カンパニー~逆転のスワン ネタバレと感想 第1話 人生最悪の日

伊吹有喜氏原作、井ノ原快彦さん主演のドラマ、【カンパニー~逆転のスワン】を見始めました

井ノ原さん演じるところのリストラ候補のサラリーマンが仲間とともに、カンパニー=バレエ団を建て直す話だと聞いた時、え~いくらなんでも今から始めるのには無理があるっしょ、などと勘違いしましたが、自分が躍るんじゃなくて、裏方になってサポートするのですね。実際に踊るのは宮尾俊太郎さんや小林美奈さんだと知ってホッとしました。それならむしろ眼福でござるね

とはいえ、日曜夜は他にも見たい(録画したい)ドラマがたくさんあるので、次回からは再放送(次回放送日の16時30分から)で視聴いたしまするね。という訳でレビューは1週遅れになる予定です

以下第1話「人生最悪の日」のあっさりネタバレのあらすじですカンパニーのネタバレ感想行きますよ~(^^)/

キャリソウ

青柳誠一

主人公の青柳誠一(井ノ原快彦)は、謹厳実直を絵に描いたようなサラリーマンでした。青柳が総務課長を務める有明製薬は、この度ラナヘルツと合併して「有明ヘルツ」となったらしいのですが、青柳はその合併告知キャンペーンのトリともいえるバレエ公演を成功させるため、キャリア創造支援室への異動を命じられます。このキャリア創造支援室は通称「キャリソウ」と呼ばれており、ここに配属されることはすなわち戦力外通告だと社員なら誰でも知っていました

そのバレエ公演を行うのは「敷島バレエ団」~有明製薬がずっと協賛しているカンパニーだそうです。ちなみに社長の娘=有明紗良(小林美奈@K-BALLET GATE)もここに所属しているらしい

脇坂は敷島バレエ団の公演はいつも満席だから、特に難しいことはないと説明しました。公演の全5回すべて満席にすればいいだけだ

演目は白鳥の湖のようですね

青柳は早速「カンパニー」に挨拶に行くことにしました。そこで青柳は責任者の田中乃亜(坂井真紀~兼岩順子@危険なビーナス)から、驚きの真相を明かされます。公演はいつも満席などではなく、これまではいつも有明製薬が売れ残ったチケットを買い上げていたのに、今後は合併のためにそれができなくなったと、通告されていたのだそうです。しかも今回の公演が失敗したら今後の協賛を打ち切ると言い渡されたのだとか

田中は、担当として送られてきた青柳が、バレエのことなど何も知らないと知って愕然としていました。私たちは見捨てられたのね

青柳は早速脇坂に食って掛かりましたが、逆にやり返されてしまいます。2つの会社が合併したら、2つの総務部を1つにしなければならない、「余った人材」が異動するのは当然だ!

青柳は、今まで言われた仕事はきちんとこなして20年間貢献してきたのに人生全否定されちまった(-_-;)!と恨み言を言いました。脇坂は、だからお前はダメなんだ、と言い渡します。言われたことをやるだけじゃ、今の時代はダメなんだよ

脇坂は、世界的に人気の高いダンサーで、現在はロンドンの有名なバレエ団に在籍している高野悠(宮尾俊太郎~肥後菊之助@私の家政夫ナギサさん)を呼んでくるよう命じました。高野はかつて敷島バレエ団に在籍していたのだそうです。

社長のお嬢さんが、是非彼と踊りたいと言ってるそうだ

瀬川由衣

一方の瀬川由衣(倉科カナ~三枝明日香@俺の話は長い)は、同じく有明ヘルツのマラソン選手=鈴木舞の専属トレーナーをしていました。ふたりは「マイマイ」「ユイユイ」と呼ばれてアイドル扱いされていたそうなのに、このマイマイこと鈴木の方が急に妊娠したと言い出し、電撃引退してしまいます

こうして瀬川もまたキャリソウへ異動になりました。瀬川は青柳とともに「カンパニー」再建に駆り出されることになります

妻の家出

青柳は、妻の悦子(小西真奈美~有原志保@病院の治しかた)にリストラのことをどう説明しようかと悩みながら帰宅しました。するとどうでしょう~その悦子は荷物をまとめて家を出ていったようなのです?もはや離婚も視野に入れており、後日戻ってきた際には「離婚届」を差し出しました

青柳はここでも、言われた通りに家事もしてきたし、真面目に働いて家族を養ってきたのに、と訴えますが、悦子からはそれが嫌だったと言われてしまいます。私は私の人生をやり直したいの!

出禁

それでも青柳は気を取り直し、瀬川とともに高野を説得に向かいました。高野は最初は無視したものの、「敷島バレエ団」の名前を聞くと気が変わったらしく、面会に応じてくれます。

ところが、青柳が、男性ダンサーは女性バレリーナの縁の下の力持ちで、青柳の仕事と同じだ、などと言ったものですから、高野はすっかりへそを曲げてしまいました。高野は昔から、男性ダンサーは女性の引き立て役ではない、クラシックバレエに革命を起こしてやると息巻いていたそうなのです

こうして青柳は出禁を命じられてしまいました。青柳はすっかりむくれてしまいます

俺が何したっていうんだよ。何も悪いことしてないのに、何で俺ばっかりこんな目に遭うんだよ最悪だ

瀬川はそんな青柳を「だからダメなんだ」と批判します。言われたことだけやって、自分からは何もしない。そのくせ何かが起きたら、なんで俺ばっかり貧乏くじをひく、と文句を言う。本気で何かやりたいとか思ったことないんでしょう?青柳さんは何のために働いてるんですか?夢、あります?

青柳は、家族のためだと答えながら、その家族に見放された事実を痛感します。今までの俺の人生は何だったんだ

悦子の秘密

一方の悦子は、なんと2年前からバレエを習っていたのだそうです。バレエの素晴らしさに魅了された悦子は、ダンサーの背中にはがあるに違いない、と憧れたそうですどうしてあんなに跳べるのかしら?

私も、人生に一度だけでもあんなふうに跳んでみたい

悦子の日記を読んで、青柳は初めて妻の気持ちを知りました。その悦子がそんなにも憧れたバレエとは何なのか、そして高野はどんなバレエを踊るのか、を知りたくなります

感動を伝える

青柳は無理矢理高野の撮影現場に押しかけて、その踊りを目にしました。そこで青柳もまた、高野の背中には翼があると感じたそうです

高野は青柳を見るなり、顔を見たくないと言ったはずだ、と斬り捨てますが、青柳は諦めませんでした

私は妻にも逃げられた無能な人間だが、あなたの踊りには心から感動した。もっともっと見ていたいと思った。私も、人生でたった1度でいいから、あなたのように飛んでみたい!!俺だって飛んでみたい!

高野は再び「お前と一緒にするな」と帰ってしまいますが、実際には青柳を認めたらしく、社長の有明清治郎(岩松了~岸清一@いだてん)に、敷島バレエ団の公演に出演するとの連絡をくれたそうです

調子のいい脇坂は高野を有明ヘルツのイメージキャラクターにしたいと言い出します。彼ならまさに適任だ

思わぬ伏兵

ところが、なんと、敷島バレエ団の主宰=敷島瑞穂(黒木瞳~久我早穂子@TWO WEEKS)がこれに反対しました

高野悠がうちのカンパニーの舞台に上がることは、私が許しません

感想

高野が敷島バレエ団にこだわったことと言い、この敷島の反対と言い、ふたりには根深い確執があるようですね

何を隠そう、バブリーなOL時代は、少なくとも年に数回はバレエを見に行っていたおばさんです。宮尾さんのボレロとか見たいなあ~。続きもとっても楽しみです

🌹ジョルジュ・ドン 日本最後のボレロ🌹
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