カンパニー~逆転のスワン ネタバレと感想 第6話 カンパニー崩壊?
伊吹有喜氏原作、井ノ原快彦さん主演のドラマ、【カンパニー~逆転のスワン】の第6話は「カンパニー崩壊?」です。これはなんとも切ないところですね。以下あっさりネタバレです
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空回り
ロシアバレエ団の公演と重なったことで、チケットはほとんど売れませんでした。頼みの綱だった那由多のファンも「那由多のタイツ姿など見たくない」とそっぽを向きます。皆、バレエ、ダサっ、と感じているそうです。
青柳は、少ない宣伝費でなんとかしようと、SNSで「おもしろ動画」を発信したらどうかと提案しました。那由多や若手は乗り気でしたが、高野と紗良が反対します。特に紗良は、いつまでたっても那由多を受け入れようとしなかったため、ああ見えて本当は繊細な那由多はすっかり傷つき、レッスンにも来なくなってしまいました。
また高野は、次の夏のパリ公演での主役をオファーされたそうです。が、今無理をして怪我を悪化させたら、もうその舞台には立てない。でも瑞穂のロットバルトにも今まで感じたことのないような魅力を感じている。こんなにやりがいのある役を演じられるのはこれが最後かもしれない~そう迷っていたのだそう。
それを聞いた瑞穂も、高野を苦しめているのは自分だ、と悩みます。もしそうなら、これ以上無理はさせられない。高野のロットバルト無しには、新解釈の白鳥の湖は成立しないのですが、それでも瑞穂は、高野の決断に任せることにします。
でももし高野が出演しないとなれば、公演は中止となり、それはひいては敷島バレエカンパニーの閉鎖につながってしまうそうです。
また紗良も、昔から親のコネでプリンシパルになったと言われ続けて、誰にも心を許せなくなったのだそうです。たとえカンパニーの仲間でも、自分は「プリンシパル」だから、弱みなど見せられないと思い込んでいたのだそうです。
同じ釜の飯
青柳は、敷島バレエカンパニーの皆を家に招待しました。娘の佳奈は那由多の出現に大喜びです。そこへ紗良もやってきました。佳奈は、那由多の好きなサイダーがないと買い物に出かけます。
那由多はこの機に自分の正直な気持ちを吐露しました。口ではバレエちょろいとか言っていたけれど、本当は相当な覚悟を決めてやってきたのだ、と打ち明けます。でも全然ついていけなくて情けない。自分のせいで紗良をはじめとする皆に迷惑をかけている。
舞台を降りるという那由多に紗良も素直になりました。紗良は那由多が悪いわけじゃないと語ります。高野の求める世界レベルの舞台に自分が対応できるかどうか、プリンシパルとして那由多を支えられるかどうかが怖かったのだそうです。
青柳は、これ以上、皆がバラバラになるのは嫌だと、高野の事情を説明しました。その上で、瑞穂はここにいるメンバーを信じて、一緒に新しい舞台を作ろうとしているのだと説明します。高野一人に頼っていてはだめなのだ、と。
そのために今できることを僕は全力でやりたいんですよ!もう一度みんな心を一つにして公演を成功させましょう。
この話を高野が聞いていました。マンションの入り口で入るのをためらっていた高野を佳奈が連れてきたのです。
酒を勧められた高野は、明日のリハーサルに響く、と断りました。なんとかなるだろう。腕のいいトレーナーもついてるしね
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バレエ体操
一方で青柳は、那由多の協力を得て動画を作成していました。バレエを踊ると姿勢が良くなり、ダイエットにも効果的だと聞いたからです。それを見たメンバーは皆、それぞれに面白バレエを考案してくれました。おかげでバレエ体操の動画再生回数が増え、それに伴いチケットの販売も飛躍的に伸びていきます。最終的には完売!となりました
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青柳は、誰か一人の手柄ではなく、ここにいるカンパニー全員の心が一つになった結果だと皆の尽力を称えました。
脇坂の裏切り
ところが、ここで脇坂が裏切りました。というより、これまでワンマン経営だった有明は次の取締役会で経営陣から外れる見通しなのだそうです。そうなれば会社はもうカンパニーから一切手を引く予定なのだそう。青柳は、泥船で沈みたくなければ、すぐにもカンパニーから手を引くよう命じられました
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感想
まったく脇坂は勝手なことばかり言ってますよね。こうなったら逆に、あっちから「スポンサーにならせてくれ」と頼まれるぐらいの人気カンパニーにならなくちゃね
。次回の放送も楽しみです
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