早川はめざとく万太郎を見つけ「弁士」として紹介します。万太郎もまたその辺は心得たもので「植物バカ」と自己紹介から始めました。足元に生えている草花は辛い目にあうたびに変化した知恵者じゃ。彼らは一人として同じではない。それぞれに強さがある!皆が違うところに意味がある。わしらも自由に&懸命に生きればいい!

とそこへ憲兵たちが乗り込んできて、万太郎が捕まってしまいます😱。演説をしていた万太郎は早川と同じ首謀者だと誤解されたのです。竹雄は、タキを呼びに、ひたすら走りに走りました。高知から佐川までは30キロ近くあるそうです😵。

タキの教え

竹雄から万太郎が捕まったと聞いたタキは、自ら高知に行くことにしました。竹雄とその父=市蔵(小松利昌〜雫石千春@真犯人フラグ)が供をします。

その頃、万太郎は取り調べで、自分に政治的な思想はないと弁解していました。そして早川もまた万太郎を庇ってくれます。万太郎はひどい拷問を受けていた早川を見るにみかねて、つい、自分も仲間だと嘘をつこうとしたのを、早川はいち早く察して止めてくれました。こいつは単なる金づるじゃ。わしは、こういう甘ったれが一番好かん!😤

そこへようやくタキがやってきました。タキは、そこの署長と知り合いだったそうで、直接誤解を解きに行きます。おかげで万太郎はなんとか釈放されましたが、担当の警官はしつこく万太郎を侮辱しました。可愛い孫を「能無し猿」呼ばわりされたタキは我慢ができずにやり返します👊。その「能無し猿」を結社の一味と見なすとは、たいした眼力をお持ちじゃのう😏。

佐川への帰り道、万太郎は、年老いた祖母に無理をさせてすまなく思う一方で、声明社の皆はまだ牢屋で苦しんでいると胸を痛めます。わしのことを助けてくれたのに😭。

でもタキは、万太郎に政治の世界で生きる覚悟があるのなら戻ればいいが、そうではないのだから、めそめそするのはお門違いだ👎、と言い聞かせました。おまんは彼らを捨てたがじゃ。ほんなら振り返りな。大切なのは代わりに何をするがかじゃ。人はすべてを持つことはできん。何かを選ぶことは何かを捨てることじゃ。

万太郎にそう教えたタキは、その後「植物の名前」も教えてくれます💜。彼岸花によく似ていますが、花の色は、早川が着ていたのと同じ鮮やかな橙色でした。キツネノカミソリじゃ。なぜそう呼ぶかは知らん。

万太郎は、植物のことをタキと話す日が来ようとは夢にも思わなかったようで、このやりとりを心の底から喜びました。もっとおばあちゃんと話しておけばよかった😍!万太郎は早速これを竹雄とともに「標本」用に採取します。タキは、万太郎の植物への情熱がまだ消えていないことを痛感しました。

決意表明

佐川に戻った万太郎は、そのタキに思いの丈を打ち明けます。幼い頃から体が弱く、いっそ生まれてこない方がよかったと何度思ったかしれない。が、今にして思えば、こんな弱い自分がこれまで生きてこられたのも、タキをはじめとする皆が守ってくれたから。自分ほど幸せな人間はいない。もはや自分を「出来損ない」と思うのは止めた。自分に授かった「植物の才能」を生かすことに決めた。皆が育ててくれたわしを「何者か」にしたい!

気の短いタキは、途中で(自分を卑下した)万太郎の頬を叩きますが、万太郎は、言いたいこと=タキへの感謝を全て伝えるまで決して怯みませんでした。彼は今、己の才能を生かして生き切ることこそ、タキへの恩返しと信じて疑わなかったのです💕。

タキは、口では「許さない」と叱りましたが、心はとっくに許していました。むしろ、峰屋にいれば楽な暮らしができるのに、それを捨てて「何者か」になろうとしている万太郎を心から誇りに思ったに違いありません🤗。それはタキが、昔万太郎が母のために描いた花の絵を大切に持っていたことからも明らかですよね🌸。

万太郎は蔵入りの日を選び、皆に己の決意を伝えました。自分は植物学の道に進み、峰屋は綾に任せることです。綾もまた、これまでの悔しさや情熱を吐露しました。親方も市蔵も、万太郎より綾の方が当主に相応しい😁、と讃えてくれます。分家も文句は言えません😜。

竹雄あっての万太郎

万太郎と綾は、それぞれ、竹雄は、万太郎は綾に、その綾は万太郎に、尽くすべきだと考えていました。竹雄は、考えに考えた末、綾にはあの櫛を渡して思いの丈を伝えた上で、万太郎に付いて行くことにします。ふたりのうち、竹雄をより必要としているのは、明らかにダメ若=万太郎だからです😂。万太郎は、竹雄がいなければ、きっと何もできません。

竹雄はふたりに負けないよう、一番大変な道を選ぶことにしたのです。万太郎も、一緒に行くと言い張る竹雄の姿には、心底ホッとした様子でした🤭。

まとめ

普段は、田舎編と都会編があると、大抵「田舎編」に後ろ髪を引かれるところなのだけれど、今回はこの「都会編」がめちゃ楽しみなおばさんです😁。続きもとっても楽しみです

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