二月の勝者 ネタバレと感想 第8話 黒木は誰よりも熱いハートの持ち主
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柳楽優弥さん主演の【二月の勝者-絶対合格の教室】は8話も見応えがありましたね〜👍。子どもたちの頑張りももちろんですが、普段はクールに見える黒木が、実は、冷静かつ明晰な頭脳の持ち主でありながら、その心は誰よりも熱く優しいとあらためて証明されたエピソードでもありました🤗。以下早速ネタバレです。
島津家の問題
まずは島津家です💀。黒木と佐倉が駆けつけた時には既に警察が来ていました。家の中はめちゃめちゃでしたが、そこにはもう順と優子はいませんでした。ひとり床に座り込んでいた弘に事情を聞くと、警察を呼んだのは、なんと弘だったのだそうです😨。弘は「暴力を振るったのは順だ」と語りましたが、最初に優子に手を上げたのは弘でしたよね。順はそれを見かねて弘に立ち向かったのです😠。弘は「親に手を上げたことを謝らなければ警察に通報する!」と脅しました。でも順は従わなかったので、弘は本当に警察に連絡したのだそうです😵。それを見た優子は絶望し、順を連れて出ていきました。
弘は、さすがに呆れる黒木に対し、弘は誰よりも順の将来を考えている、順は受験を舐めている、弘は弘のやり方で大学に合格した、と豪語します🐵。勉強は苦しさに耐えてやるものだ😡!黒木はそんな「苦痛」に耐えた弘を一旦は称えますが、弘が大学を受験したのは18歳だが、順はまだ12歳なのだと分からせようとします。40キロそこそこの体で、毎日10キロ近い勉強道具を背負って塾に通っている、それだけでもよく頑張っていると言ってやれないものなのか?でも弘に話は通じません。何を甘っちょろいことを😤。
そこへ桜花から連絡が入りました。順と優子が塾に向かっていると言うのです。ふたりはすぐに戻ってきました。塾では、優子はぐったりとした様子で座り込んでいましたが、順は教室で勉強をしています。本人がそう望んだのだそうです。でも優子は受験もやめたそうでした。黒木は、少し間を置いてまた話したい、と伝えます。
ふたりが出ていくと即、黒木は猛省しました😭。家庭への介入はできないと佐倉に告げたばかりだったのに、すべては私の未熟さゆえの行動だ😔。でも佐倉は黒木の取った行動は当然だと理解しています💜。他の講師たちも「家庭に入り込んではいけない」と語っていましたが、佐倉だけは、順自身を守るのは我々のすべきことだと思う、と反論しました👍。
一方の優子と順は優子の母の家に身を寄せたようです。そこで優子はパートを探し、順は塾を休んでも家で勉強を続けていました。優子はそんな順に、弘とは離れて順と二人で暮らすつもりだと伝えます。そうなると収入も無くなるし「開成受験」はパパが決めたことだから再考が必要だ。ママは受験はやめてもいいと思っている。
賢い順は「私立(金のかかる)の開成」に行くべきではないのだと悟ります😨。それで桜花へ行き、黒木に塾をやめると伝えました。でも最後にちょっとだけ見てほしいものがある。順は以前解けなかった開成の問題をめっちゃ考えていたら、急に閃いたのだそうです🌸。黒木は胸ポケットから赤ペンを取り出して順の回答に大きな花丸を書きました💮。鮮やか😁。さすが島津さん、鮮やかな解法を見つけましたね👍。順は久々に花丸がもらえたと大喜びです。超嬉しい!やっぱ開成の問題は最高だ。こんな問題を出す学校にチャレンジしたかったなぁ
。
そう、順は開成を諦めたくなかったのです。
順の本心を悟った黒木は、順が桜花に行ったと聞いて後を追ってきた優子に「奨学金制度」の説明をしました。開成には経済的理由から受験を断念せざるを得ない生徒限定で奨学金制度を設けているのだそうです😲。つまり、順の心配は杞憂だと言うことです。優子はそれでも「開成は弘の希望だったから」とこだわっていましたが、順はこれをキッパリ否定しました。俺は自分の力を試したい。パパに無理強いされたわけじゃない。開成を受験したい!😠
佐倉は「中学受験」が島津の家庭を壊したのではないかと悩みましたが、桂は、決してそうではないと主張しました。元々壊れてたものが、子供の受験きっかけではっきりしただけのこと。むしろ家庭を見つめ直すいいきっかけになってるんじゃない😤?佐倉はあらためて黒木の偉大さを痛感します。塾講師は子供達の「その後の人生」に関わることはできないが、黒木はそのギリギリのラインをよく分かった上で、子供や親と向き合っている💜。
過労でダウン
そんな黒木だからこそオーバーワークで倒れてしまいました。何せ桜花では今、保護者面談が行われていた最中だったのです。黒木は一人一人の生徒の成績や希望に加え、家庭の事情もすべて鑑みた上で、常に完璧なプランを提案していました。その上スターフィッシュの子供達の面倒も見ているのです。毎晩遅くまで働いていた黒木は、ついに、ひどい目眩を起こして倒れてしまいました😭。
そこへ戸締りを確認に来た佐倉が通り掛かります。佐倉は急いで彼を病院に連れて行こうとしますが、黒木はそれよりもスターフィッシュに届け物をしてほしいと強い口調で命じました😡。それは、スターフィッシュの生徒たちのために用意した資料なのです。そこには黒木から彼らへの手紙もそれぞれ添えられていたそうです🎁。うわ~、黒ちゃん ありがとう!😍
それでも佐倉は黒木を放っておけず、灰谷に助けを求めました👍。灰谷はすぐに駆けつけて黒木を病院に運んでくれます。こうした黒木の熱心な仕事ぶりはルトワックにいた時も同じだったそうです。灰谷は誰にも頼らず人知れず黙々と仕事する黒木を尊敬して憧れていたそうですが、離れてからは何も言ってくれなくなったので、もどかしく思っていたのだそうです。何なんでしょうね、スターフィッシュって?😔
佐倉は、確かにスターフィッシュにいる時の黒木はまるで別人のようだけれど、それは桜花でも同じ〜生徒一人一人と向き合った時の黒木の態度はいつも慈愛に満ち満ちていたからです。黒木の言動はすべて子供達のため💕。
佐倉は、保護者面談はいつも黒木と一緒でしたが、今回はそんな訳で、初めて、ひとりで望みました。もちろん黒木は無理を押して駆けつけてきたのですが、佐倉が保護者をうま〜く説得している様子に安心して任せることにしたようです😁。もし私でも同じアドバイスをしたと思います😏。
神頼み
順がいつも立ち寄る神社にいると、そんな順を心配していた海斗が現れました。ふたりはそこで一緒に「神頼み」をします。海斗もまた「開成」を受けることを決意したのです🎉。その母親は黒木が今説得中でした。
開成合格!俺も海斗も(俺も島津も)、開成合格、お願いします!🙏🙏
その後順は弘に会いに行き、開成を受験すると伝えました。パパのためじゃない。俺が受けたいからだ。そしてもし順が自分の力で合格したら、弘が間違っていたと優子に謝罪してほしいと言い渡します。それまで俺、パパに謝るつもりないから😤。
感想
子どもは確かに子どもだけれど、大人が考えている以上に大人びた考えを持っているものですよね🤗。ちょっと極端な例なんですけどね、小児病棟に入院中の子供達は、抱えている病気がどんなに重くても「勉強」するのを楽しみにしているそうです。むしろ時にはそれが治療への意欲や生きる目的にもつながるのだそうですよ🌹。今回のエピソードを見て、ふとそんな話を思い出しました。
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どうもこんにちは〜 今週は内容てんこ盛りの神回でしたね❗️ 近隣住民が通報したと思いきや父親本人だったとは! 役者の金子さんは本当に世界の果てまで行ってQと同じ人とは思えないです笑
順くんと黒木先生の花丸採点シーン良かったですね〜黒木先生が赤ペン取り出した時のあの順君に投げかけた笑顔本当良かった。2話目くらいまでは生徒の事は金づるくらいにしか思ってない合理主義、金の亡者なのかと思ってましたが、回が進むにつれて子どもたちの事1番に思っている先生なんだなって思いました。ラトワックを辞めた原因もスターフィッシュが大きな原因かもですが、ラトワックの様な最初から難関私立中学しか目標してない塾より、桜花の様な生徒1人1人の希望を叶えられる塾を選んだのかもですねー。そうじゃなければ過労で倒れたりしませんからね🥰
海斗と順の神頼みのシーンとても良かった✨ 良いところで沈丁花が流れるとこも良いですねー こんさんのレビューも拝見したので、『5回目』見て来ますね笑笑
PS木村先生のインタビューで、黒木先生は最終回まで他の先生には弱いとこ見せないって言ってたけど、多分そうですねー( ̄▽ ̄)