危険なビーナス ネタバレと感想 第1話 面白くなりそう
東野圭吾さん原作、妻夫木聡さん主演のミステリードラマ、【危険なビーナス】を見始めました。これはなかなか正統派のミステリーで面白くなりそうでしたね~
。ちなみにおばさんは原作を読んではおりませんが、なんとな~くクリスティの「無実はさいなむ」を彷彿とさせる設定でしたね
。
以下早速ネタバレです。今日は登場人物ごとにまとめてみました。
手島伯朗
主人公の手島伯朗(妻夫木聡)は、池田動物病院で院長代理を務めています。独身の伯朗は、動物の治療と同じくらい、ペットを飼っている女性の物色に忙しい毎日を送っていました。動物看護師の蔭山元美(中村アン~玉井伽耶子@SUITS)も好みのタイプらしいですが、いつも軽くあしらわれてしまっています
。
その伯朗は5歳の時に画家だった父親=一清(R-指定)を亡くし、その後は母=禎子(斉藤由貴~霧島芙有子@竜の道)の再婚に伴い、矢神の姓を名乗ることになりました。
矢神家は代々医者の家系で、伯朗の父となった康治(栗原英雄~府川義則@半沢直樹)も矢神総合病院の院長をしていたそうです。当時はその父親でやはり医師だった康之介(栗田芳宏)も存命中で、この康之介が矢神家の巨万の富を築いたのだとか。
当然禎子は財産目当てと罵られました。伯朗も皆から苛められたそうですが、その後禎子に康治との子=明人(染谷翔太~織田信長@麒麟がくる)が生まれてからは、その罵倒も収まったのだそうです。
伯朗は伯朗が大学生だった16年前に、禎子が事故死したのをきっかけに矢神の家を出て、実父の姓=手島に戻ったのだそうです。それからはずっと矢神とは縁を切って生きてきました。
それがある日、明人の妻だと名乗る女性が現れて、事態は一変します。
矢神楓
それが矢神楓(吉高由里子~真壁ケイト@知らなくていいコト)です。シアトルで結婚式は挙げても籍は入れていないとのことだったので、まだ矢神じゃないんじゃないですかね、と細かいコトはさておき、楓はいきなり動物病院にやってきて、明人の妻だと名乗り出ました。楓と明人は帰国後、危篤だという康治に会いに行く予定だったのに、その矢先に明人が失踪してしまったらしい
。
女性、特に美人に弱い伯朗は、楓に頼まれて矢神家に同行することになりました。結婚の報告もありますが、問題は「遺産相続」です
。
矢神家の遺産
次のキャラに行く前に、その「遺産」についてまとめておきます。なんでも16年前に亡くなった康之介は、その全財産の30億を、息子たちではなく孫の明人に譲ると言い残したのだそうです。が、肝心の明人はまだ13歳だったため、親族で話し合った結果、金融資産の一部だけを康之介の子どもたちで分け合い、その残りや不動産、美術品などは、明人に代わって父親の康治が管理することになったのだそう。
それが今、その代理人だった康治が危篤となったため、29歳の明人に改めて遺産を渡そうという話になったらしい。とはいえ、明人が相続を断るという希望的観測も視野に入れていたようですが。
楓は、この遺産の話が出る直前に明人が失踪したからには、矢神家の人間が明人を拉致したのではないかと疑っていたようです。
矢神家
さて話を元に戻しまするね。最初はこの人から。
矢神波恵
波恵(戸田恵子~山田妙子@僕らは奇跡でできている)は康之介の長女で、康治と同様先妻の子どもです。独身で矢神家の遺産を管理しており、それが隠してあるらしい「開かずの間」の鍵も波恵だけが持っていたるのだそう。
矢神康治
康之介の長男で禎子の再婚相手。現在は末期がんを患い、危篤状態にあります。
矢神牧雄
牧雄(池内万作~井上@サギデカ)は康之介と後妻の間に生まれた子どもです。こちらも医師ですが、専門は脳らしく、執拗に「開かずの間」にある「もっと価値のあるもの」に興味を持っていました。牧雄は、それは自分のものだと主張していましたが?
支倉祥子
祥子(安蘭けい)は康之介と後妻の間の子どもです。夫で医師の支倉隆司(田口浩正~赤井信輝@MOZU)との間に百合華(堀田真由~安蘭世津子@シャーロック)という娘がいます。
養子
康之介はふたりの養子をとっていたそうです。
矢神勇磨
勇磨(ディーン・フジオカ~誉獅子雄@シャーロック)は、自分も養子のくせに、連れ子として現れた伯朗をひどく馬鹿にしていたそうです。同じ養子の佐代とは男女の関係にあるのか?
矢神佐代
佐代(麻生祐未~下山和子@義母と娘のブルース)もまた康之介の養子ですが、どう見ても堅気には見えませんでしたし、勇磨にも色目を使っていたようです。
使用人・ほか
この手のドラマではこの使用人も侮れません。
君津光
君津(結木滉星~工藤公一@弱くても勝てます)は矢神家の執事でもあります。無表情で目立たないだけにこれまた実に怪しいですね~。
永峰杏梨
永峰(福田麻貴)は康治の専属看護師。
見れば見るほど怪しい人物ばかりですが、これとは対照的なのが、禎子の親族です。
兼岩家
兼岩順子
順子(坂井真紀~喜美子@いだてん)は禎子の妹。子どもがいないため、伯朗を実子のように可愛がっています。明るい性格で、楓のことも温かく迎え入れました。
兼岩憲三
憲三(小日向文世~蒲郡滋生@MIU404)は順子の夫で数学者。夫婦ともに酒が大好きらしい。
気になる展開
久しぶりに矢神家を訪れた伯朗は、まったく変わっていない彼らの強欲さに嫌気がさし、もう二度と関わらないと固く心に誓いました。そして楓のことも、実は財産目当てで明人を監禁しているのではないかなどと疑い出します。兼岩家に一緒に挨拶に行った際、楓が叔母夫婦を試すような発言をしたからです。
楓は、一旦は怒って伯朗を殴ったものの、すぐに反省して兼岩家に謝罪に行ったそうです。伯朗もまた楓を放っておけず、遺産の確認をすると言われて再度矢神家に、今度はひとりで乗り込んでいった楓が心配で、結局は駆け付けることになりました
。案の定、楓は何者かによって地下に閉じ込められています
。
過去の恨みも手伝って、伯朗は心ならずも矢神家相手に啖呵を切ってしまいました。
あなた方がどう思おうと、僕は楓さんが明人の妻だと信じます。彼女は僕の義妹です。傷つける人間は絶対に許しません!
出てきてからひどく後悔するも後の祭りでやんすね。
楓もまた矢神家に対し、明人の意思だと言って、全財産を譲り受ける、以前他の親族が受け取った金も、そこに不正がなかったかどうか精査するつもりだ、と告げました。楓の真意はでも、遺産のことよりも、そう言えば、明人を監禁している犯人が楓を狙うに違いない=そこを狙って捕まえる、と決心していたようです
。
その後楓は、楓を地下室に閉じ込めたのは牧雄だと知らせてきました。牧雄は楓が閉じ込められた時刻にリビングにいなかったと「使用人」が教えてくれたのだそうです。それで楓は直接牧雄に会って確かめようとしましたが、待ち合わせの場所にやってきた牧雄は、何者かにエスカレーターから突き落とされてしまいました。
感想
果たして犯人は誰なのか?明人はどこにどうしているのか?失踪とはいうものの、自ら姿を消した可能性もありますよね??また禎子は本当に事故死なのか、や、一清が最後に描いたという絵の行方も気になるところ。兼岩憲三が実は何か知っていたりして??
いや~こ~れはとっても楽しみになってきましたね。
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