オー！マイ・ボス！恋は別冊で　ネタバレと感想　第５話　恋も仕事も充実！のはずが？

夢のような展開

奈未曰く「主人を待つ忠犬ハチ公」のような潤之介とキスを交わした奈未は、そのまま彼を家に連れ込み、否、連れて帰りました。ずぶぬれで奈未を待っていた潤之介は疲れ果て、「奈未ちゃん、好きだよ」と言いながら寝落ちしてしまいます。

潤之介に「一途に思いを寄せていた幼馴染」がいようとも、今、彼が好きなのは私？と結論付ける奈未なのです。朝も潤之介のために朝食を用意して出かけました。潤之介は早速、朝ごはん美味しかった、とメールを送ってきてくれます。

あ～何かもう朝から胸がいっぱい。普通が一番安定が一番とか言ってたけど、東京でできた彼氏はすっごいイケメンのカメラマン。ちょっと天然だけどこんな素敵な人が私の彼だなんて！もしかしてこのままいったら結婚!?どうしよ～！

そんな妄想は早くも打ち砕かれました。何せ潤之介は鬼、否、麗子の弟なのです。

あなたが私の弟と永遠の愛を誓うなんて（ため）100億年早いわ！

ための部分で「100年」だと思ってたら、さすがに麗子はケタが違いましたね。

厳しい現実

奈未は、麗子に交際を認めてもらうには仕事で成果を上げるしかないと決意しました。誰からも当てにされている和泉を見習って、たくさんの仕事をこなそうとします。でもその意気込みが空回りになるのは誰しも予想の付くところで。

奈未は早速大失敗をやらかします。中沢が担当する蓮見理緒の対談企画で使うドレスを届けるのに、撮影場所がホテルというだけで、相手が誰かも確認せずにドレスを渡してしまいました。しかもその相手はライバル社のZEALとは。

そのドレスは、対談相手が蓮見のためにデザインしたドレスだそうで、和泉は真っ蒼になってしまいます。もし無くしたりしたら、ふたりのクビだけじゃすまないと言い渡しました。奈未は必死で捜します。ZEALの編集長、高橋麻美（高橋メアリージュン～陶山薫＠私の家政夫ナギサさん）のおかげで、ようやくなんとか見つかったものの、ドレスは、それをすっかり気に入った山村紅葉（本人、斎藤順子＠シャーロック）が着ていました。いや、破けるんじゃないかとハラハラしました。（）

奈未がどんなに頼んでも脱いでくれそうになかったところに、彼女とも顔見知りらしい麗子が現れます。山村は以前から着たいドレスがあったらしく、このトラブルを知った麗子がいち早くそれを手に入れて駆けつけたのです。

和泉がどうして評価されるか分かった？あなたみたいに片手間で仕事をしないからよ。

恋のアドバイス

奈未は、彼女が潤之介の元カノだったとは知らずに、偶然蓮見と仲良くなりました。それで蓮見に、恋人ができたけれど、付き合ってくれとは言われていない、と打ち明けます。蓮見はあれこれ「秘策」を授けました。

カニ騒動

潤之介から、実家からカニを送ってきたからお裾分けする、との連絡をもらった奈未は早速オシャレしてでかけていきます。蓮見からのアドバイスを試すつもりなのですが、天然な潤之介は、蓮見の思い通りにはなりません。そんなんだから別れることになったのかもね。

それでも奈未が必死で食らいついているところに、麗子が、やはり、カニを取りにやってきました。潤之介は玄関先でカニをそのまま渡そうとしますが、箱ぐらい入れろと言われて麗子を中に入れたため、奈未が見つかってしまいます。

奈未は、麗子に批判されることを恐れて「ここに来たのはカニ目当てだ！」と豪語しました。それを聞いた潤之介は、奈未が一生懸命目配せしているのにも気づかずにちょっとガッカリしてしまいます。そうか、カニ、そんなに好きなんだ。（）

社内報

奈未はこれと同時に社内報の記事も書くと豪語していました。せめてこれだけはなんとか様にしようと格闘していたところ、編集部員の和田和美（秋山ゆずき）がヒントをくれます。あんたの知ってることなんかここの社員みんな知ってるから、書いても興味ない。知らないことを知りたいから、みんなページをめくるんでしょ？

それで奈未は社員にアンケートを配ったり、麗子が没にした企画書を集めたりして「麗子をネタにした記事」を書き上げました。麗子の口癖や行動パターンなども、イラスト入りで説明します。

中沢はそんな奈未を手伝って励ましてくれました。夜遅くまで頑張っている奈未のために夜食も買ってきてくれましたが、奈未は潤之介から「カニのおにぎりとカニのおみそ汁」をもらっています。奈未があんなにカニが好きだと言ったからですね～きっと。しかも潤之介は奈未を抱きしめて「充電」してくれました。

編集長はああ言ってたけど、プライベートが仕事の励みになることだってあるんだ

出来上がった社内報に目を通した麗子は、案の定、文句を言います。あなた何考えてるの？私がこれにOK出すと思った？

奈未はこれでダメだったと思い込みましたが、実際には麗子はOKを出してくれました。半田も奈未を見直してくれます。

おまけ

ひょんなことから、奈未のデート用に水族館のチケットをあげると約束した副社長は、麗子のところへやってきました。奈未がいなかったので、麗子にチケットを差し出します。よかったらデートに。

麗子は顔をこわばらせ、デート!?副社長と鈴木がですか？と語気を荒げます。副社長は慌てて否定しました。

え？じゃあデートというのは？私と!?

これでドギマギする麗子がまた可愛かったですね～。えっちょっと待ってください、そんな急に言われても。あの今は仕事に集中しないといけないですし・・・。

副社長は誤解だと伝えました。いやだって僕みたいなおじさんとありえないでしょ？

麗子はキッパリ否定します。私、副社長は、ありえなくない存在です。

じゃあ行きましょうか？はい。

奈未はチケットをもらい損ねたようですね。

エピローグ

奈未が蓮見の取材に同行していたところに、潤之介がやってきます。ようやく今頃になって、奈未が何を欲していたのか分かったのです。言葉でちゃんと（付き合ってと）言ってほしい。

ああそれなのに。そこで蓮見が邪魔をします。知り合い？

奈未はふたりが「幼馴染」だと知りました。潤之介さんが一途に思いを寄せていた相手って？

つづく・

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