ドラゴン桜2 感想とネタバレ 第1話 ちょっとビミョー

阿部寛さん主演の「ドラゴン桜」を視聴しました。今日はまず感想から行かせていただきまするねネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

感想

ドラゴン桜は本当に大好きな番組で、その続編が始まると知ってからはう~んと楽しみにしていました。ローカル放送でのシーズン1の再放送もつい先日見終わったばかりで、大いに感動したものです

でもですね、今回のシーズン2はちょいとビミョーでした。まったくつまらないわけじゃないし、スカッとしたシーンもあったにはあったのだけれど、おばさんが期待していた「爽やか青春ドラマではなさそうなのですよね。前作の大ファンだった身としては、確かに時代は16年前と大きく変わったかもしれないけれど、だからと言って、陰謀とか策略とか抜きで描くことはできなかったのかと残念に思えてなりません。それともこれはこの時間帯でのお約束なのでしょうか。うーん、それでも要らんかったな

とはいえ、前作の雰囲気がまったくなかったとは言えません。特に阿部さんの桜木は、皆が言うほどそんなに変わってなかった(前もあんなんだった)ですし、加藤清史郎君の役は、シーズン1の「双子」を彷彿させました。及川ミッチーも、長澤まさみさんも、そして校長役の山崎銀之丞さんもいい味出してましたよね

また江口のりこさんは、シーズン1では暴走族のリーダーとして白いつなぎで登場してましたが、今回は「東大出の理事長」ということなので、まったくの別人でよいのでしょうか

今このだらしない国の中枢を担っているのは、お勉強ばかりしてきて柔軟な発想ができない東大出身者達。私はここの生徒達の才能や個性を伸ばしてこの国を生まれ変わらせる!

とのたまう割には、自分もまた高い理想ばかり掲げるけど現状を打破できない=「柔軟な発想ができない東大出身者」だと証明していますよね。生徒はどんどん減る一方だそうですし、皆が皆、揃いも揃ってスマホと外見にしか興味のない頭空っぽそーな生徒ばかり(=無個性)だったもの。やることと言ったらSNSに写真を挙げて他人を嘲笑することだけ

それを桜木ががつんとやり込めたのは実に痛快でしたけどね~。大人をなめんなよっ!!このクソガキがっ!

あ、このままだと感想だけで終わってしまいそうなので、一応簡単なネタバレもまとめておきます。シーズン1をご覧になっていない方のために、その辺もちょこっと入れておきます

桜木建二の略歴

シーズン1

主人公の桜木建二(阿部寛~佃航平@下町ロケット)は元暴走族のリーダーでしたが、ある時逮捕されたのをきっかけに一念発起して勉強し始めました。当時は「東大数学の鬼」と呼ばれた柳鉄之介(品川徹~蛇ノ目幸吉@その女、ジルバ)の柳塾に通って、見事、東大に合格します。でも桜木は東大へは行かず、自力で司法試験を受け、弁護士となりました

が、生来の口の悪さから仕事に恵まれず、事務所の家賃すら払えずに困っていたところ、先輩からある仕事を託されます。頼まれたのは倒産寸前の学校法人の清算でしたが、桜木はその学校法人=龍山高校を都内でも有数の進学校にすれば借金が返せるとひらめきました。桜木は「特進クラス」を作って5人の現役東大合格者を出す、と豪語します。集まった生徒たちは6名。そのうちの1人が、今回登場した水野直美(長澤まさみ~ダー子@コンフィデンスマンJP)でした

1年間の特訓と様々な困難を経て、生徒たちは6人中3人が合格を果たします。水野は、受験直前に母が倒れたために全過程を受けられず、不合格でしたが、その後も独学で勉強を続けて見事東大に合格し、桜木と同じ弁護士になったのだそうです

理事長(野際陽子~山田里見@TRICK)や他の教師たちは皆、3人も合格したら上出来だと感激しますが、桜木は、あくまでも5人合格が約束だった、生徒たちが真剣勝負だったのに、俺だけ甘やかされるわけにはいかない、と辞表を出して去っていきます

でもその直後から、理事長が皆にこれを吹聴したために、いろんな高校から引っ張りだこだったようですね。そのうちの一人はみのもんた校長でした

シーズン2

その後も桜木の名声は轟き続けたらしく、桜木は虎ノ門に事務所を構えるまでになりました。そこに水野も入所して、桜木とともに高校の再建に取り組んでいたようです。ちなみに龍山高校は、今や誰もが認める超有名進学校と化していました

悪夢

2年前、桜木たちは弦巻高校の再建に取り組みました。結果は8名中7名が東大に合格します。が、桜木は、不合格だった米山圭太(佐野勇斗)のことをひどく気にしていました。案の定米山は桜木を逆恨みし、桜木の目の前で自殺を図ろうとします。ここまでの経緯や詳細は分からずじまいです。結果的にはふたりとも怪我をして入院したようなので、桜木は米山の自殺を止めようとしてケガをしたのでしょうか

米山の母親は桜木に猛抗議します。どうして東大へ行け、などと言ったのか。普通に大学へ進学して楽しく暮らしてくれればそれでよかったのに!?

その後、何者かがこの事件をリークしたため、桜木はひどいバッシングを受けました。水野はこれに抗議しようとしましたが、桜木自身が黙って姿を消してしまったそうです

ドラゴン桜再び

そこへ、16年前は龍山高校の教師で、現在は龍海学園の教頭をしているという高原浩之(及川光博~相沢瓶人@グランメゾン東京)から、その龍海学園の再建依頼が舞い込みました。依頼を受けたのは水野です。水野は桜木が失踪した後もなんとか踏ん張って「水野法律事務所」を立ち上げました

水野は、龍山高校の1年後輩でともに東大に合格したらしい坂本智之(林遣都~大横田勉@いだてん)に頼んで桜木を捜しだします。坂本は今、IT企業の経営者なのだそうです。

ようやく桜木を見つけ出した水野は、彼の借金をすべて肩代わりするという約束で、なんとか龍山に引っ張ってきました。桜木は、あくまでも監修者としてなら、と付いて来ますが、就任式では爆弾発言で物議を醸します

お前ら、絶対東大になど行くな!

スマホやゲームでなんとなくボケーっと毎日を送り、無関心・無気力・甘ったれの根性無しが、なんとなく世の中に出たら、あっという間に社会の渦に飲み込まれ、知らず知らずに搾取され、騙され、カモにされてこき使われる。一生社会の奴隷となってもがき続けて死んでいく~オレオレ詐欺の仲間に取り込まれる若者が多いのも頷けます

そうならないために手っ取り早い方法は「東大に入ること」だけれど、彼らにはその価値すらない。人間を気取っているくせに、自分の頭で考えようとしないお前らなど東大の方からお断りだ!お前らには無理だ!

嫌がらせ

龍海学園の偏差値は現在32だそうですが、ことバドミントンだけは全国レベルなのだそうです。中でも岩崎楓(平手友梨奈)は有名で、強豪大学へも推薦入学の話が来ているほどなのだそう。が、どうやらこの岩崎が脚?を痛めているらしく、本人もそれが分かっていて不安なのか、近くのコンビニで万引きをします

それを同級生の瀬戸輝(髙橋海人)が見ていました。瀬戸は「らしくない」と非難していたのを桜木が目撃します。万引きか、あれはスリルあるよな

岩崎は、桜木が万引きをネタに脅してくるものと戦々恐々としました。それを知った瀬戸は小橋(西山潤~川口将生@先に生まれただけの僕)と岩井(西垣匠)に命じて「東大専科」をあの手この手で妨害させます

単純な水野はカモにされてすっかり騙されました。桜木でさえ、海に突き落とされますが、桜木はそう甘くありません。この様子をスマホで撮影した上に、ふたりのバイクを借りてふたりをとことん追い回しましたやれやれ~!。しまいにはバイクに乗ったまま校内まで乗り込んできます桜木、めちゃカッコいい( *´艸`)。ふたりはあまりの恐ろしさにお漏らししてしまいました

どうだ、暴力でねじ伏せられ、笑いものにされ、あざけられる気分は。力でねじ伏せるのも暴力、言葉でねじ伏せるのも暴力、人をだましてスマホやSNSを使って陥れるのも立派な暴力だ!そうだそうだ!

子供の自由を尊重することと甘やかすことは違う!間違いを犯しても叱らず、目標すらも与えず、そんなんだから、ここのガキどもは濁ったドブ川みたいな目をしてるんだ!自由にかこつけて守ってるのは生徒ではなく、お前ら自身の立場だろ!責任と問題から目を背けてるだけだろ!大人や教師の責任放棄だ!

他の生徒の反応

唯一まともに「東大行き」を表明したのは、冒頭でも触れた天野晃一郎(加藤清史郎~トーヤ@精霊の守り人)です。彼の迷いとやる気は桜木の心をとらえたようで、迷わずにやってみろ、と励ましていました。他にも、もともと成績が良くて東大を狙える生徒が2名ほどいるようですが(バカの集まる)「東大専科」に興味はないようです

坂本の陰謀

でね、ここまではまだ許容範囲だったのですが、問題はこれですよ。水野の後輩の坂本が、どうやら米山と組んで桜木を失脚させようと企んでいるらしいのです。も~これ要らないですよね

まとめ

とはいえ、もともとが好きなドラマなので、なんだかんだ言いながら見続けて、最後には大泣きするような予感もいたしまする

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