韓ドラ大好きおばさんの「言いたい放題いわせてヨ!」

ディア・ペイシェント あらすじと感想 第5話 去りゆくものへ

2020/08/15
ディア・ペイシェント 0
ディアペイシェント 貫地谷しほり

南杏子さん原作の医療ドラマ、【ディア・ペイシェント】の5話は「去りゆくものへ」です。おばさんももう若くはないけれど、あんな年のとり方はしたくないわ~とつくづく痛感いたしました。千晶の言うように「老いは魂の成熟であってほしいと切に願う次第であります

以下ネタバレのあらすじですディアペイシェントのネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

毎日千晶と「煮卵おにぎり」を争奪し合っている瀬戸が、認知症の西園寺光隆(竜雷太)とトラブルになりました。西園寺は日頃のそのエラソーな言動からも分かるように、どこかの重役でもあったのでしょう、病院でもVIP待遇だったそうです

瀬戸はいつも西園寺を気遣い、どんなに暴言を吐かれてもじっと耐えて付き合ってきました。が、ある時、暴言ばかりか暴力まで振るわれた瀬戸はついに我慢できなくなって、西園寺に暴言を吐いてしまいます

もうあんたに帰るところなんかないんだよ。家族はあんたに帰ってこられたら迷惑なんだよ何にも分かってないな!

実際西園寺の家族はほとんど面会に来たことが無いのだそうです。そしてそんな西園寺が暴れだすのは決まって、他の患者が家族と楽しそうに語らっている姿を見た時でした

これに怒った事務長は、早速院内裁判を開いて瀬戸を吊るし上げます。その人権を無視した物言いには院長が我慢できずに止めました

もう結構です。これ以上スタッフを追い詰める必要はありません

瀬戸は、心配して後を追ってきた千晶に、瀬戸がカッとなった本当の理由を伝えました。西園寺は瀬戸に、まともな就職ができなかったからこの仕事をしているのだろう?どこにも行き場が無くてここにいるんだろ?と罵ったそうです

その言葉は的を射ていて、瀬戸は就活に失敗して介護士になったのだそうです。瀬戸はすっかり自信を失い、病院を辞めることにしました。でも西園寺を恨んでいたのではなく、むしろ「祖父」のように思えて心配していたそうです

一方、しばらく現れなかった座間が、またしても夜中の3時に病院にやってきました。ちょうど警備員の蓮見が留守で、新人が巡回しているのを見越して「夜勤の千晶」を狙ってきたのだそうです。千晶は泣いて助けを求めていたのに、座間は駆け付けてきた新人に、二人の間のことだから余計なことはするな、問題を起こしたら雇ってもらえないぞ、と言って脅しました

新人は、千晶が顔中涙だらけにして泣いているのに、自分の保身を優先します。人の好い千晶は、警察に訴えようという浜口の言葉に従えませんでした。あの人が首になったら可哀想だから

いやいや、可哀想なのはあなたですよ!!千晶が可哀想過ぎる!

また千晶はこの時、不覚にも、母親の介護を自慢にしている座間が、自分の母を施設に入れた千晶を怒っているのか?と聞いてしまいました。も~敵に塩を送ってどーすんねんっ!!

案の定座間は、千晶の母の施設に乗り込んでいくようですでもきっと佑子には負けるわ( `ー´)ノ

その佑子が、ある日、施設から失踪してしまいました。万里から電話をもらった千晶は、ちょうど、辞意を明かした瀬戸と話をしていたところでした。

事情を聴いた瀬戸は蓮見から車を借りて千晶を実家まで送ってくれます。幸いなことに、その途中で万里から電話が入り、佑子が見つかったと知らされました。佑子は千晶に会いに行こうとしたのだそうです

それなのに、千晶の顔を見た途端に、今日は来る日だった?と尋ねたのがまたなんとも悲しかったですね。会いたいけれど、娘は忙しいのだから無理を言ってはいけないという気持ちが画面から伝わってくるようでした佑子を見ていると亡き母を思い出します( ;∀;)。お帰り、千晶ちゃん

千晶は責任を感じ、やはり自分が戻ってこなくてはならないと切り出しますが、徹が押しとどめます。徹は、自分自身、仕事が忙しくて佑子に会いに行けなかったのが失踪の原因だと反省していましたが、それは徹が対処すべきことだと伝えます。

医者として患者と向き合う方法はいろいろな形がある。医者の仕事は一生だ。自分がどういう現場でどう患者と向き合っていくか、それを考えるためにも今の病院で学ぶべきことはまだたくさんあるんじゃないか?

目の前のことだけではなく、千晶の将来を見据えた徹の言葉が胸を打ちましたええお父さんやね( ;∀;)

千晶は瀬戸の労をねぎらうために食事に誘いました。瀬戸はカレーが大好物だと言ったのでカレーを食べに行きます。そこで千晶は、瀬戸は介護士に向いているから辞めないでほしいと伝えました。でも瀬戸は、他の色んなことを試してみて、それでもやっぱり介護の仕事がしたかったらまた一から始めると語ります。もしかしたら瀬戸は西園寺に瀬戸の「半端な気持ち」を悟られたことを恥じていたのではないでしょうか

その瀬戸が去ってしばらくすると、西園寺が騒ぎ出しました。

あいつが帰ってこないんだ!あれは息子なんだ!!あいつがいなければここにいる意味なんかない!も~あなたが追い出したんですよ(;´Д`)

西園寺は西園寺なりに瀬戸を可愛がっていたのだそうです。瀬戸もまたそんな不器用な愛情を察していたのでしょう。千晶に「俳句」を託していました。西園寺は認知症のために好きな俳句を作れなくなりましたが、他人の作った俳句の批評はできるのだそう。

ありがとう怒鳴り声にも見える愛

西園寺は季語が入っていない!と怒りましたが、無季の句というのもあるのですよ~

瀬戸に会いたいと嘆く西園寺に、千晶は、瀬戸に手紙を書こうと促しました。私もお手伝いします。

西園寺はとても達筆で、通りすがりの患者が皆感心していきました。それが西園寺も嬉しかったようですね。

冒頭でも触れたように「老いは魂の成熟」であってほしいですが、一方ではこの西園寺のように、誰からも必要とされなくなったことに怒りや悲しみを抱く高齢者が多いこともまた事実だと思います。そうした承認欲求をどう満たしたらよいのか、周囲に気遣ってもらうだけじゃなく、自らも社会に貢献できたらよいですよね。西園寺も書道を教えるなどしてみたらどうでしょうか。

それはきっと座間にも言えることなのでしょうね。座間は、親の介護をするのは当然だ、と豪語するあまり、自分で手を抜けなくなっている。どんなに大変でも誰にも助けを求められない。その腹いせに、親を施設に預けることが罪悪だと言い放つ。母親が喜んでいてくれればせめてもの救いですが、そうでなければ、皆、不幸です


ディア・ペイシェント 絆のカルテ (幻冬舎文庫) [ 南杏子 ]

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