カンパニー~逆転のスワン ネタバレと感想 第3話 腰が命の王子様
伊吹有喜氏原作、井ノ原快彦さん主演のドラマ、【カンパニー~逆転のスワン】の第3話は「腰が命の王子様」です。
今回は敷島瑞穂の亡き夫=敷島豊が回想シーンで登場したのですが、あれってもしかしたら熊川哲也さんじゃありませんでしたか?アップの顔は似てない気もしたのだけれど(そっくりさん?)、シルエットとアルバムの写真はそうかなあああ
、と
。何度も見てみたけど確信は持てなかったので、もし見間違いだったら申し訳ござりませぬ
。
ストーリーはなかなか面白かったですね~。以下簡単なネタバレです
。
大きな誤解
高野が腰を痛めた原因は、おばさんを含め、皆、女性とナニしたからだと思い込んでいました。まったく、プリンシパルの自覚が無さすぎるっ
!!と敷島も憤慨していたのです
。
が、これがとんでもない誤解だったことが明らかになりました。どうやら相手の女が売名目的でホテルに押しかけてきて、勝手に高野を押し倒したのだそうです。高野も弁明すればよいのに、そこまでして有名になりたかったのか、とある意味感心してしまったのだそう。
でも怪我は思いのほか重傷で、高野自身、どんなに努力をしても3週間後の公演には間に合わないと諦めました。特に白鳥の湖のジークフリートは、女性を何度もリフト(持ち上げる)しなければならないので、腰への負担は尋常ではないそうなのです。
発想の転換
それを聞いた青柳は、ジークフリート以外の役ならこなせるのではないかと思いつきました。「性格」から言ったら悪魔のロットバルトがピッタリなのに
~そんな風に思っていると、瓢箪から駒が出ます。なんと敷島自身がそう考えていたのだそうです
。
瑞穂版白鳥の湖
白鳥の湖は「悲劇」と相場が決まっていますが、それでも振付師の解釈によって、最後はかなり異なるそうです。中でもヌレエフ版と呼ばれる振り付けは、ロットバルトがオデットを連れ去って王子が1人残される、という画期的な解釈なのだそう。これは89回のカーテンコールが行われてギネスに載ったことでも有名だそうです
。マーゴ・フォンティーンとの白鳥の湖はどんなにか素晴らしかったでしょうね
。
と余談はさておき、敷島あらため瑞穂はかつて、天才ダンサーともてはやされたプリンシパルだったのに怪我に悩まされていた夫=敷島豊のために、負担の少ないロットバルトが主人公の白鳥の湖を作ろうとしていたのだそうです。でも豊は、その完成を待たずに、まだ45歳の若さでこの世を去ってしまいました。それでその作品は未完のままだったのを、今回瑞穂は高野のために、完成させようとしたのだそうです
。
今から内容をガラリと変更すると知られたら、ダンサーが大騒ぎするからと、瑞穂はこっそり夜中に踊りながら振り付けを考えていたそうです。それに瑞穂は、高野が承諾してくれるかどうか不安だったらしい。
一流ダンサーのあなたに、王子ではなく悪魔を踊らせようとするなんて、世界中で私ぐらいでしょうから。
青柳は必死で高野を説得しました。高野は青柳に、舞台で輝けないのであれば死んだ方がマシだ、と語っていたのですが、青柳は、瑞穂版「白鳥の湖」の主役=悪魔のロットバルトなら、きっと輝けるはずだ!と断言します。
高野は笑い出しました。まさか自分が悪魔を演じる日が来るとはね。
高野は、亡き豊に見せても恥ずかしくない踊りをすると約束しました。幻の瑞穂版「白鳥の湖」を世に送り出しましょう!
誤算
これで公演は大丈夫!そう青柳が安堵したというのに、脇坂は猛反対です
。社長は「悪魔が主人公など世間体が悪い!」といいだしたのだそうです
。とにかく、記者会見は中止だ!!
感想
まったく今時何言ってんですかね~この頭の固いおっさんたちは。むしろそんな画期的な振り付けで公演できるなんて滅多にないチャンスで、話題性も抜群なのに
。
コンビニバイトの高崎美波(織田梨沙~セナ@精霊の守り人)もいよいよ踊りだしましたね。来週はオーディションなのかな。続きもとっても楽しみですね
。
こんさん、こんにちは。
わたし今季ドラマでは、カンパニーが一番ほのぼのと見れている気がします。
バレエのシーンは美しいし、主要な登場人物みんな好きです(あ、脇坂さん除く)。
なんだか「がんばろう」って思える、心温まり元気になれるドラマですよね。
敷島豊先生、写真はわたしも熊川さん?!って思ったけど、アップだとなんだか違うような…どうなんでしょう。
コンビニバイト美波ちゃんの翼も広がるのか、次回とっても楽しみです。
先週末、「もう一つの箱根駅伝」が放送されていたので見ましたよ~。
そういえば、ケガなどで箱根ではなかなか見られなかった關颯人くん、元日の実業団で久々に見られてうれしかったです。佐久長の大先輩佐藤悠基くんと共に頑張ってほしいです☆