悪女(ワル)ネタバレと感想 第4話「悪男」も言わないよね
今田美桜さん主演のお仕事ドラマ、【悪女(ワル)〜働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?〜】もとっても楽しく視聴しました💕。今回のテーマは「男女格差」だそうですが、それを言ったらこのタイトル自体引っかかってますよね。だって「悪男」っては言わないものね😈。ま、それはもちろん分かって使ってらっしゃる=皮肉なのでしょうけれど😏。以下早速ネタバレです。
125周年プロジェクト
マーケティング部に異動してから3ヶ月、麻理鈴は出世することなくひたすら働いていました😁。峰岸に「そろそろ出世したい」と申し出ると、峰岸は待ってましたとばかりに新たな任務を与えてくれます👍。麻理鈴は早速125周年プロジェクトの手伝いをするよう命じられました。そのリーダーが、今や天敵となった小野だと聞いた麻理鈴はいかにもいやそ〜な顔をしますが😟、このプロジェクトは「出世の登竜門」だと聞くと目の色が変わりました😍。
男女格差
が、会議に参加したところ、実際にこのプロジェクトを企画したのは、小野の同期でエンジニア部の川端光(近藤春菜)だと知らされました。川端は「性別や年齢を設定しないアバターが自由に買い物をする空間」を作りたいと考えて、そのためにもフェミニストとして有名なゲームデザイナーの鬼丸(冨永愛〜リンダ・真知子・リシャール@グランメゾン東京)とコラボしたいと夢に見ていたのが実現したのだそうです。鬼丸も、川端のアイディアに共感してくれました💜。
ところが「リーダー」の小野は、何かにつけて「男女」に線引きしようとします💦。川端を「女だけど優秀」なエンジニアと紹介し、性別不明で謎の存在だった鬼丸が女性だと知ると「こんなに美人な女性だったとは知らなかった」と発言しました🐒。小野は「褒め言葉」のつもりでしたが、鬼丸は気分を害してしまいます😔。挙句の果てに「フェミニストは面倒くさい」などと失言する始末です😵。
案の定、小野はその後「男女を区別」した方が使いやすいと言いだして、勝手に川端の理念を変えてしまいました😓。鬼丸は、最初の話と違うと批判します。それじゃつまらないわ😤。鬼丸が企画を降りても尚、小野は「男女」にこだわり続けました。小野にしてみれば、今の世の中「女性は優遇」されているという不満が強く、それを享受している女性が「女であることに不満」を抱いているなどとは夢にも思わなかったそうです😓。ついには川端もブチ切れて企画を降板すると宣言しました。男が優位な世界が当たり前すぎて「格差」に気づいていないだけ😡。
板挟みになって困り果てた麻理鈴は、峰岸に相談しに行くのですが、峰岸は一気に執行役員になってしまったらしく、麻理鈴を振り向いてもくれません😨。麻理鈴に残されたヒントは、峰岸から教わった「手押し相撲」だけです。峰岸は、手押し相撲は男女差や体の大きさに関係なく対等に戦えると教えてくれたのです。麻理鈴は、男女どころか、身長差のある峰岸にすら勝てませんでしたが、やり方によってはそれすらも克服できるはずでした😎。
山田からも、他人を見る時は「男女」ではなく「個人」として見ると言われて確かにその通りだと感動し、小野に勝負を挑みます。もし麻理鈴が勝ったら川端に謝罪してほしいと訴えました。最初は無視されましたが、そこは麻理鈴、うま〜く川端の負けず嫌いを利用して挑発します。負けるのが怖いんですね😈?でも負けたのは麻理鈴〜それもあっさり負けちゃいました😵。でも麻理鈴は諦めません。今度は川端と一緒に特訓し、再度勝負を挑みました。小野もまんざらバカではないらしく、麻理鈴が以前より数段強くなっていることを感じとります😨。
決め手は麻理鈴のこの一言でした。女とか男とか関係なく、川端さんも小野さんも、みんなこのプロジェクトに必要だからです!😤
気遣いはタダ
その一方で、峰岸もまたさりげなく助け舟を出してくれます💕。小野はかつての先輩だった峰岸に「男が生きにくい世の中だ」とこぼしました。峰岸は、これまでは女性がそういう生きにくさを抱えていたのだと諭しますが、実際10年前には峰岸も「男なら泣くな!💢」と小野をどやしつけたそうです😂。峰岸は笑って自分の古さを認めました👍。
たった10年ぐらい前なのに世の中変わるよねえ。私たちもアップデートしてかないと😏。
それでも小野はため息をつきます。これでもだいぶ気を遣ってきたつもりなのに。今やうかつに褒め言葉すら言えない😔。峰岸は「その一言」を飲み込むのも大切だと教えました。ちょっとした気遣いで済むならした方がいい。気遣いはタダだよ、タダ😎。
これまで小野は「男たるもの食事代は払うべし」と泣く泣く身銭を切ってきたのですが、この峰岸の言葉にハッとして、以前麻理鈴に指摘された「後片付け」をしてみたところ、女性社員が大いに喜んでくれたそうです😁。高い食事をご馳走しても「男が払うのは当たり前」のような顔をされてきたけれど、こんなことで喜んでもらえるなら、これからはいくらでも「気」を遣う😍。
小野は早速、ブタカフェにいた川端に謝罪に行きました。この企画には川端が必要だ!そこでたまたま食べたオムライスに感激し「意外性」の楽しさを痛感します💕。ショッピングをするアバターも、性別を設定せず、見た目も男女の区別をせずに大胆に作り直しました。改めて鬼丸を呼び、リーダーを川端にしたいと伝えます。鬼丸も当然異存ありません。
再会
麻理鈴も気合入れまくりで、その日は会社に泊まり込むことにします。朝早く起きて会社の中をぶらついていると、T・Oさんこと田村から「おはよう」と声をかけられました😍。田村は麻理鈴のことを覚えていて「いい顔になった😏」と褒めてくれます。頑張ると、みんないい顔になる。そういう人と仕事をするのが僕は好きなんだ。いつか仕事ができるのを楽しみにしていると言われた上、空を飛びたくなったらいつでも言って、と声をかけられた麻理鈴は、それだけでもう天にも上る心地でした
。
だからと言って、小野を田村と間違えて「愛を告白」しちゃうとはねえええ😓。また峰岸が麻理鈴を無視したのは「手押し相撲」と同じように、たまには離れたところで見てみようとしたからだそうです👍。
まとめ
おばさんがOL時代はまさにガラスの天井にぶち当たって悪戦苦闘したものですが、あれからうん10年経つと言うのに、いまだにその天井がなくならない、むしろ強化されているような気がしてなりません💦。このドラマはそうじゃなかったけど、実際には男性のみならず、女性たちの意識も逆行しているのではないかと思うこともしばしばです🤔。だってね、おばさんの時代に「男性に任せた方が波風が立たない」なんて言うのは(当時の)おばちゃんばっかで、アタイを含めた若い女性は言わなかったですよ😏。それに「女性は男性に奢られて当然」とも思わなかったし🙄。
でもね、自分がおばちゃんになった最近では、もし本人がそれで満足なら(どちらにしても)無理をしなくてええんでないかな、と思うようになりましたよ。女らしく、男らしく、じゃなくて「その人らしい🌹」のが一番ですからね。
またこれは以前もご説明したことがあるのですが、このブログでは、これまた便宜上、登場人物の性別を色分けさせていただいています。その理由は男女を区別すると言うより、特に英米人や韓国人の場合、せめて男女の別でも手がかりにしないとなかなか名前を覚えられなかったからです😅。ここでは肖像権の関係上、写真を一切使用していないので。そろそろこの習慣もやめようかな〜と反省しつつ、ついつい利便性に走っちゃっています🙏。とりあえず、川端と鬼丸のキャラは中間を取って「青」にしました🐒。
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拍手コメントをありがとうございます♪
Fさん、こんにちは〜(^^)/。
確かに〜男女問わず「奢ってほしくない相手」はいますよね〜^^;。私自身、外で働いていた頃は「後輩に奢る」のは当たり前な感じでしたね。バブルな時代でしたし、収入の差が大きかったですからね(苦笑。男女はあまり関係なかったかもしれませんね。こん