アノニマス~指対~ネタバレと感想 第7話 アノニマスの正体判明
香取慎吾さん主演の刑事ドラマ、【アノニマス~警視庁"指殺人"対策室~】の7話を視聴しました。え~そういうことだったのですか。てっきり、生きてはいても、心神耗弱状態なのかと思っていました
。以下早速ネタバレです
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アノニマスの正体
なんとなんと倉木セナその人だったそうです。その目的は「警察に正義の鉄槌を下す」こと。それほど警察を恨んでいたのですね~。経緯はこうです
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ダークヒーロー
社員をパワハラで自殺に追い込んだ食品会社に「罪を認めないなら会社を爆破する」との予告が送られてきました。これを送ってきたのは、アノニマスの熱烈な信奉者です。男はアノニマスを「神」と崇めていました。
万丞はアノニマスをエセ正義漢だと非難します。その後もこの食品会社の社長が社員たちにかん口令を敷いた文書が明るみに出ました。社長は謝罪会見を開きましたが、碓氷はこれをまるで私刑だと憤慨します。これは良くない傾向です!案の定、社長はその後バッシングに耐えられずに自殺したそうです。
ターゲットは警察
そのアノニマスから裏K察に、次は警察を告発するとの投稿が来ました。刑事部長の城ケ崎明文(高橋克実~校長@青のSP)は指対にアノニマスの正体を暴くよう命じます。
それで万丞はようやく仲間たちにアノニマスからメールが来ていたことを伝えました。そしてそのアノニマスの目的が明らかになります。なんと警察はかつて殺人犯を捏造していたのだそうです!?
2年前の真実
アノニマスが暴露したその事件にかかわっていたのが倉木でした。倉木は2年前、ある事件の容疑者として逮捕された男性が無実だと信じていたそうです。その根拠もアノニマスからの情報です。それによると別人が犯人の可能性が高く、あの羽鳥もまたその別人がホシだと確信していたのだそうです。
それなのに万丞は、勝手にしろ、と倉木を突き放してしまいました。倉木はその後も真犯人を追い続け、彼が逃走したと万丞に電話を掛けてきたのが最後だったそうです。万丞は慌てて現場に急行しましたが、倉木は撃たれてしまいました。そこで差し出したのがあの釣り餌で、つぶやいたのは「アノニマス」。
警察はこの件も反社勢力による事件として隠蔽してしまいました。倉木は上の命令を無視して暴走した刑事とみなされて精神喪失状態になったのだそうです。そしてその倉木の病室には「紫のヒヤシンス」が定期的に贈られてきました。この花言葉は「悲しみ」だそうで、贈ってきたのはこれまたなんとなんと室長の越谷真二郎だったそうです
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越谷は当時真犯人を見つけたにもかかわらず、城ケ崎刑事部長に真実を闇に葬るよう命じられたらしいのですよね。でも越谷はどうしても納得できなかった。それでアノニマスを名乗って倉木を利用したのだそうです。でも越谷はこれを突き止めた万丞に謝罪した上で、今のアノニマスは彼ではないと断言しました。
ここで万丞が、悪いのは室長ではなく、倉木を突き放した自分だと猛省するのがまた切なかった。
万丞と越谷は、すべてを公表するしかないと城ケ崎に談判に行きます。城ケ崎は1日時間をくれとふたりに頼んでいましたが、どうやら、しかも国務大臣(桜木健一~小田和夫@エール)から法務庁への栄転を約束されていたらしく、どうするか迷っていたようですね
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現在のアノニマスは倉木!
その後菅沼のパソコンがハッキングされていたことが判明しました。内部情報を閲覧するには職員番号が必要で、その番号を調べたところ、倉木のそれだったことが明らかになります。
万丞は倉木のもとへ走りましたが、もはやそこに倉木はいませんでした。
感想
も~そもそも警察内部の裏切りを疑っていた時点で、システムの脆弱性やハッキングの有無は調べなあかんやろ。また倉木の無念も痛いほど分かりますけど、善悪の基準~断罪の基準はやはり個人が定めてはいかんのだすわ
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また万丞が、犯罪者は別ですが、他人には優しいのに自分には厳しいのが素敵ですよね。皆が皆、万丞のようになれれば、ネット苛め(リアルな苛めも)はなくなるのにね
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もう来週は最終回なのですね~。シリーズ化する前に是非どこかのテレビで(字幕付きで)放送していただけませんかね。切に切にお願いしたいです
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