韓ドラ大好きおばさんの「言いたい放題いわせてヨ!」

谷原章介の【黒い画集~証言~】 ネタバレと感想 不都合な真実

2020/05/10
ミステリーその他 0
松本清張 証言 黒い画集 谷原章介 浅香航大

松本清張作、【黒い画集】の第2話~証言~のドラマを視聴しました

本来は男性と女性の不倫を描いた作品らしいですが、このドラマはそれを男性同士のそれに置き換えてきました。演じるのは谷原章介さんと浅香航大さんでなかなか目の保養にはなりましたけれど、やはりこの時期ですからどうしても、あんなにくっついて大丈夫?と心配になったのはおばさんだけじゃありませんよね。でも実際の撮影は1月初旬~中旬だったようです

またこれはおばさんの偏見かもしれませんけど、松本氏はどうも女性に対してあまり良い感情を持っていないような気がしてならなかったのですが、この作品も同様でした。それは結末を痛快な復讐と取るか、独りよがりと取るかでも解釈の分かれるところだと存じまするが。不都合な真実に突き当たった時、人はどんな行動をとるのか、でその人の人間力が試されますね

以下ネタバレのあらすじです黒い画集~証言のネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

医師の石野貞一郎(谷原章介~山本志丈@令和元年版牡丹燈籠)は、妻の幸子(西田尚美~佐野喜代子@かすてぃら)と結婚して、その実家のクリニックを継ぎました。幸子の父は女癖が悪くて有名だったようですが、貞一郎はまじめで仕事と家庭一筋だと評判も上々です。ふたりには息子と娘もおり、平和な家庭生活を送っているように見えました

が、あることをきっかけにその貞一郎の秘密が明かされることになります

ある日突然、刑事が貞一郎を訪ねてきました。彼らの話によると、殺人事件の容疑者として逮捕された杉山孝三(堀部圭亮~加瀬彰一@ハゲタカ)が、事件発生当時、事件現場から遠く離れた場所で貞一郎に会っていた、と警察で証言したのだそうです。杉山はかつて貞一郎の患者だったそうです。

貞一郎はちょっとためらいながら、そんな場所には行っていない、杉山には会っていない、と答えました。

が、事実は全く逆で、貞一郎は間違いなくその時その場所で杉山に会っていたことが視聴者に伝えられます。貞一郎には「秘密の愛人」がいて、その日は陶芸家のその愛人の窯場を訪れて密会していたのです。しかもその愛人は男性=梅沢智久(浅香航大~神谷将人@あなたの番です)でした。貞一郎は女性の幸子と結婚生活を送ってはいましたが、心から愛せるのは男性だけだったのだそうです。それに気づいたのは学生時代だったのだとか。

貞一郎は、不倫のみならず、自分がゲイだという性的嗜好もひた隠しにしていたため、真実を話すわけにはいきませんでした

杉山が無実なら、他にも証人が現れるだろうぐらいに思っていたのが、あにはからんや、杉山は逮捕され、起訴されてしまいます。結局貞一郎は法廷でも「偽証」せざるを得ませんでした。

その上裁判所で杉山の娘の沙紀(高月彩良)からどうして嘘をつくのか、と詰られた貞一郎は、良心の呵責に耐えられなくなります

貞一郎はついに智久にこの話を打ち明けました。それで智久は、貞一郎がゲイであることを恥じている、と痛感します

その智久は陶芸教室で、偶然、幸子に出会っていました。美しくて人当たりの良い幸子に嫉妬していた智久は、貞一郎を詰らずにいられなくなります。あなたは僕との関係も恥じているんだ!僕は誰に知られたってかまわないのに!!

結局貞一郎は、自分との愛よりも家族を選んだ、と悟った智久は、貞一郎とは別れることにし、以前から智久への好意をあらわにしていたディーラーと一晩過ごしました

そこへ、智久と連絡がつかなくなって気も狂わんばかりになっていた貞一郎が現れます。あの男は誰だ!?

智久から別れを切り出された貞一郎は、カッとなって智久を殺してしまいました可哀そうな智久

それからというもの、貞一郎は毎日、死んだように暮らしていました。しばらくして智久の母=初枝(宮崎美子~高家良子@インハンド)がクリニックにやってきます。

初枝は智久から貞一郎が恩人だと聞かされていたらしく、それはそれは感謝をして智久の遺品を置いていきました。智久は貞一郎との別れに際し、貞一郎のための作品を残していたのだそうです

貞一郎はついに罪の意識に耐えられなくなりました。妻の幸子には、以前「女性との不倫」のせいで杉山に見られてしまったと嘘をついていたのですが、それは嘘で、本当は智久と不倫をしていたのだと打ち明けます

もうこれ以上嘘をつくのは耐えられない。君と子どもたちには迷惑をかけるが、明日警察に行く僕は自首する!

幸子は多くを語らず、最後に一緒にウイスキーを飲もうと誘いました。彼女は貞一郎のグラスに、彼が隠し持っていた睡眠薬を潰して混入したのです

貞一郎が書斎で亡くなっていることは百も承知で、いつもと変わらず子どもたちに話しかけている幸子が不気味すぎでしたよね。子どもたちは何も知らず、父の死を知って嘆き悲しみます

幸子は貞一郎の墓参りをし、子どもと家庭を守るためにはこうするしかなかったのだと語りました幸子を裁くのは誰ぞ?

実は幸子は「女性との不倫」を打ち明けられた時も、杉山は女たらしだから殺人罪で捕まっても構わないと語っていたのですよね。ちなみに杉山は犯人ではなく、別に真犯人が逮捕されたそうです。

そのぐらいですから、夫の性的嗜好と殺人が世間に知られるぐらいなら殺そうとするだろうことは安易に想像できたものの、せっかく夫がこれまでひた隠しにしていた秘密を明かしてまで罪を償おうと決意したのに、その機会を奪うとはなんと恐ろしい女性なのだろうかと、背筋が寒くなりました独りよがりもいいとこだ(;´Д`)。一見優しそうに見えても実はそんな身勝手な女性と暮らしていたのでは、貞一郎の心も決して休まらなかったことでしょう

それともあれかな~幸子もつぶやいていたように、貞一郎も妻の意図に気づいていて、自分では死ぬこともできないから、甘んじてその罰を受け入れたのでしょうか

できることなら貞一郎がもっと早く己の過ちに気づいて、智久との愛を全うしてほしかったです。それほどふたりのラブシーンは美しかった貞一郎にはもっと強く生きてほしかった


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これまでに視聴した日本のドラマの視聴リストはこちらです: 視聴ドラマ一覧~日本のドラマ編やっぱりドラマは面白い

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