ミステリと言う勿れ ネタバレと感想 第9話 悪いのはストーカー

菅田将暉さん主演の新感覚ミステリー、【ミステリと言う勿れ】の9話を視聴しました💕。いや〜やられちまいましたね💦。弁解するわけじゃないんだけどあの人は最初から怪しかっただけに「絶対に違う」と思っちゃったんですよね〜😓。何せ「絶対に怪しくない人」を疑うのがクセになっちまって🐒。だから「ミステリと言う勿れ」なんですね、きっと。いや恐れ入りました🤗。負け惜しみじゃなくて、本当に面白かったです😍。以下ネタバレですミステリと言う勿れのネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

〜視聴後すぐにはそう思っていたんだけど、これまとめるうちにまた別な疑問が湧いてきちゃいました🙄。悪いクセですね〜ミステリーオタクの😓。最後にそれを記しておきましたので、またお付き合いいただけましたら幸いです💐〜

真相

喜和の死因

まず、喜和がストーカーに殺されたのは間違いなかったようです。その日はかなり雪が積もっていて、犯人の足跡は裏口まで続いてたそうです。そこの鍵が壊されていたので、犯人は裏口から侵入したらしいのに、なぜか玄関の周りだけ雪かきしてあって、犯人の足跡の一部も消えていたのだそう。つまり雪かきをしたのは犯人が来た後だったということ。それで天達は「第三者の関与」を疑いました。犯人以外の足跡も指紋もなかったのだけれど、どうしても「違和感」が拭えなかったらしい。

玄関マット

前回、橘高は「玄関マット」について「以前はなかった」と指摘していました。天達は「冬は(雪に埋もれるから)置いてないのだろう」と答えると、橘高は「冬にここに来たことはなかった💦」と答えています。久能はこの発言に矛盾を感じたそうです。冬に来たことがないなら(橘高が来る時は)いつもマットはあったはず🙄。そうだとしたら「マットがない状態」を見たのはいつなのか?🤔

ピノキオ効果

この話をしていた時、橘高は鼻を触ったそうです。人間は「嘘をつく時」に鼻を触る可能性が高いそうです。それをピノキオ効果というらしい。これを久能に教えたのは天達らしいですが、天達は、自分には「先入観」があるからと、第3者の久能に冷静に観察してほしかったのですね。

橘高が鼻を触ったのは他にも2回ありました。2回目は「前座」と称して「透明人間」の話をした時。そして3回目は、2Fの窓を閉め忘れただろうと蔦に責められて、そんな馬鹿なことはしない💢、と反論した時。

嘘をつかない人

逆に「嘘をつかない人」も橘高でした。このアイビーハウスに集まったのは、あくまでも「ゲーム」のためであり、愛する喜和を失った天達ですらその「不謹慎さ」を黙認したにも関わらず、橘高だけは「無神経にもほどがある😡」と激怒しました。彼は嘘をつくことができず、本気で怒ってしまったのです。それすなわち、5年前の事件に誰よりも深い思い入れがあったということではないか。

時間を巻き戻す

また橘高は久能に「あの日の朝に時間を巻き戻せたら」と語っていました。久能はこれにも疑問を感じたそうです👍。橘高は「犯行を止めたい」と言ったのではなく「時間を巻き戻したい」と言った。時を巻き戻して犯行を止められるのは犯行に関わっていた人間だけだ。

告白

橘高はあの日のことを告白しました。あの日の朝、職場に喜和から電話があって「高校時代の友人の若宮から電話があるだろうから、今いる場所を教えてほしい」と頼まれたのだそうです。しばらくすると本当に電話がかかってきたので、橘高はてっきり若宮だと思い込んで、別荘の場所を教えてしまったのだそう。でも橘鷹は、昼休みになった頃、急に不安になりました。相手は名乗らなかったのに、橘高が先走ったのではないか?😨

橘高は車を飛ばして別荘に駆けつけました。その時には既に室内には煙が充満しており、窓から確認したら、ふたりは暖炉の前で亡くなっていたそうです。完璧主義者の橘高はこの「ミス」を誰にも知られたくなくて、必死で隠蔽しようとしました。雪かきをして自分の足跡を消した際、犯人の足跡も一部消してしまった。その時は玄関マットがなかったらしい😈。そしてその後もずっと苦しんでいたそうです😭。

余波

ストーカー殺人事件

橘高が隠していたのはこれだけではありませんでした。前回風呂光が言及していた「最近都内で頻発しているストーカー殺人」もまた、この橘高が関与していたのだそうです😨。それを切り出したのはデラとパンでした。ふたりは奥寺小麦という西東京署刑事二課の刑事だったのだそうです😵。彼らが捕まえた3人のストーカーは「ターゲットが隠れている場所を非通知の電話で知らされた」と白状したそうです💀。過去のストーカー事件のデータベースを検索した結果、喜和殺害事件の関係者として橘高の名前が浮上しました。その橘高は市役所の「市民課市民係」にいてストーカーやDVの被害者に支援措置の手続きをしているのだそう💦。

奥寺と小麦は天達を尋ね、喜和の事件と最近の3つの事件の状況が似ていると伝えたそうです。天達は、橘高がそんなことをするはずはないと否定しましたが、奥寺たちはそれを見極めるためにこの機会を設けてほしいと頼んだらしい。何事もなければ、刑事だということは言わずに帰るつもりだったそうですね。それで小麦は喜和の写真を持っていたのですね。奥寺がソファで寝たのも、実は橘高を見張るためだったそうです。

また橘高は、最近ストレス解消のために小旅行に出かけると語っていました。どうやらそこの公衆電話でストーカーに電話したようなのです😈。小麦は、橘高がその旅行先で買ったというストラップを早速調べさせた結果、ストーカーたちにかかってきた公衆電話のすぐ近くの店で売っているもので、購入された日付は電話がかかってきたのと同じ日付だったと確認が取れました。しかも3人のうちの1人は相手の声を録音していたそうです。

橘高は「これって罪になんの?😤」と開き直りました。奥寺は、少なくとも公務員法違反にはなるだろうと答えます。が、橘高の罪はそれだけに止まりませんでした😨。

透明人間

また久能は「橘高は透明人間になろうとしている👻」と指摘しました。なるほど〜それが「潔癖症」だったのですね😲。橘高は、ガレージにテントを張って寝起きをしており、スリッパもお皿も箸も、使うものはすべて自分で持ち込んでいました。しかもいつも手袋をして帽子も被ったまま、風呂もトイレも使わずに、ティッシュを使ってもゴミ箱には捨てなかったそうです。

橘高は、最初の前座で語ったように、皆に睡眠薬を飲ませた上で暖炉にキョウチクトウの枝をくべ、皆を殺すつもりだったそうです👿。警察が来る前に逃げれば「完全犯罪」の出来上がりです。何せ、橘高がここにいたという痕跡はどこにも残っていないのですから。久能がこれを確信したのは、橘高のテントの中で発見した古い地図に「暗渠排水路」が載っていたからのようですね。暗渠を使って帰れば誰にも見られずに済む。つまり橘高はここに来なかったことになる😨。

奥寺は、警察を甘く見てもらっては困ると反論しますが、久能ははたしてそうか?と反論します。ここは東京じゃないし、解剖すらしないかもしれない。喜和の命日近くにその殺害現場で恋人と友人が集まって同じ死に方をしたら「天達が無理心中をした」と思われても仕方ない。橘高が2Fの窓を閉め忘れたのも、煙突に仕掛けをしに行ったからだそうです。

その上、橘高は、この計画がうまくいくかどうかを確かめるために、長野の山荘で「無理心中」に見せかけて男女4人を殺していたそうです😱。

が、運悪く(良く?)停電となり、夕方には修理屋が来ると聞いた橘高は、ことを急がねばならなくなった😨。彼は、カレーを作らされる羽目になった久能を手伝うふりをして、そのカレーに毒を仕込んだようです。あの仕上げのローリエが、実はキョウチクトウだったんかな🙄?久能は、毒はワインに入っていると思っていたようですが、久能が酒を飲まないのでカレーにしたそうです😈。危なかったですね😰。

橘高の苦悩

橘高がこんな風になってしまったのはひとえに「罪悪感」からでした。自分があんなことをしたばっかりに😭〜橘高は悩みに悩んだのだそうです。しかも橘高は今、母親が認知症で精神的にもかなり追い詰められていたらしい。喜和さんを殺したのは俺だ。君も俺を恨めばいい!

悪いのはストーカー

そう言われた久能は、でも、決して橘高を責めませんでした🌹。なぜなら喜和の事件が起きたのは決して橘高のせいではなかったからです😠。橘高を殺したのはストーカーで、橘高もまた巻き込まれただけだから。本来はケアされるべき側の人間だった。問題なのは、ミスをしたことじゃなく、それを話さなかったこと。誰かに話せていれば次の被害はなく、恐れることもなかった。そう、橘高はこのアイビーハウスに呼ばれた時、何かがあるのではないかとひどく怯えていたのだそうです😔。

「殺すのか。殺されるのか💀」〜ずっと問いかけていたのも、その恐れから来ていたのですね。

こうして橘高は逮捕されました。天達は、連行される橘高に向かって、親のことはなんとかするから心配するな、と声をかけます💜。また奥寺は風呂光に、風呂光も同業者=刑事だろうと尋ねました😏。奥寺にはピンと来たそうですが、風呂光は全然分からなかったそうです😓。

使命感に燃える風呂光

雪の重みで送電線が切れて停電になった時、たまたまガレージにいた風呂光と久能は中に閉じ込められました😁。天井から下がっている紐を引っ張れば扉が開くと知った風呂光は、どう考えても届きそうもないその紐を引っ張ろうとジャンプをし続けます無理だって(^◇^;)。いや、風呂光の背丈の倍ぐらいあるから無理だと、久能が何度止めても聞きません😓。それでもようやく無理だと悟ると、手頃な木箱を見つけてそれに登って飛ぶことにしました😠。久能が、自分がやると言っても聞きません。だめです!危険なのでっ!!任せてください!!私が久能さんを守ります!!

案の定、着地に失敗して転んでしまいました💦。久能が駆け寄ると「受け身を取ったので大丈夫だ」と答えながら、動くことができません。も〜なんて健気なんでしょうか😭。

エピローグ

署に戻った風呂光は青砥と池本から久能を褒められて、まるで自分のことのように誇らしげでした😍。それで池本が「一晩一緒に過ごして恋に落ちたか?😏」とからかうと、本気になって否定します😡。何言ってるんですか!冗談やめてください!恋とか、そういうんじゃ全然ないですから!だいたいそれってセクハラ発言ですからねっ💢!!

焦りまくって出ていく風呂光を、ふたりのおっさんが暖かい眼差しで見つめていました🤗。あいつ、変わった趣味してんなあ。(🤣)

その風呂光は、例の病院へ行き、仕事を済ませた後、ふと「ライカ」のことを思い出しました😲。久能が「春になるといなくなる人がいる」と語っていたからです。案の定、ライカはまたあの桜の樹の前に立っていました。そしてばたりと倒れ込んでしまいます。風呂光は思わず駆け寄って声をかけました。ライカさん、大丈夫ですか😨!?ライカは大丈夫だと答えましたが、すぐにまた気を失ってしまいます😱。

そこへ看護師がやってきました。大丈夫ですか?千夜子さん!千夜子さん!!えええええ!?

「千夜子」は目を覚ますと、ライカとはまるで別人のような口調で、ここはどこ?なぜ私はここにいるの🙄?と尋ねました。看護師はすべて分かっていると言うかのように、大丈夫だから病室に戻ろうと促します。

まとめ

普段なら「そういうもんだ」と目をつぶっちゃうんですけどね🐒。このドラマは「やってくれる」んじゃないかと思いましてね、しつこく絡んでみましたの😁。

アイビーハウス事件

喜和はなぜあの日、パートナーの天達ではなく橘高に「居場所を教えてやってほしい」などという電話をかけたのでしょうか🙄?それに煙突が詰まっていたのはやはり偶然だったの?喜和があの物騒な花言葉の花ばかり描いていた意味は??🤔

ライカ

え?ライカは二重人格😱??もしかして春に「ライカ」がいなくなるのは「彼女を消すための治療」をしているから?🤔

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COMMENTS

こん
ちくわさんへ
2022/03/10 (Thu) 09:52

拍手コメントをありがとうございます♪

ちくわさん、こんにちは。
お返事遅くなってすみません。火曜の夕方に受けたブースターで、昨日は1日死んでました(^◇^;)。アタイは結構熱には強いんですが、さすがに39度を超えると動けませんね。

この9話に関しては、まだ「謎」が残っているような気がしますよね。

ストーカーは卑劣ですよね。アタイはそれはなかったけど、痴漢がものすご〜く怖かったですよ。渋谷と新宿で1回ずつ。それからは必ず傘を持って歩くようにしていましたが、それ以降は来なかった(爆。よほど顔が怖かったんですかね( ̄▽ ̄)。こん

こん
桜さんへ
2022/03/10 (Thu) 10:02

拍手コメントをありがとうございます♪

桜さん、はじめまして。
いつもブログをご利用いただきましてありがとうございます。

また「反抗」のご指摘ありがとうございました。早速修正いたしました。そそっかしいので漢字変換ミスはしょっちゅうやらかしてます。教えていただけて助かりました^^。

このドラマはなかなか辛辣なんだけれど、それと同じぐらい、否、それ以上の「優しさ」も同時に伝わってきますよね。最近は何でもかんでも「批判」する傾向が強いけれど、この作品はそんな傾向にも警告を鳴らしてくれている気がします。来週の放送も楽しみですね。こん

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2022/03/10 (Thu) 16:14

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こん
こん
2022/03/11 (Fri) 09:34

ご意見ありがとうございます

ご意見、ありがとうございます。

同じ作品に対しても、感じ方や解釈の仕方はひとそれぞれだと思います。でもって、私がこだわっているのは、あくまでも「天達の関与」なのですよ(笑。それが、直接的、すなわち「喜和殺害」そのものなのか、それとも喜和がストーカーに狙われて別荘に身を隠した辺りなのか、それとも「ほとんど無関係な罪悪感」なのか、分からないのですが、なんとな〜く気になってならんのですわ(・・?) 。それであの2点にこだわってみましたのです。

「嘘をつく人」と「つかない人」のくだりも、あくまでも私には、ですよ、ふたりに「天達の嘘」を看破ってほしかったのかな、などと思えてしまったのです。でも、思わぬ藪蛇で、またしても、彼の「嘘」は隠蔽されてしまったのではないか、なんちって( ̄▽ ̄)。

ま、色々妄想するのは個人の自由ですからね。どうぞお気になさらないでくださいませね。こん

tmy
2022/03/11 (Fri) 15:12

9話の玄関マットについて

いきなりコメントすみません。

玄関マットの件で気になったのですが、

冷静に冷静に考えてみると、

天達が冬は置いてないんだよ。
って言ったのに、みんなが今集合してるこの時期は冬の設定ですよね?


橘高はマットなんかあったか?と聞き、

天達は冬は置いてないんだよ。と言い、

橘高は冬にここに来たことはなかったか。と言うんですよね。


しかしこれらのシーンって、玄関マットがある風景を見ながら会話してますよね?


天達が罠として冬だけどわざと玄関マットを置いたって事ですかね?

こん
tmyさんへ
2022/03/11 (Fri) 16:18

「いつもは」だと思います

tmyさん、あのシーンは分かりにくかったですよね^^;。

私もいざ文章にしようとした時、思わず考え込みました(・・?) 。それでこれは「いつもは置いてないけど今年は置いてあった」の意味だと解釈しました。いつもは雪で埋まっちゃっているのに今年は雪が少なかったから、そのまま置いといたのかな、と。

それが「罠」だったかどうかは、分かりませんが、その可能性もあるかもしれませんね( ̄▽ ̄)。こん

ミステリと言う勿れ