アライブ あらすじと感想 第5話 告白
松下奈緒さん主演の医療ドラマ、【アライブ~がん専門医のカルテ】は5話でついに薫が心に真実を話しました。以下早速ネタバレです
。
前回もちょっと触れられていましたが、薫自身、25年前に医療過誤で父を亡くしているのだそうです。薫は、その時の医師が決して謝罪しなかったのをひどく怒っていたのだそうですが、今回初めて、自分も同じことをしているのだと気づいたらしい
。
あんなに賢い薫なら、もっと早く気づきそうなものですが、人間は案外自分のことになると分からないものなのですよね。
薫の父を死に追いやった医師は、つい先日亡くなったそうで、その弁護士が話を伝えに来ました。
薫は、取り付く島もない様子で追い返そうとしましたが、弁護士から、その医師が25年間ずっと後悔していたと聞いて愕然とします。その医師自身は薫たち家族に謝罪をしたかったらしいのですが、病院から止められて仕方なく黙っていたのだそうです。
薫は、ようやくその医師の気持ちを理解し、心を呼び出しました。あなたに言わなくちゃいけないことがある。
心は、薫が患者を死なせたと語った時には、同じ医師として肩を抱き、それは辛かったことだろうと同情を示しますが、その患者が匠だったと知ると、即、薫を非難し始めます。
どうして私に近づいたの?監視するため?!
いやいや、これまたそれはないよね~ですよね。今までの薫の言動からして精一杯の「謝罪」だったということぐらい分からんかな
。
たとえ頭では分かっていても、感情が許さない、というところでしょうか。
心は、薫がなんでもするというのなら、さっさと消えてほしい、とのたまいました。
でも薫には患者への責任がありますからそうはいかんですよね。あの高坂も、そして今回新しく来た長尾春香(遊井亮子~高津みずえ@シャーロック)も、薫のオペを待っているのです。
この長尾の例がまた切実でしたね。長尾は夫と離婚して、息子の親権を取るためにようやく就職したばかりなのだそうです。
長尾のガンは手術適応ではないと判断した心は化学療法を勧めましたが、長尾は、会社を休むことはできないと訴えました。
今や2人に1人はガンになるという時代なのですから、国としてガン治療を受ける場合の休職や時短・時差出勤等の制度を確立してほしいものですね。特に働き盛りの年代がガンに罹患した場合、ガン治療と仕事をどう両立するか、文字通り死活問題となっているのですからね。
長尾の現状を知った心と薫はなんとか手術で根治できないものかと検討した結果、薫が手術をすることになったばかりだったのですが。
さて一方、匠の医療過誤をスクープしようとしていた関川が、その直前で記事を差し止め、薫に連絡を取ろうとしていたのも気になるところ。果たしてあの電話はどこからかかってきたのでしょうか?
「アライブ~がん専門医のカルテ」は来週の放送も楽しみですね。
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