ミステリと言う勿れ ネタバレと感想 第7話 罪悪感と"天使"の正体
菅田将暉さん主演の新感覚ミステリー、【ミステリと言う勿れ】の7話を視聴しました。なるほど〜6話の「バッグ」の話ともテーマは共通していたのですね👍。以下早速ネタバレです。
久能の反撃
梅津からクリスマスイベントの手伝いを頼まれたと聞いた久能は、下戸と一緒に倉庫へ赴きました。でもそこに梅津はおらず、下戸もいつもの眼鏡をかけていません。下戸は「暗いから」と言い訳しますが、久能は納得できません。クリスマス関連の物には赤いものが多いからです。僕帰ります😨。
下戸は、そうはさせじと久能に掴みかかりました👿。そこで久能は「縛り上げられた男女」の姿を目にします💦。病院で苛められていた女の子の両親だそうです。彼らはアパートに住んでいるため、他人に迷惑をかけてはいけないと言う理由から、放火ができないのだそうです。お前もここで一緒に燃えてくれよな😈。
その時久能の携帯が鳴りました。下戸がそれを止めようとした時、赤いオーナメントが目に入ります🍓。久能はその隙をついてその場から逃れました👍。それでも久能は倉庫から出ていこうとしません。久能は下戸の「罪悪感」を分析しようとしていたのです。赤いものを見たら痛みが起きるようになったのは、両親が火事で亡くなった時からか
。下戸は「シャチ」と「ヤギの拷問」の話をした時、同じ反応(お前は性格が悪い)を示したが、それは下戸が放火犯だからなのか
。炎の天使なのか
。
下戸は、自分が天使のわけがないと反論しました。天使は奇麗なんだ。ものすごく綺麗なんだよ!😍
それで久能は、下戸のいう「とっても綺麗で猫を連れている先輩」に会わせてほしいと申し出ます。その手には近くに積んであったトマト缶が握られていました。何かしたらこのトマト缶をぶちまけますからね!!😤(😂)
下戸は久能を井原の家〜古いビルへ案内しました。久能はそこで井原を紹介され、彼の過去について聞かされます。それは以前の青砥の説明とほぼ同じだったので割愛しますが、そこからすぐに下戸の話に移ります。下戸は、井原に助けてもらったと語り出しました。
下戸はいつも母親から「出来のいい可愛い兄」と比べられては苛められてきたそうです。その兄があっけなく風邪で亡くなってからは、苛めはますますエスカレートしました。母親は、兄ではなく下戸が死ねばよかったと罵ったそうです💀。毎日毎日罵倒されていたところに伊原がやってきて「燃やしてあげようか」と声をかけたのだそう。僕は君を守るために来た。「君がよければ」僕がやってあげる。「君が決めていい」
下戸は井原に心から感謝していると繰り返します。でも久能は「赤いものが見られないのはしんどそうだ」と指摘しました。下戸は、そんなものは見なきゃいいだけだし、少なくとも井原は家に絶対赤いものを持ち込まない😡!と息巻きます。でも久能はやめません。それ(罪悪感)をずっと抱えていくのか?子どもたちにもそうさせるのか?それもまた虐待ではないか。
でも下戸は、井原が助けた子どもたちはみんな幸せだと豪語しました。だって自分で選んだんだよ😤。
それが下戸の思い込み、否、無理矢理そう思い込もうとしていることだと分かったのはそのすぐ後です💦。
子どもたちのその後
青砥は「炎の天使」に関する都市伝説のサイトの管理人を見つ出しました。鷲見翼(今井悠貴〜西崎颯真@3年A組~今日から皆さんは人質です)という17歳の高校生です。彼は5年前の放火殺人で唯一の生存者でした。実は井原も、半年前に出所してから彼に会いに行ったのだそうです。鷲見は井原を「親を殺した子供が本当に幸せになれるなんて思っているのか💢」と言って非難しました。あんな親でも親がいないハンデは大きいと語ったそうです。でも、親から虐待されていた時よりはマシだと思いたい。思わなきゃいけない。なぜって自分が許可したのだから😭。
鷲見がこのサイトを始めたのは、他の子どもたちはどうしているのか知りたかったからだそうです。案の定、みんな苦しんでいたそうです。自殺したものの、心を病んだものも大勢いました。それでも殺されるよりマシなのか?ホントにそうか??
井原は、自分も同じだからよく分かると励まそうとしましたが、鷲見は、同じじゃない、と言い切りました😡。井原の場合は単なる「事故」であり、彼らは「自らの意思で殺した」からです。あんたと俺は同じじゃない。あんたには俺たちの気持ちなんて分かんないっ!!💢
井原は呆然とし「天使をやめる」と言い出しました😨。下戸は、やめたらダメだと止めましたが、それでも伊原は耳をかさなかったそうです。
それで井原を殺したのか?😠
ネタバレ
なんとなんと、下戸はとっくに井原を殺していたそうです。これまで久能は「一度も井原を見たことがない😱」のだそうです。あの火事の現場でも下戸はずっと一人で喋っていて、久能はそれが気になってならなかったのだそう🙄。下戸は足湯でも「先輩と一緒だった」と語っていたので大いに混乱していたのだとか😵。
それでここに連れてきてもらって、床にべったりとついた血痕を見て&一連の話を聞いて、ようやく、下戸が井原を殺したのだと理解しました。ちなみに久能はこの会話を風呂光にすべて聴かせています👍。風呂光もまた、久能は2人と話しているようなんだけれど、相手の声は同じだと大いに混乱していたようです😰。
下戸も正気に返りました。そして井原を殺した時のことを思い出します。井原は家でリンゴをむいていたのだそうです。下戸は「井原が赤いものを家に持ち込んだ=裏切られた😨」と誤解して、咄嗟にナイフで井原を刺しました。でも井原は、赤いリンゴでもその皮をむいてアップルパイにすれば「陸ちゃん」も食べられるだろうと、作っていたところだったのだそうです。そう言えば以前「アップルパイもダメだった」って言ってましたよね💦。
井原は最後まで、下戸を助けられなかった、苦しませた、と詫びて亡くなったそうです😭。その部屋には大きな冷蔵庫があって、中には井原と、彼が可愛がっていた猫のシシが収められていました。下戸は、シシも生きているかのように振る舞っていましたが、それは下戸が遺体を見つけてほしかったからだと、久能は解釈していたようです。
すっかり白状させられた下戸は、お前は一体何者なんだ?と久能を罵りました。久能は「教師になりたいと思っている学生」だと答えます。下戸は、幼い頃、下戸をいじめた子どもたちよりも、その苛めに気づかない、もしくは見て見ぬフリをしていた、もしくは「一緒に苛めていた」教師への恨みの方が残っていると打ち明けました。教師なんてそんなもんだ😠。久能は、その教師が下戸のことを「カエル」と呼んだ時点で失格だと批判します。久能はいつもいろんなことに気付きたいと思っているのだそうです。久能のクラスに下戸や井原がいたら、その異変に絶対に気づく。
久能は幼い頃、やはり家に帰りたくなくて図書館の庭でぼんやり座り込んでいた時に、一人の女性(水川あさみ〜志村栄利子@ナイルパーチの女子会)が近づいてきてあれこれ話しかけてくれたことを語り出します。その女性は「いろんなことをいっぱい考えてみるといい🌸」と教えてくれたそうです。そしてそれを誰かに話そう。誰もいなかったら私に話して🤗。
ライカと天使
そこへライカがやってきました。ライカは、久能が温室に来なかったのに、道にオーナメントが落ちていたのを見て倉庫に駆け込んでくれたのだそうです💕。そこで見つけた夫婦から「カエルの居場所」を聞き出すと、ふたりを置き去りにして駆けつけてくれたらしい😏。しかもライカは天使こと井原を知っていました😲。ライカと妹の千夜子もまた井原に助けてもらった子どもだったそうです。千夜子は知らない。私の一存だ。
ライカは冷蔵庫の中の井原の遺体に手を合わせ(正確には手を組んで&あの暗号で)祈りました。感謝する。君の火に助けられ、苦痛は過ぎ去り、喜びに満ちている💜。最近の天使の仕事はあまりに雑で、井原の仕業だとは思えなかったそうです💦。
メリークリスマス
一方の風呂光もまた、カップルや親子連れが行き交うイブの街を一人でぶらぶら歩いていました🎄。少し前方には久能がいたのですが、それにも気づきません。その代わり、そんな久能の髪のような「もじゃもじゃのマフラー」がショーウィンドウに飾ってあることに気づきました😍。思わず近寄って店に入り、これを購入してしまいます。店員から「プレゼントか」と聴かれたので、つい、はい、と答えてしまいました🌹。
でも、久能のスマホに「きれいな女性が見ていた赤いオーナメント」が付いているのを見てしまった風呂光は、このプレゼントを渡すことができません😢。別れ際に「メリークリスマス」と言うのが精一杯です💕。そして風呂光はラッピングを開けて、自分でそのマフラーをかぶりました。巻くというよりかぶるタイプのそれなのです。あったかい🤗。
余計なお世話🐒
こんなことを言うのは野暮だと百も承知ですが🙏、もじゃもじゃ頭の久能があのマフラーをしたらもじゃもじゃx2になっちまって、どこまでが頭でどこがマフラーなのか分からなくなっちまいますよね😅。あれは風呂光が使うのがベストだったと思いまするよ😁。
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