35歳の少女 ネタバレと感想 第1話 今後の展開に期待ですね
柴咲コウさん主演のドラマ、【35歳の少女】を見始めました。設定は多少違いますが、そのほとんどが以前の13とそっくりで、思わずデジャヴかと思ったほどです。遊川さんもイギリスドラマの13を参考になさったのでしょうか
。
13の場合は「事故で寝たきり」ではなく「誘拐されて行方不明」だったので、主人公は浦島太郎状態とはいえ、すっかり「大人」でしたけどね。そこが大きく異なる点で、それゆえ、今後の展開はまた違ってくると思われますが。
以下あっさり簡単なネタバレです。
25年を経て
主人公の今村望美(鎌田英怜奈)はその日、乗れるようになったばかりの自転車で、母の多恵(鈴木保奈美~幸村チカ@SUITS)が買い忘れたすき焼きの豆腐を買いに出かけました。が、その途中、ブレーキが利かずに大事故に遭ってしまいます
。ブレーキは元々壊れていたそうなのに、父の進次(田中哲司~座間敦司@ディア・ペイシェント)が直すのを忘れていたのだそうです
。
それ以来なんとなんと25年もの間、望美は意識を取り戻しませんでした。
その間、多恵は必死で介抱しますが、その長年の苦労がたたり、今ではすっかり白髪頭のおばあさんになっています。目覚めた望美(柴崎コウ~直虎@おんな城主直虎)は目の前にいるのが母親とはとても思えないようでした。誰?このおばあさん??
また進次は事故から5年後、そんな多恵と別れて他の女性=加奈(富田靖子~古藤深雪@私の家政夫ナギサさん)と再婚してしまいます。加奈には連れ子の達也(竜星涼~長谷川翼@テセウスの船)がおり、引きこもりの上時々暴れるそうです。彼が部屋から出てくる時にはあらかじめメールをしてくるので、その間進次と加奈は隠れているのだとか。
そんな進次ですが、望美が目覚めたのはやはり嬉しかったようですね。でも望美はこちらも「このおじさんがパパ?」とすっかりしょぼくれた父にひどくガッカリしていました
。
また望美の妹の愛美(橋本愛~月村百合@同期のサクラ)は母親に引き取られた後、今は独立しているそうです。32歳独身で、バリバリ仕事をしているようでした。今さら意識を取り戻した姉を前に困惑しかないようです。
一方で多恵は、望美がかつて好きだった男の子、広瀬結人(坂口健太郎~日向サトル@ごめん、愛してる)も家に招待します。多恵は、望美が事故に遭う前の平和な状態を再現したかったため、進次や愛美には、今も昔と変わらず同居していると嘘をつかせました。
が、その嘘もすぐに明らかになります。
暴露合戦
結人もまた望美が初恋の人だったそうで、望美に「教えるのが上手い」と言われたことから教師になったそうです。でも理想と現実のギャップに打ちのめされて、今は「代行業」をしているらしい
。
最初は多恵の希望通り明るく振舞ったものの、次第に嘘をついているのが嫌になり、すべてをぶちまけてしまいました。今はお前がかつて望んでいたような平和な社会なんかじゃないっ!!
温暖化やら差別やら原発やら、いっぱい問題があるのにそういうものには目をつぶって、みんな自分が得することばっかり考えてんだよ!
進次と愛美もこれに続けて真実を明かします。
それを聞いた望美は耐えられなくなり、25年前の少女のまま、わんわんと大声で泣き出しました。そこで皆は初めて、望美がまだ少女なのだと気づかされたようです
。
結人もまたそんな望美には次第に心を開くようで?
感想
いきなり25歳も年を取ってしまった望美がこれからどう適応していくのか。結人のセリフにも見られたように社会的問題なども絡めていくものと思われますので、今後の展開に期待しておりまする
。
これまでに視聴した日本のドラマの視聴リストはこちらです: 視聴ドラマ一覧~日本のドラマ編