元彼の遺言状 ネタバレと感想 第4話 篠田の逆襲
綾瀬はるかさん主演の【元彼の遺言状】4話を視聴しました。いばりくさっていた剣持も、最後は「篠田ごとき」にやられてしまいました。以下早速ネタバレです😁。
ミステリー作家の殺人事件
篠田、そして亡くなった栄治も好きだったというミステリー作家の秦野廉(宮田早苗〜圭一の母@しずかちゃんとパパ)が、13年ぶりに新作を出すことになりました。代表作は「胡桃沢啓二シリーズ」です。秦野はその記者会見で驚きの告白をしました。なんと彼女は「人を殺した!」のだそうです😨!?しかも、これから伝えるところに死体がある、と付け加えました😈。
ネットで会見を見ていた篠田はその爆弾発言に驚きましたが、すぐにこれは「挑戦状」だと閃きます。秦野はいつも読者に「謎解きの挑戦状」を出すのが彼女のスタイルだったのだそうです。が、その後すぐに秦野の発言は真実だったことが判明しました。秦野の告げた住所に男性の遺体があったからです。しかも、その男性の妻だという女性が「夫を殺した」と自首してきたのだそう?🤔
ミステリー好きな篠田は早速その「謎解き」を始めました。これはまるでクリスティーの「牧師館の殺人」だよ。剣持は朝食のメニューをリクエストしながら、本当に秦野が殺人犯なら新刊の発売など中止になるとこき下ろします。篠田は、それだけはなんとしても阻止したい、と言い出しますが、「サステナブルな高収入💰」を目指している剣持は歯牙にも欠けません
。
それで篠田は、秦野の出版を担当する「白河出版」に署名を送る、と言い出しました。これで剣持にスイッチが入ります😍。白河出版の顧問弁護士が84歳で、今にも死にそうだ(🙏)ということはすでに調査済みだったからです💦。行くわよ、篠田!!😎
剣持の考えることは津々井も考えています😈。結局このふたりは似たもの同士なのですよね。ふたりで白河出版の「後釜」を狙って丁々発止と闘いました。津々井は「大手」を売りにし、剣持は「若さ」を武器にします。84歳を62歳に代えたところで、またすぐに次を探すことになりますわ😏。
津々井が「経営状況」を持ち出すと、剣持は、篠田の「作品への愛💜」を勝手に拝借しました😂。自分は秦野の大ファンだとのたまい、篠田が熱く語っていたセリフをそっくりそのまま披露します😓。聞いてないようでちゃんと聞いていたところがすごいですよね。バナナプディングのトリックが解けた時は嬉しかったなあ😁。あら、津々井先生はお読みになってない?あっ、フィクションは時間の無駄でしたよね?って、それ剣持も同じこと言ってましたが。
こうして剣持は見事この案件を奪い取りました。次なる問題は、秦野の新作の内容が、今回の殺人事件の内容と酷似しており、被害者の妻でもう一人の容疑者の清宮加奈子が秦野の家の家政婦をしていたことです。しかも加奈子は秦野から新作を読んでほしいと依頼されていたのだそうです。
剣持は「殺人教唆」が争点になると指摘しました。その場合、問題になるのは、秦野が加奈子に夫を殺させたいという意志があったかどうかです。秦野は、自分が13年も筆を折っていたのは当時「リアリティがない」と批判されたためだったから、今回新作を出すにあたって、そのリアリティがあるかどうかを加奈子に判断してほしかったのだと打ち明けました。
秦野が殺人を告白したのは、自分の作品を読んだ加奈子が夫を殺害してしまったことに対する罪悪感からだったそうです。彼女が小説の主人公と同じように夫の暴力に苦しんでいたなんて知らなかった😭。
それなのにマスコミでは「殺人教唆」の可能性が取り沙汰されます😨。もちろん津々井の嫌がらせです😈。あの狸ジジイ😡!剣持は早速加奈子に接見に行きました。すると驚いたことに加奈子は「小説を読んでない」と答えます🙄。確かに小説は渡されたけれど、読む時間がなかったのだそう。
が、この世論はすぐに「金の力」で逆転しました。紗英が金に物を言わせてスポンサーを動かし「殺人教唆はあり得ない」という論調に向かわせたのです😁。
真犯人は他にいる?
今度こそいける!剣持がそう確信していたところに、ストーカーならぬ、刑事の松田大樹(勝村政信〜阿部悟@旅屋おかえり)が現れました。松田には加奈子が犯人だとは思えなかったそうで、誰かを庇っている、と考えていたようです。彼女には娘がいるのだそうです。
その娘の希(白鳥玉季〜佐野鈴@テセウスの船)が剣持の事務所を訪ねてきました。剣持は留守だったため、篠田が相手をします。篠田は希に「くるみざわ・けいじ」が食べたチョコを振る舞いました。彼は犯人には辛いけど女の子には日本一甘い男なんだ😁。
そこへ剣持が帰ってきました。希は剣持に、母は殺していない、と訴えますが、剣持は「刑事弁護」はしない、と断ります。それでも必死で食い下がる希に、剣持はふと「あの小説を読んだのか」と尋ねました。松田の言葉が引っかかっていたのです。もしや加奈子は娘を庇っているのではないか?🤔
その後、篠田もまた同じことを考えて、こちらは黒丑を引っ張り出して加奈子の周辺の聞き込みをしました😂。その結果、今回の事件は「牧師館の殺人」じゃなくて「Yの悲劇」だったと確信するに至ります。同じ頃、娘に疑いがかけられたと知った加奈子が供述を翻しました。私は小説を読みました!!が、話を聞くとそうでないことは明らかです💦。
この話を聞いた希は剣持と篠田に「父を殺したのは自分だ」と申し出ました。小説を読んだ、母は私を庇っている!ところが、すぐにこの「嘘」が明らかになります。希は「胡桃沢啓示」を「胡桃沢・刑事」と誤解していたからです。篠田の言葉を聞いて「くるみざわ・けいじ」という存在は知っていても、それが誰なのかは知らなかった🐒。胡桃沢啓示は刑事じゃなくてパティシエだったそうです💦。
ネタバレ
犯人は秦野でした。リアリティを追求したかった彼女は、加奈子がDVで苦しんでいることを知ると、自分で「夫殺しの小説」を書いて彼女に渡し、殺害を実行させようとしたのだそうです😱。が、いつまで経っても加奈子が夫を殺さなかったために剛を煮やし、自ら清宮を殺して、あたかも希が殺したかのように仄めかすことで加奈子に罪をなすりつけたのだそうです😤。
剣持は秦野が捕まる前にちゃっかり「経費」を請求しました😈。その上、白河出版からも大いに感謝されます。これで今度こそ顧問契約成立か😍?と思いきや、とんだ伏兵に邪魔されました。篠田です🐵。篠田は、白河出版の編集者が、今になって秦野の作品をめちゃくちゃにこき下ろしたのに腹をたて「作品を大切に思えない人間とは仕事ができない!💢」と啖呵を切って断ったのです。剣持は慌てて、あんたが仕事するんじゃない😨!と黙らせようとしましたが、気の短い編集者はすっかり怒ってしまいました。そもそもあんたたちじゃなくてもいいんですから!!😡
剣持は、せっかくサステナブルな高収入がえられるところだったのに、と篠田を罵倒しました。この貧乏神がっ!!篠田のくせに偉そうなこと言うな、この役立たず!!さすがの篠田も腹を立て、もう二度と何も作らない😤!!と豪語しました。麗子ちゃんなんかね、一生腹すかせてればいいんだよ!
腹を立てた剣持はすぐに「腹が減った🐒」けれど、もはや何も出てきませんでした😜。
新たな謎😈
この後の回想シーンで篠田は、これまでの話とは異なる事実を披露しました。確か篠田は英治の大学のミステリー研究会の先輩だったはずでしたが、そうではなかったことが明らかになります🙄。篠田は「大学へ行っていない」そうなのです。いいなあ、楽しそうだな、と語ったことからも、あの写真を撮った時は、たまたま英治が篠田をミス研に連れて行ったに違いありませんね🤔。