いちばんすきな花 ネタバレと感想 第2話 「仲良し儀式」はめちゃ苦手です
【いちばんすきな花】の第2話を視聴しました。これまた実に心に染み入りましたね〜。年はだいぶ離れているけど、なんだか自分を見ている錯覚に襲われてしまいました
。こういうことって年齢は関係ないのね、きっと。そんなふうに思うのは自分だけじゃないんだなあと心強くなりました。
以下ネタバレのあらすじです。1話では皆を姓で呼びましたが、今回からは名前にいたしまするね。
仲良し儀式
お好きで楽しまれている方は、別に気にしなくていいんですよ。でもねこれが苦手な人間もいるざんす😁。
同窓会
ゆくえ(潮)は実家に帰って小学校の同窓会に出席しました。当時「一生懸命気を使って仲良くしていたはず」の仲良し4人組で会うと、その中の一人が結婚していたことを知ります🤨。しかもゆくえ以外は皆、その結婚式に呼ばれていました😨。その本人は(今さら)ゆくえに気を使い、うーんとこぢんまりやったのよ😈、と言い訳します。インスタにあげたから知ってると思ってた。ゆくえはインスタをやっていません
。
それどころか、ゆくえがその結婚式に呼ばれてなかったことにさえ気づかない「友人」もいました😣。この4人でいるのが一番楽しかったね、と語るその子に、ゆくえは「作り笑顔🐒」を浮かべます。そうだね😅。
交換ノート
実家に寄ったゆくえは(たぶん)交換ノートを探しました。自分でもあるはずがないと思っていただけあって、やっぱりなかったそうです。交換ノートが自宅にあるのは、自分のところで書くのを止めたからに他なりませんが、ゆくえはそんな「自分のところで止める」なんてことはできませんでした。ノートが回ってくるととにかく「一生懸命💦」書いたそうです。
この「交換ノート」の話は夜々(深雪)にも当てはまりました😈。夜々はグループ内では(おそらくはルックスのせいで)リーダー的存在に置かれたため、ノートが回ってくると(やはり)「一生懸命」たくさん書いたのだそうです。それもひとえに、皆に嫌われたくなかったからなのに、皆からは「圧がすごい👎」とうざがられていたのだそう😭。
本当はそうじゃないのにねえ。メールでもラインでもなんでも、とにかく「相手が気にしなくて済むように素早く好意的に書かねばならない」と思っちゃうだけなのに。それなのにそういう時に限って「プレッシャーがすごい」とか嫌味を言われちゃうんですよ。んなこと言われるぐらいなら、そんなことに時間も気も使うんじゃなかった😭、って後悔しちゃうことはしょっちゅう😔。
ゆくえの母は、ゆくえは同窓会でもどうせ「愛想笑い」をしていたのだろうと嫌味を言います。ゆくえが小さい頃は「勉強しろ」とうるさく言ったくせに、今になって「人間にとって大事なのは勉強ではなく『社交性』だ」などと言い出す始末😵。愛想良く、皆に気配りできる力〜それがゆくえには欠けているとため息をつくのです💦。
ゆくえがまた本当に気配りができないのならまだ話は分かるけれど、彼女は彼女なりに、ずっと気配りをしてきました。ただ、彼女の感じ方が、他の皆とちょっと違っていただけなのです。ゆくえは一生懸命皆の顔色を伺って、なんとか「同じ方向」を向こうと努力したけどできなかったから、そんな自分にも疲れ果て、皆と距離を置くしかなくなったのです。
結婚式
そしてその「仲良しの象徴」でもある結婚式の披露宴には、夜々が出席しました。夜々は、友人である花嫁が両親に宛てて書いた手紙の朗読を聞いて涙をこぼしますが、それを見た他の友人たちから「演技が上手い」と揶揄されます😨。他の子たちはこの朗読を「感動の強要」と批判していたのです。
夜々は、自分だけ浮くのが嫌で、彼女たちに話を合わせました。アタイなら、そんな「友達」なら来てもらわなくて結構、と思っちまいますが、若い時はそうもいかんのでしょう😔。
夜々が自宅へ戻ってくると、同僚の相良が待ち伏せしていました👿。ヤツは図々しくも「友達からでいい」などと申し出ますが、夜々は脱兎の如く逃げ出します。そもそもこんなヤツと友達になれるはずがありません。
都合のいい人
そんな「女子特有の儀式」に悩まされている女性陣に対し、男性陣は「皆にとって都合の良い人」として描かれています🐒。椿は、一度取った「結婚準備のための有給」をそのまま消化していましたが、することがなくて、家でボンヤリしています。
また紅葉はコンビニのバイト仲間から「絵さえ褒めておけばシフトを代わってくれる」と軽く扱われていました💦。彼は仲間のその話を聞いた時でさえ、自分が彼らの会話を聞いたことを彼らに気づかせぬよう気を使い、しばらく間を置いてから、わざと大きな足音を立てて近づいたフリをします。も〜コレ、おばさんもそうだからものすご〜く共感しちゃう。
中に入ると「聞かれたなどとは夢にも思わない仲間」が早速紅葉の絵を褒めました👻。紅葉はムッとすることもなく礼を言い、今度似顔絵を描く、と立ち去ります😭。
自分の「席」
紅葉が公園でぼんやりブランコに座っていると、そこに夜々が逃げてきました。夜々は紅葉の腕を掴み「彼氏」だと言って相良を牽制します。すると相良は夜々のことを「顔だけの女だ」と言い捨てて去っていきました😡。こんな男とどうして「心を許せる人=友達」になどなれましょうか
。
夜々は何を思ったか、紅葉を誘って椿の家を訪れました。椿は夜々が美容室で渡したクーポンをゴミ箱に捨てていたのですが、夜々はそれを拾って「忘れ物」ということにしたようですね。
椿は、最初こそちょっと困った顔をしたけど、やはり「4人」で過ごしたあの時間は彼にとっても楽しかったようで、いそいそとお茶を入れてくれました🌹。それで紅葉は電話でゆくえを呼び出します。前回ゆくえが座った「席」が空いたままだったからです。
もう2度とくるなと言われたはずの家に「呼び出し」をうけたゆくえは、戦々恐々とし😨、塾の同僚に買ってきたはずの故郷の土産をかき集めてやってきました😂。また何かやらかしたに違いない😱!!ひたすら謝るゆくえを、3人は暖かく迎え入れます。席が空いてたから呼んだだけですよ🤗。
可哀想なのは・・・
そこでゆくえは、昔見た「ちびっこ相撲」の話をしました。たまたま、大きな少年とその半分ぐらいの少年が対戦することになったのを見た観客たちは、皆一様に(小さな少年が)「かわいそう」と囁いたそうです。が、実際に勝利したのはその小さな少年でした。
観客たちは声を揃えてその小さな少年を称えましたが、ゆくえだけは「負けた大きな少年の心」を想像して悲しくてならなかったそうです😭。彼はでもきっと勝っても負けても悲しかったに違いありませんよね。
ゆくえは「皆と同じ気持ちになれないのは怖い」と語り出します。悪いことみたいに思えちゃう。だから「同じになれるよう」あれこれ考えなきゃいけない💦。
椿は、同じものを見たからと言って皆同じ感情になってたら気持ちが悪い、と慰めました。言っちゃダメなことはたくさんあるけど、思っちゃダメなことはない😁。
次の「約束」
ゆくえと夜々の女性陣は先に帰り、紅葉は椿の後片付けを手伝いました。女性陣は交換ノートの話をして、男子にもそうした「仲良し儀式」的な習慣があったのか、今度聞いてみよう、と笑みを交わします。男性陣も「教室を移動するのが苦手」だったそうで、女性陣はどうなのか、今度聞いみることにしました。紅葉はそのために、わざとタオルのハンカチを「忘れ物」として預けていきます💐。椿も嬉しそうに受け取りました。
エピローグ
紅葉が出ていってしばらくしてチャイムが鳴ります。椿は「本当の忘れ物」を誰かが取りに来たのかと、玄関のドアを開けたら、なんと元婚約者の純恋が立っていました😱。まさか復縁じゃあないだろうから、それこそ荷物を取りにきたのかしらね。
雑感
小学生の頃はそうでもなかったのだけど、中学に入ってからは、なぜか「皆と一緒」が苦手になりました。自分で言うのもなんだけど(夜々と同じで)リーダー的存在ではあったけど、それでも「皆で一緒に何かする時」そこにアタイはいませんでしたね🧐。でも元々がへそ曲がりなので、同じじゃなくていい(その方がいい)と思っていました
。ブランド物も嫌いでしたし
。
それでもこのブログを始めた当初、ゆくえとまったく同じ感情に襲われました。皆と同じ気持ちになれないのは怖い😨。特に「韓ドラ」が好きというと、ドロドロ系とか恋愛モノとかが好きだと決めつけられがちなのだけど、おばさんにとっての「韓ドラ」はそうじゃなかったのですよね。今でこそ分かってくださる方しかいらっしゃらないけど、昔はだいぶ攻撃されました😅。面と向かっての喧嘩なら絶対に負けない自身があるけど、ネットは顔が見えないから怖いですよ😔。
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同意
こんばんは。
多部未華子さんが好きなので見ています。
子供の頃は、グループで遊ぶ・クラブ活動などは普通にやっていましたが、本当はひとりで過ごす方が好きで、騒ぐこともアイドルもブランド物にも興味がありませんでした。
現在も同じ。登場人物ほど拗れてないですが、利用目的が違うという意味もあり同級生からのSNSリクエストは無視しちゃってます 笑