元彼の遺言状 ネタバレと感想 第10話 記念すべき初法廷

綾瀬はるかさん主演の【元彼の遺言状】もいよいよ10話を迎えました。どうやら来週が最終回のようですね。いや〜津々井のセリフじゃないけど、前代未聞の公判でございましたね😂。剣持の「堂々たる弁護」には惚れ惚れしちゃいましたわ😍。裁判員裁判で本当によかった。以下いつもよりは詳しいネタバレです元カレの遺言状のネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

初めての法廷

篠田の裁判は裁判員裁判で行われました。検察側は公判部のエースだという主任検事の三瀬義孝(八嶋智人〜間地真実@未来への10カウント)です。

証拠物の展示

それに引き換え剣持は、なんとこれが初めての「(刑事)裁判」だそうで、徹頭徹尾「ルールを無視😈」しました😵。敵はエースというだけあって、物的証拠も十二分に揃えていますが、剣持は意に介せず、いつも通り、自分のペースで進めようとします。裁判長(正名僕蔵〜太田黒芳春@真犯人フラグ)は、裁判の内容以前に、そんな剣持にルールを守らせようと必死でした💦。

弁護人は席に戻って!早く戻りなさい。弁護人、ご自身の意見はほどほどにそんな初歩的なことも分からないの?

求められていない時にはしゃしゃり出てくるくせに、意見を求められると「特にない」と答える剣持の姿には、津々井ばかりか篠田までもが「大丈夫なの?😨」と不安になります。津々井は「裁判員の心象は最悪だ」とこき下ろします。何せ剣持は、これまで唯一体験した刑事裁判は研修だけで、その裁判では「監置場送り」を命じられたのだそうです😱。

篠田は、もはや「無期か死刑の2択」しかないと落ち込みました。紗英は、なんとかしなさいよ!と檄を飛ばします😤。

証人尋問

証人には、事件当夜のパーティーに出席した「町の人々」が呼ばれました。もうね、最初の1話の時に、持ち前のオタク精神を発揮して事細かに登場人物をまとめたのに、あっさり犯人が解っちまってからは、もうアレをやる気にはなれませんのですわ🙏。彼らはそれぞれ「篠田が怪しい理由」について供述しますが、剣持もまたこれを次々に論破していきます剣持がカッコよかったね〜(^^)/

ただしこれが「剣持のペース」だったため、三瀬と裁判長は、いちいちその揚げ足を取ってきました😈。それは憶測だ!意見を求める質問だ!「自由な発言」を控えるように憶測に憶測で返すな!ここは法廷ですよ!!!これには津々井も頭を抱えます😵。ったく臆測に臆測で返すなんて、何、考えてんですか😤!篠田は不安でいっぱいです。麗子ちゃん!😭

剣持は「明日の証人」が鍵だと仄めかしました。篠田は「検察側の証人」か!と色めきだちます😍。でも剣持はそれよりも、裁判が始まって以来、毎日「麺」ばかりなのが不満なようです。どういうこと?!😤

その証人は滝沢美月です。滝沢は、あくまでも、篠田は外に出ていない、自分はずっと受付にいたから間違いないと主張しました。一方の剣持は、徹頭徹尾、篠田は人を殺すような人間ではない、と言い続けました。篠田が「金がらみ」で小笠原を刺したとの証言に対しても、篠田は金への執着心が極めて薄いと弁護します。この間も、三瀬と裁判長から、終始注意をされていました💦。意見を求めた質問だ。重複だ。本件とは関係ない。威嚇的な質問だもういい加減覚えて!

でも裁判員たちは違いました😁。彼らは剣持の巧みな弁論にどんどん引き込まれていったのです💘。私は聞きたい!私も!僕も!裁判員裁判でよかったね〜裁判長も認めざるを得ませんでした。これまではほとんどすべて三瀬の主張を認めてきたのが、次第に「却下」の回数が増えていきます👍。

剣持は語り続けます。篠田はあの日830円しか持っていなかったのに、その有り金全部を「タクシー代が払えずに困っていた滝沢」に貸したのだそうです。滝沢は、店に戻った後、篠田にこれを返そうとしたけれど、篠田は受け取ろうとしなかったのだそう。それで滝沢は、篠田が店を出て外のベンチで寝ていた時に、こっそりポケットにこの金を入れておいたのだそうです。そして、冷えてきたからとストールもかけてくれた💜。篠田はそれに気づかぬまま、犯人扱いされたので、その830円でタクシーに乗って「逃走」したのだそうです。

彼は6年もの間、働いても一銭の報酬も受け取らず、ただひっそりと「誰にも読まれることのないミステリー小説」を書き続けていた。なぜなら彼は「透明人間」にされてしまったから。誰かが嘘をついている。裁判とは真実を述べる場所なのに。その真実には一人の人間の人生がかかっているのに。田中守という人間の人生が。

答えてほしい。彼を知っているか?彼は、財布をなくして困っているあなたを助けてくれた田中なのか?彼の人生はあなたの掌の中にある!😤

三瀬の異議は即、却下されました。滝沢は、ついに、ストールをかけたのは自分だと告白します🎉。篠田はやはり外へ出ていたのです。

法廷を出ると、津々井はこんなひどい公判は初めてだとため息をつき、紗英は、これなら勝てるのではないかとニンマリしました😁。肝心の篠田は号泣して涙が止まりません😭。

"オリエント急行殺人事件"

その後、剣持は警察の協力を得て、関係者全員をあのレストランに集めました。ここでようやく「死亡推定時刻」が言及されます💦。剣持曰く、被害者が刺されたのは篠田がまだ外にいる時間帯であり、全員がレストランにいて「殺害」を目撃していたそうなのです😱。でも彼らは加害者を庇うために口裏を合わせることにした。つまり、加害者は「篠田を犠牲にしてでも守らなければいけなかった人物」〜医師の高瀬その人だったのです😠。

この町の住人は皆、10年前の台風で壊滅的な被害を受けていたそうです。そのために彼らは小笠原から借金するしかなかった。小笠原はその弱みにつけ込み、上限ギリギリまで利子を釣り上げた挙句、あの夜に借金の返済期限を早めると言い出したのだそうです。払えない奴はとっとと出て行け!💀

激怒した旅館の主人の亀田はナイフを取り出して小笠原を殺そうとしました。小笠原が後退りしたところに、高瀬が包丁を構えていてヤツをぶすりと刺したのだそうです😨。高瀬は警察に自首しようとしましたが、他の皆がこれを引き止めました。先生はこの町に必要な人間だ!😭

と、そこに飛んで火にいる夏の虫=篠田が店に入ってきたのだそうです🐒。彼は何も気づかず、皆に挨拶をしてまた寝てしまいましたホント、篠田はお気楽だわ。こうして篠田はまんまと犯人に仕立てられてしまったのです。それを知った高瀬は、篠田に逃げるよう電話をしました。そして今回、篠田が無実を訴えて出たことで良心の呵責に耐えられず「自殺」をしたのだそうです。

剣持は全員を怒鳴りつけます😡。ふざけたこと言ってんじゃないわよ💢!必要な人のためなら、誰かを犠牲にしていいなんて誰が決めたの!?必要ない人間なんていない!篠田は私にとって必要な人間よっ!!😤

剣持は、皆の安易で身勝手な考えが「彼らが最も必要としていた高瀬」を死に追いやった、と批判しました👍。彼らの罪は「虚偽告訴罪」で、本来なら10年以下の懲役ですが、執行猶予がつくそうです。それを重いと思うのか、それとも軽いと思うのか?篠田から6年という歳月を奪ったあなたたちは、それをどう思っているのか!?彼はその間透明人間としてしか生きることができなかったのに!!😡

剣持は、本当に腹が立つ!と息巻いて、あとは警察に託しました。

エピローグ

当然、篠田は無罪を言い渡されました🌹。篠田は涙が止まりません。傍聴席には富治も来ていました。篠田はいかにも感慨深そうに、栄治がいなかったら、いまだに透明人間だったと語りました。あの遺言状が剣持と引き合わせてくれたのだから。剣持は、富治にだけ、栄治の「もう1つの遺言🌸」を見せました。篠田には内緒です😉。

剣持は篠田に、これからは自由だと伝えます。もしここにいたければ、朝昼晩3食きっちり料理を作ること給料は初任給くらいしか渡せないけど、と語る剣持に篠田は、お金などいらない、と答えます。でも剣持は、お金は必要だと言い聞かせました。あんたは社会に戻ってきたんだから。もちろん、食費と光熱費、家賃はしっかり引かせていただくわ😏。

これには猛抗議する篠田です。食費っていうけどね、あなたがほとんど一人で食べてるんだから、割り勘はおかしい!!僕はほとんど食べてない!

そこへ津々井がやってきました。津々井は「あの約束」はやめたと伝えにきたのだそうです😲。一円にもならない仕事で頭を下げるような弁護士は必要ないそうです。まさか、あの剣持麗子がこうなってしまうとは😏。次には紗英がやってきました。待った?💕 紗英は津々井と食事〜お寿司を食べに行く約束をしていたのだそうです。ふたりはすっかり「紗英」「津々井」と呼びあう仲になってます💜。

剣持は、あまりの羨ましさに、篠田を「貧乏神💢」と呼びました。あんたは私に「無償労働10年分」の借りがあるわよ!😤

まとめ

このふたりの楽しい掛け合いを見られるのもあと1話です。最終回が楽しみですね🤗。

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