潜水艦カッペリーニ号の冒険 ネタバレと感想 ユーモアたっぷりの素晴らしい作品でした

二宮和也さん主演の【潜水艦カッペリーニ号の冒険】を視聴しました。二宮さんが出演する年末年始のスペシャルドラマは「赤めだか」や「坊ちゃん」など、いつも楽しませてもらってまいりましたが、この「潜水艦カッペリーニ号の冒険」も実に素晴らしい作品でしたね👍。ロベルト・ベニーニの"La vita è bella"を思い出してしまったほどです。

あまりに素晴らしかったので少し調べてみたら、原作は「ホイチョイ・プロダクションズ」とのことでした🙄。あの懐かしい「私をスキーに連れてって」や「おじいちゃんは25歳」などを制作したクリエイター集団なのだそうですよ😲。愉快で楽しくて、でもちょっぴりペーソスも漂って、本当に素敵なドラマでした。未見の方には是非お勧めしたい作品です💐。

以下ネタバレのあらすじです。本当のネタバレは最後になりますので、結末を知りたくない方はご注意ください(結末だけ知りたい方もご利用ください)ませ🙇‍♀️。

急転直下

時は1943年9月、第二次世界大戦において日本の同盟国だったイタリアの潜水艦、コマンダンテ・カッペリーニ号が日本に向けて出発しました。目的は物資の輸送です。その一方で、このイタリアをはじめとする枢軸国の劣勢が顕著になると、時の権力者だったムッソリーニの求心力が急激に低下してきました。連合軍によるシチリア侵攻でイタリアの敗戦が決定的となるや、ついにムッソリーニは失脚し、代わりにピエトロ・バドリオが政権を掌握します。そしてこのバドリオ政権は連合国側に寝返りました。つまりその時「味方の日本」に物資を輸送していたはずのカッペリーニ号は「敵😈」になってしまったのです💦。

そのカッペリーニ号の到着を目前にした日本では、彼らの扱いをどうすべきか迷っていました🤔。大佐で司令官の廣田正(堤真一〜平岡円四郎@青天を衝け)は「まさか地球を半周する間に自分の国が降伏して敵側に付いたなんて知らないのは気の毒だ😏」と同情を示しましたが、かつてイタリアのジェノバに2年ほど滞在し、そのお気楽さを毛嫌いしていた少佐の速水洋平(二宮和也〜渡海征司郎@ブラックペアン)は、その国民性がいい加減すぎるからいけない😤、と怒りをあらわにします。速水は超がつくほど真面目なのに対し、イタリア人は「食べて、歌って、恋をして💕」を信条にしているからです。実際、陽気なイタリア人乗組員たちは、日本に着いたら「芸者」に会えると大いに浮かれていました

廣田はイタリア人の乗組員を全員捕虜にするよう命じました。そしてイタリア語を解する速水には、イタリア語が分からないふりをして彼らの動向を探れと伝えます😈。速水はその命令通り、イタリア語は分からないふりをし、通訳を介してこの状況を彼らに伝えました。部下で大尉の尾上克郎(音尾琢真〜阿部裕亮@青のSP)は「ハイ」「ヤリマス」以外は何も話すな😡!と檄を飛ばします。でもその使い分けが、彼らにとっては、なかなか難しいらしい😂。

速水の計画

そんなイタリア嫌いな速水ですが、カッペリーニ号を利用しない手はないと考えており、この潜水艦を戦闘用に武装し直して帝国海軍に編入するという計画を立てました。廣田はこの計画を高く評価し、速水を艦長に任命します。ちなみに廣田は「カッペリーニ」が覚えられず、いつも「カトリーヌ」と間違えています🐒。が、それもこの日までとなりました。帝国海軍の艦となったからにはそれに相応しい名前=帝国海軍伊号第五〇三潜水艦が与えられたからです😅。イタリア人とは異なり「人生はお国に捧げるためにあると信じてやまない速水は大いに力みました😤。はっ。必ずやお国のお役に立ってみせます!どうやら速水は以前自分の艦を沈められたことがあるらしいので、尚更力が入ってしまうようです😓。

速水はこの計画をイタリア人たちに伝え、日本の軍人とともに潜水艦を修理し、操艦する者を募集しました。どうやら同じイタリア人でもお堅いムッソリーニ派😈そうでないお気楽派🐒がいるらしく、そのお気楽派の代表たるアンジェロ(パオロ)、アベーレ(ペッペ)、シモーネ(ベリッシモ・フランチェスコ)が手を挙げます✋。そして彼らは、もし自分たちが艦を動かすことができたら、日本人と同じ扱いをしてほしいと要求しました。そこまで断言した根拠は、艦が動かなくなった理由を知っていたからです😵。どうやらカッペリーニ号の「ボルト」を一本抜いておいたようですね。それに資源の節約を理由にボイラー(?)でミートボール缶を温めたのも故障の原因だったようで😓。

イタリア人はいい加減だから、イタリア製のものはなんでも壊れやすいと怒っていた速水も、彼らのおかげであっという間にエンジンがかかったことは高く評価しました😂。悔しいが、このイタリア兵たちには高度な操艦の技術があるみたいだ😠。そう言って、この3名を乗組員として認めます。でも3人は早速「命令は聞かない、お願いなら聞く」と主張しました。速水は、腹を立てながらも、通訳に「お願いしろ」と銘じて立ち去ります。ヤリマス!😁

共同生活

廣田は、実家が旅館の速水に対し、彼ら3人を預かってほしいと依頼しました。旅館とはいえ、今は休業中であり、速水の他には妹の早季子(有村架純〜中浜里穂子@コントが始まる)しか住んでいないため、速水は「野獣を家には置けない!💢」と断ろうとしますが、廣田は「これは任務だ」と命じます。命令には絶対服従の速水は、仕方なく3人を実家に連れて行きました😓。ここでも3人は遠慮なく、その実家が狭いだの汚いだのとこき下ろします👎。速水は遂にブチ切れて、これまでの彼らの悪口雑言をすべて理解していたことをぶちまけましたボルトを突っ込むとか言ったな!。さすがの3人もこれ以上は言えなくなります😨。これに加えて、アベーレは、すっかり早季子に心を奪われてしまい😍、家の狭さなどどうでもよくなるどころか、そこが「天国😇」に思えてしまったようです😂。

速水は、呑気な早季子に重々注意を促しました😠。連中は野獣だ。気を許すな!でも早季子は笑って取り合いません。みんないい人じゃない?それは、アベーレが速水にいたずらしようと、速水の大っ嫌いな虫(クモ)をお風呂場に仕込んでおいた時も同様でした。お風呂も嫌いな速水は、早季子に先に入れと促したため、クモに驚いた早季子が悲鳴をあげたのです😁。アベーレは急いで風呂場に駆けつけました

早季子の悲鳴に驚いてやってきた速水は、この様子に激怒しましたが、早季子はあまり気にしていません。子供の頃から混浴には慣れているそうなのです。早季子に懸命に謝っているアベーレを見た速水はまたしても憤慨し、柔道の稽古でアベーレを、それも何度も投げ飛ばしました殺してやる!。速水は柔道三段の腕前なのだそうです。アベーレは、自分より小柄な速水に投げ飛ばされるのが不思議でならないようでした(・・?) 。

この力が日本の柔道だ。ざまあ見ろ。お前に日本の何が分かる😤。俺はお前たちの享楽的でだらしなくていいかげんなところが大嫌いなんだ早季子に2度と近づくな!!あまりにも締め付けるので、尾上が止めに入ったほどです💦。艦長、死んでしまいます😨!速水は実際、殺したいと思っていたのだそうです🙀。

変化

速水はもう「女好きな彼ら」を家に置いておくのが嫌になり、イタリア領事館で引き取ってもらうことにしました。ところが、領事はこれをキッパリ断ります。もう戦争に関わるのはうんざりなのだそうです🐒。速水は「イタリア国民を保護するのは領事館の役割だ😠」と指摘しますが、領事は、彼らはすでに帝国海軍の一員だから、保護するのは日本人の役目だ、と反論してきます。これに腹を立てた速水は、バドリオだろうがムッソリーニだろうが、皆同じイタリア人ではないか!とブチ切れました。お前よく同じ国の人間にそんなことが言えるな!国のために働いた人間を国が裏切るのか!お前たちの国はいつからそんな情けなくなったんだ!もういい。もう結構だ!帰るぞ!この3人は俺が面倒を見る!!来い!!速水はいいやつ( *´艸`)

そう言いながらもすぐに心から後悔する速水なのです😨。まったくなんてこと言っちまったんだ😭。せめて、妹には絶対に手を出すな、と重々言い含めました。

その後3人は「恋の力」も手伝って、懸命に日本語を学び始めました。でも戦況は悪化の一途を辿っています。日本にはアメリカ軍による空襲が繰り返されるようになりました💀。

町ではこれに備えて「消火訓練」が行われます。女子供がバケツで火を消そうとしているのを見た3人は「こんなもので消えるはずない😔」と呆れていました。それなのに、速水の同期でライバル少佐の阿部虎太(今野浩喜〜砂川林太郎@竜の道~二つの顔の復讐者)は、体力がなくて水をこぼしてしまった子供を大事な水を無駄にしたとこっぴどく叱りつけます👎。速水が密かに想いを寄せている幼馴染で子供たちの面倒を見ている鈴木香苗(愛希れいか)は早季子とともに阿部に食ってかかりました😠。怒った阿部はふたりに手を上げようとします。3人のフェミニストたちは黙っていられませんでした👍。

女性に手をあげない!子供を大事にしろ!!このバケツで火事が消せると思ってんの?お前の方がおかしいよ!

阿部は消えるかどうかは問題ではない、消すのだ😤!と息巻きました。アベーレは「私の恋の炎は消えはしない!💖」と豪語します🤣。阿部は部下に命じて水を持って来させ、アベーレに水を、しかも何度もかけました。ふん、大事な水が聞いて呆れますね👎。

この様子を見ていた町の人々は3人を見直します。よく言ってくれたよ、あんたたちスカッとしたよ!!イタリア語の名前は呼びにくいと言って、皆にニックネームを付けてくれました。アベーレは阿部さん、シモーネは下根さん、アンジェロは安寿さんです。他のふたりはともかく阿部少佐と同じ「阿部」と名付けられたアベーレは、このために、その後も何かにつけて因縁をつけられてしまうのですが😥。阿部からは区別するために「毛唐の阿部」とか呼ばれてましたし😵。

日本のジェノバ

またシモーネはとても器用で、昔速水が乗っていたというサイドカーも直してくれました💜。早季子はこれでアベーレとともに山の上にある「ジェノバによく似た景色の見える展望台を訪れます。速水はこの場所が日本で一番好きだったそうです。でもその景色は気に入ったものの、時間を守らなかったりすぐに女性にちょっかいを出すイタリア人の生き方は好きになれなかったのだそう。速水は、死ぬ前にもう一度だけ好きな景色が見られるとしたら、迷わずここからの夜景を観に来ると語ったそうです。ジェノバによく似たこの景色を💕。

そこへ阿部がやってきて「偽者の敵性外国人といちゃつく早季子」に暴力を振おうとしました😠。アベーレは「ヤリマセン」と叫びながら早季子を守ってくれます👍。そこへ速水がやってきました。阿部はさんざん罵倒して帰っていきますが、早季子はアベーレを庇います。「阿部さん」は私を守ってくれました。「阿部さん」は一度も手を出していません!!😡

速水がその理由を尋ねると、アベーレは、怪我をしたら艦に乗れなくなるからだと答えました。急に出撃になったら困るから。速水は、その時はアベーレを置いていくと答えますが、アベーレは「あいつらのことだ」と反論します。アベーレは、ここはいつ空襲を受けてもおかしくないからいつでも出撃できる準備をしておかなければならないと考えていたのだそうです。

速水はこの言葉に驚き「礼を言う」と伝えました。アベーレは「ごちそうさま」(=どういたしまして)と答えます😂。いつになったら日本語が上手くなるんだと呆れる速水に早季子は、イタリア人は速水が思っているほどいい加減な人々ではないと思うと意見しました👌。アベーレは「そういうことだ😏」と同意します。お前が言うなと言われると「ヤリマス」(=はい)と答えました😅。

カッター勝負

その後、速水と阿部は、各々の部下たちにカッターで競い合わせます。阿部は自信満々でしたが、実際に勝負をしたら「カイタテ」もスピードも、アベーレたちが強すぎて、勝負になりませんでした😜。それでも阿部がしつこく絡んでくるので、速水は「艦長命令」だと言って「やっちまえっ!」と檄を飛ばします。ヤリマスっこれは当たり!!!この勝負もアベーレたちの勝ちでした。お前、なかなかやるなと褒められると、「ヤリマス!」(=はい💦)と答えます🤣。

すっかり嬉しくなった速水はマンドリンを手に琵琶湖周航の歌を歌いました🎶。アベーレたちも「いい歌だ」と感動します。

イタリアうどんとリゴレット

また料理が得意なアンジェロは皆にスパゲッティ、否「イタリアうどん」を作って振る舞いました。人生は、食べて、歌って、恋をするためにある。いろんな国の料理を遠慮なく作って、遠慮なく食べられる世の中に早くなるといいなあ。皆は心からそう願いました💜。美味しいイタリアうどんを食べ終わった子供達に、香苗は歌を歌おうと呼びかけます。その歌はイタリアオペラの「リゴレット」でした。当時エノケンという喜劇役者が浅草でこれを歌って大人気だったのだそうです。

思いがけず、祖国の歌を日本語で聞いて喜んでいた3人を子供達が誘います。安寿さんも歌おうよ。アンジェロはまるでオペラ歌手のような美声の持ち主で(実際もオペラ歌手らしい👍)、今度は皆が驚く番でした。おぉ〜〜〜!😍

早季子は速水に内緒で皆を速水の部屋に案内しました。そこには速水がイタリアで購入してきたレコードやマンドリンなどがたくさん置いてあったのです❣️。あいつ、イタリア、好きじゃないか😍!そこへ速水がやってきます。誰が俺の部屋に入っていいと言った😤!3人は「命令は聞かない、お願いなら聞く」と耳を貸しません。早季子は、悪いのは自分だ、みんなは悪くない、と庇いました。そして香苗も味方します😏。

速水君、好きな歌を好きに歌いましょうよ。おいしい物をおいしいと言いましょうよ。好きな人を好きと言いましょうよ💕。

この様子を見ていた「恋愛経験豊富なイタリア人」のアベーレは、ふたりが互いに好意を抱いていると見抜きます👍。アベーレはそれを速水に伝え、うまく行く方法を知っていると耳打ちしました😁。香苗のいる校舎の窓の下でセレナードを歌うのです。これはイタリア式求婚だ。この歌を歌って断った女性は、歴史上一人もいない!Parlami d'amore, Kanae💐("Parlami d'amore Mariù"の替え歌のようです)でも出てきたのは、速水が小学校時代からいる、用務員のツネさんでした。うるさいな、野良猫めっ😡!!今度は速水が水をぶっかけられてしまいます💦。

出撃命令

戦況はますます悪化し、大和も鹿児島沖で沈められました。もはや連合艦隊は機能しておらず、残されたのは潜水艦隊だけだそうです。廣田は速水に「最後の出撃」を命じました。残された潜水艦で本土を守る!速水は、必ず一花咲かせて見せると豪語しますが、心配なのはあの3人組のことでした😨。命令書には彼らも一緒に出撃するよう書かれていたそうです。

が、速水は彼らを助けるために、捕虜として収容所に送ることにしました😭。でもその理由は一切告げなかったため、3人組や早季子から非難されてしまいます💦。お兄ちゃん、ひどいよ!一瞬でも友達と思った俺たちがバカだった!お兄ちゃんのバカ😡!!でもアベーレは1つ頼みがあると申し出ます。半日くれないか。逃げも隠れもしない。どうしても行きたいところがあるんだ。速水はこれを許可し、明日の朝まで待つことにしました。遅れんなよ。速水は部下たちに手間をかけると詫び、今夜は皆も家族と一緒に過ごすといい、と伝えます。

そのアベーレが「どうしても行きたかったところ」とはあのジェノバの風景に似た展望台でした🌸。そこで早季子はアベーレに何度も謝ります。兄にはがっかりした。兄は命令を聞くしかできないの。死ねと言われれば死ぬような。ごめんなさい。アベーレは、速水は悪い人ではないと庇います。でも早季子は収容所なんてひどいわ😭!と続けます。アベーレは、敵だからしょうがないと答えますが、早季子は、敵じゃなくて「家族同然だ」と力説しました。これを聞いたアベーレはピンときます。もしかしたら?😲

速水もまた香苗を伴ってその場所に現れました。どうしても今日、香苗さんと一緒にここに来たかった。香苗はすぐにその言葉の意味を察します。出撃命令が出たのね?任務だから答えられないと語る速水に、香苗は、早季子がまた寂しくなる、と伝えました。速水は、もう早季子に寂しい思いはさせないと断言します。アベーレのことです💜。すると香苗は「私も寂しい」と言い出しました。帰ってきてね。必ず❣️。そしてこの間の歌は何だったのかと尋ねます。窓の下で速水君が歌ってた歌。綺麗な歌だったわ。香苗はちゃんと聞いていてくれたのです😏。

そこで速水はアベーレと早季子に気づきました。アベーレは自分の推理が的中したと確信します。やはり速水は死ぬつもりだ!😨

最後の「お願い」

そこで空襲警報が鳴り響きました。小学校が襲撃されたのです。速水は、アベーレが乗ってきたサイドカーでアベーレとともに先に駆けつけることにしました。地元の道だから自分が運転すると言い張る速水に「お願い」じゃなければ聞かないと言い張るアベーレ。お願いだ!アベーレが運転席を譲ると、速水はお願いついでにもう1つ頼まれてほしいと切り出しました。お願いなら聞く。速水は、母の形見の真珠のネックレスを(もう何度も)香苗に渡そうとしたのですが、その度に上手くいかず、結局渡せずじまいでした。これをアベーレに託します。香苗さんに渡してくれ。アベーレは自分で渡せと断りますが、速水は、もう俺は渡せない、と答えます。たとえ収容所へ行っても生きているアベーレならいつか機会があるかもしれないのです。渡せ😡!命令は聞かないと言ってるだろう?😠

そんな小競り合いをしながら、ふたりは学校にたどり着きました。そこで速水は子供を守って瓦礫の下敷きになったそうです。ひどい重傷を負った速水は出撃に間に合わなくなりました。香苗から事情を聞いた早季子は、勝手なことをするな、と兄を怒鳴りつけます。お兄ちゃんの妹だったおかげで、私はずっと幸せだったよ。これからもずっとだからね!😤

それでも速水は艦に乗り込もうとしました。どけ!俺の艦だ!!そんな速水を3人組が押し留めます👍。彼らもまた艦に乗って出撃するつもりなのです。お前たちは収容所へ行くんだ!おい、このイタリア人どもを収容所に連れていけ!命令に従わんか!上官の命令だぞ!

尾上は、命令に背いているのは速水の方だと反論しました。廣田司令の命令はイタリア人たちも一緒に出撃させろだったからです。それをあなたが勝手に変えた。アベーレたちは「俺たちを生かそうとして🌹」と続けました😭。でも速水は偽悪ぶります。俺はそんな優しい人間じゃない。こいつらが役に立たんからだ😈!3人は、今の速水より役に立つと言い返しました。この艦は俺たちにしか操縦できないんだよ😁。速水は声を張り上げます。こいつらをこの艦に乗せるな。お前ら命令が聞けんのか!こいつらを艦からおろせ!

尾上は、今日ばかりは聞けないと逆らいました。彼らもきちんと日本のことを考えているからです。ここは俺の国だよ!俺の国は俺が守る!!アベーレは、以前速水に教わった方法で、速水を押し倒しました柔道の基本は方向が真逆の一対の力だ( `ー´)ノ。よく知ってるだろう😏?日本を。お前が色々教えてくれたんだよ、すてきな日本を💕。この怪我人、病院へ運べ!

ジタバタと抗おうとうする速水にシモーネは、戦争が終わった後の日本を立て直すんだ、と伝えました。残ってください。日本を頼んだぞ。返事は「ハイ」か「ヤリマス」で十分だ😁!じゃあな。お国のために死んでくるよ。速水は彼らのモットーは「食べて歌って恋をする人生」じゃなかったのかと反論します。3人は、だから行く、と声を揃えました。大事な人が、食べて歌って恋するためだ!俺、この日本って国、大好きなんだ。日本に来れて幸せだったよ!俺たちが日本を守るよ!

速水はついに諦めました😨。でも最後に「頼み」を伝えます。絶対に死ぬな。生きて帰れ! 答えはもちろん「ヤリマス!」です

終戦=ネタバレ

ついに日本が敗れました。それから数ヶ月後、あの3人が戻ってきます。速水は驚いて何故帰ってきた?😵と尋ねました。3人は「生きて帰れ」という命令だったと答えます😏。命令は聞かないんじゃなかったのか?あ、あれはお願いだったからね😉。なんでも潜水艦が半日もしないうちに故障したそうです😓。速水は我が意を得たりと言わんばかりに「そりゃそうだ、イタリア製は・・・」と語り出すと3人が「すぐ壊れる🤣」と声を合わせて笑いました。あれほどかっこよく出撃したからすぐには戻って来れず、四国沖の島にしばらく隠れていたのだそうです🐒。

まったくいい加減な奴らだ。俺はお前たちのそのいいかげんなのが大嫌いだ。大嫌いだが、よく生きて帰ってきた👍。速水は、町は焼け野原だから、住む場所は速水の家しかないと言い渡します。アベーレは「最悪だな」と言いながら「死ぬまで泊まりたい💕」と続けました。早季子も「死ぬまで一緒にいていただきたい💐」と加勢します。仕方ないな。じゃあ、お前は一生速水家の捕虜だ。それは命令かと言うアベーレに速水は「命令だ😎」と豪語します。ヤリマス!😁

またアベーレたちはそこへくる前に小学校にも寄ってきたそうで、香苗を伴ってきていました🎶。アベーレは、かつて速水から預かったネックレスを香苗の首にかけ、「ある男から預かった。その男は『結婚してください』と言っていた」と伝えます。アベーレが速水を指さすと、香苗は、その人の口からちゃんと聞きたい、と催促しました。速水は「ヤリマス」と答えます😂。イタリア式でもいいですか?速水は再びあの歌を歌い出しました🎶。Parlami d'amore, Kanae💐.

まとめ

この最後に3人が戻ってきたところがまたいかにもイタリアらしくって楽しかったですよね。そういう「いい加減さ」は大歓迎ですよ👍。お正月にぴったりの温かくて楽しいドラマに大満足です

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