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つまらない住宅地のすべての家 ネタバレと感想 第5週 煮えたぎる怒り

井ノ原快彦さん主演のホームサスペンス【つまらない住宅地のすべての家】も来週はいよいよ最終週(第6週)です。1ヶ月以上のお付き合いですから、もうすっかり他人のような気がしません🤗。以下早速ネタバレですつまらない住宅地のすべての家のネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

悪縁

日置は梨木の協力を得て父親=優との面会に成功しました。それで「21年前の入札の金額が外部に漏れた理由」を問いただしたところ、優はついに教えてくれたそうです😈。

日置は約束通り、梨木のインタビューに応じました。

日置工務店が倒産した後、両親は離婚し、日置は母親に引き取られたのだけれど、その2年後に亡くなってしまったのだそうです。それでも日置は何度もやり直そうと思ったらしいのですが、高卒では思うように就職できず、ようやく見つかったのが、地元の富裕層向けの登山サークルの事務局だったのだそう。その富裕層に長谷川行雄がいたのだそうです。日置は、自分が「日置」と名乗ってもまったく気づかない長谷川に腹を立て、数千円の購入代金を着服したのが最初でした。それ以来、何度もそうしたことを繰り返し、それを10年も続けたのだそうです😵。そうやって金をごまかしている時だけは目の前の現実を忘れることができたのだそう😓。

刑務所に入ってからも、日置はずっと工事の金額が漏れたことが気になってならなかったそうです。そこへ従弟の野嶋から優が危ないらしいとの手紙を受け取った日置は、矢も盾もたまらず、脱走するに至ったのだそうです。梨木は、たったそれだけの理由で脱走したのか?と驚きました。

日置は、横領も脱走も、怒りに勝てなかったからやったと明言し、梨木にこう尋ねます。あなたは自分はどうなってもいいと思うほど怒ったことがありますか?😠

梨木は答えに詰まりながらも、結局「知りたいこと」は分かったのか、と質問しました。日置は分かった、と答えます。それで梨木は、てっきり日置は自首するものと思い込んだのですが、日置にはまだもう1つやらなければならないこと=峠坂から託された手紙を届けることがあったため、梨木に交通費を貸してほしいと頼みます。梨木が拒絶すると、日置は梨木からバッグを奪って逃走しました😨。

偶然の産物

一方の丸川は、一旦は警察に通報しようとしたのですが、どうしてもできませんでした🐵。それで真下に会いに病院へ向かうと、真下ががっかりした面持ちで戻ってきます。病院では「おかしな大学生」(梨木)が騒いでいたので、真下もまた何もできなかったのだそうです。

「おかしな大学生」と聞いた丸川は、それが梨木ではないのかとひらめきました😲。早速彼女を探しにいくと、道端でぼんやり座っていた梨木に遭遇します。日置昭子にやられた😢。丸川はすぐに警察に知らせようと促しますが、梨木は「共犯」になるからできないと答えました💦。

その頃、亮太と野嶋は、なんとかして博喜を助けたいと知恵を絞っていました。野嶋はふと、優の病室で出会った梨木が力になってくれるのではないかと思いつきます。博喜を助けてくれたら、彼女が知りたがっていた逃亡犯=日置のことを教えると言ったらどうかな?

野嶋の電話に出た相手は、梨木の携帯を持っていた日置でした。え?昭子ちゃん??なんで??😵

こうしてふたりは、とりあえず博喜のことは置いといて、日置に会いに行くことにしました。日置に洋服の替えや交通費を用意してほしいと頼まれたからです。ふたりは誰にも内緒で「いつもいく人気のない場所」に日置を呼び出しました。

この会話を立ち聞きしていた丸川は、この時はその相手が日置とは気づきませんでしたが、あれこれ聞き出そうとします😈。亮太は、やましさも手伝って、母を引き合いにして怒り出しました。そういうところが嫌われたんじゃないの😤?丸川は、こちらもまたやましさいっぱいで亮太を怒鳴りつけました😡。亮太も負けずに怒鳴り返して家を飛び出します💢。野嶋のところへ行ったのです。

丸川は、こちらはすっかり意気投合して飲んでいた山崎と松山に、愚痴を聞いてもらいました。ふたりは「よほど詮索されたくないことを聞いたのではないか」と分析します。それで丸川は、ようやく、ふたりが会いに行くのは日置だと察しました😨。二人の会話から、相手は服とバッグを返したいと言っていたらしく、それが矢島家の白衣と梨木のバッグなのではないか?と閃いたのです👍。

対峙

松山が住民たちに呼びかけて、一緒に亮太を探してもらうことにしました。今まさに博喜を閉じ込めようとしていた三橋夫婦も来てくれます。朗喜は行きたくなそうでしたが、我が子を閉じ込めるという行為にどうしても抵抗のあった博子は「同じ子どもを持つ親同士🌹」だから丸川の気持ちがわかると言って駆けつけてくれました。

松山から、どう、これだけいれば百人力でしょ😁?と励まされた丸川は、感激して泣きそうです😭。また大人たちが集まるのを見た子どもたち=みづきと千里も来てくれました。

亮太の行き先は、苑子から聞いて見当をつけていました。亮太が行こうとしている場所は昔よく丸川が亮太を連れて遊びに行った神社らしいのです🌸。

案の定、日置はそこで亮太と野嶋を待っていました。日置はふたりに、用事が済んだら必ず警察に出頭すると約束していたところに、丸川たちがやってきます日置、どうする?

まとめ

日置は、自分や自分の家族が理不尽な目に遭ったことに対する怒りを決して忘れなかったのですね。梨木の言うように、そんな恨みなど忘れてやり直せばよかったのに、と思う一方で、日置のまっすぐで真剣な眼差しを見ていると、人間にはそうした「忘れてはいけない怒り」もあるのではないか、とも思ってしまいます😔。

またこの日置=逃亡犯のおかげで、住民たちが少しずつ変化していく様子が、地味なのだけれど、心地よいですね〜🤗。特に大柳は「誘拐しようとしていた少女」のためにネットで白衣を注文してくれました💜。またずっと祖母の言いなりだった千里も反旗を翻します。実際、仏壇の中の行雄(👻)も小夜を責めていたようでしたよね😁。

三橋家でも、朗喜は、学校や病院はちっともあてにできないから「閉じ込めるしか方法がない」と決めつけていましたが、博子は、まだ他に方法があるのではないかと悩んでいたようです。博喜自身、自分は病気なのではないか、と苦しんでいたのに、それを大人が助けてあげられない=知識がないのが、なんとももどかしいかぎりです。恥ずかしがらずに「隣人」に相談できたら知恵を貸してもらえるかもしれないのにね😤。

そしてその博喜はまたしても家を出て行ってしまったようです。これを機に亮太が丸川に相談してくれるとよいのだけれど😔。

つまらない住宅地のすべての家
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