義母と娘のブルース 2020謹賀新年SP あらすじと感想 自慢の母と娘です
皆さま、明けましておめでとうございます。おかげさまで、正月三が日はタップリ駅伝を楽しませていただきました
。皆さまはいかがお過ごしでしょうか?
また新年最初にぎぼむすこと「義母と娘のブルース」の感想を書けるなんて嬉しい限りでござりまする。お正月にふさわしい楽しくて温か~いストーリーでしたね
。またあの「専務
」が可愛かった~
。
以下、ネタバレのあらすじです。
武田信玄のほら貝に送られて大阪へ行った亜希子は、すぐに現役時代の勘を取り戻してバリバリ働いていました
。良一の上司だった笠原部長の紹介で、アクセルビジネスパートナーズというコンサルタント会社での仮採用だったようですね。大阪人を相手にビジネスをすることの難しさを、英語で流ちょうに説明していたのがまた可笑しかったですね~
。
社長のエリック(橋本さとし~黒崎誠一郎@ブラックペアン)はそんな亜希子をすっかり気に入り、ゴールデンアスレチック、通称ゴルディックの再建を任せることにしました。最初は銭湯から始まったスポーツジムのゴルディックは、大衆に優しい価格で大成功しましたが、買収を重ねたわりに子会社との相乗効果が得られず、今やその経営は要注意レベルにあるのだそうです。
あなたのさらなるステップアップを見てみたいと思いましてね。
亜希子は、これを成功させれば正式に採用されると確信します。そうなればベースアップも期待できると
、早速みゆきに電話をしました。
そのみゆきは、まったりのんびりした女子大生となっていました。麦田でのバイトも続けながらサークル活動にいそしんでいたようです。
病気で1年遅れた幼馴染のヒロキは、受験勉強に余念がありませんでしたが、そんなヒロキに、相変わらずお〇カの店長はコン〇ームをプレゼントしました。みゆきからの突然のお誘いに備えるためだそうです
。
店長は嫌がるヒロキを無視し、無理矢理これをヒロキのポケットに入れてしまいました。それでこれが、偶然、みゆきの目に留まることになります。みゆきが、アパートの水漏れをヒロキに見てもらおうと家に呼んだからです。
これを見つけたみゆきは、こんなのは男じゃなくて女の子が買うもんだと言い出しました。ヒロキが驚いていると、みゆきはこれを「ピーピーラムネのふなっしー版」だと言い出します
。
ヒロキは大笑いして、つい、本当のことを教えました。もちろんみゆきは激怒してヒロキを追い出します
。
受験生のくせに何考えてんのよ!もう合格するまで会わないから!!
一方の亜希子はプロジェクトゴルディックに取り掛かりました。ゴルディックの再建にはリストラが肝要だとの結論が出たものの、亜希子は不安を抱きます。ゴルディックの経営悪化の要因は、これまで一切リストラをしてこなかったからなのだそうです。そんな企業に全面リストラを提案しても大丈夫なのだろうか?
エリックは、だからこそ外部に頼んできたのだろうと自信満々です。
亜希子が早速ゴルディックに赴いてプレゼンした内容は、案の定、社長の山本勘九郎(武田鉄矢)に即、却下されてしまいました。腐った手足を切り落とすことなど誰にでもできる、そうしたくないからプロに頼んだんじゃないか
、と怒鳴られます。
人は石垣、人は城や!
するとエリックはコロッと態度を変えて、山本に擦り寄りました。エリックは反対したのに亜希子がゴリ押ししたと嘘をついたのです
。
挙句の果てにエリックは、山本は何も言っていなかったのに、それが山本の意向だと言って亜希子を解雇してしまいました。僕は反対したんだけどね
。
何とも嫌らしい男でしたね~。クビ、上等!でしたよね。
亜希子は仕方なく荷物をまとめて東京に戻ってきました。が、これをみゆきに話すことができません。みゆきは常々「生き生きと働いている亜希子を自慢に思う」と語っているからです。
仕方なく下山のところへ行って、鍵を借り、みゆきのアパートに向かったところ、なぜかそこには、裸で赤ん坊(海野義騎君)を抱いた麦田がいるではありませんか?
まさか!?みゆきが店長とっ!!
も~亜希子の思い込みの激しさもまったく変わっていませんね~。亜希子はその子がみゆきと麦田の子どもだと思い込んでしまったのです。下山は、そんなことより麦田の裸に釘付けだったようですが
。
そこへ戻ってきたみゆきは「誰の子か分からない」などと言う出したため亜希子の不安は絶頂に達しました。え?みゆきが、父親の分からない子どもを産んだなんて!?
これはどうしたことなのでしょう?どうしたことなのでしょう、良一さん??どうしましょう、どうしましょう??
無駄に良い姿勢で歩き回る亜希子がまた可笑しかったですね~。亜希子はようやく覚悟を決めて自分なりの結論を出します
。
一番大切なのは、今その子が生きているということです!
決死の覚悟でそう語る亜希子に、みゆきはようやく、その子はお店の前に捨てられていたのだと打ち明けました。大体、私、いつ妊娠してたのよ~。
みゆきはともかく、麦田には「父親疑惑」が掛けられています。その子と一緒に「麦田が父親だ」という紙が置かれていたからです。何せ麦田は「ナチュラルボーングッドルッキング愛され男子
」ですからね
。
それでようやくホッとした亜希子は、その子を「専務」(♂)と呼びました。どことなく威厳のあるお顔をされているもので
。
それからその子は皆から「専務」と呼ばれることになりました。
仕事が無くて暇になった亜希子は、そうとも言えぬまま、専務の世話をすることになります。
何せこれが初めての子育てです。亜希子は寝る間もなく、悪戦苦闘を続けました。「抱くと静かに寝ているが、置くと泣き出すシステム」とはまた言い得て妙でしたね
。そんな亜希子のために、ママ友の晴美も力を貸してくれます
。
その晴美がベビーカーに「子育て支援センター」のチラシが挟まっていたのを見つけました。早速専務を連れて出かけた亜希子は、母親たちが、自分と同じように苦労をしていることに気づかされます。
親とか兄弟とかお隣さんとか、誰でも構わないから、近くにちょっと子供を見ててもらえる人がいるとすんごく楽になるんだけどな。
お母さんたちの愚痴を聞いた亜希子は、そうした環境を作れば皆が助かる、とひらめきました。まさに「人は城!」なのです
。
亜希子は「プロのベビーシッター」という肩書でセンターに潜入したため、皆から「簡単にご機嫌になる技」をせがまれました。技と言えばあれしかありませんよね。少々お待ちいただけますか?
亜希子は、期待通り、腹芸でいないいないばあを披露しました。も~あの顔、いつ描いたんやろか。もしや刺青にしてあるとか?
いないいない、ばっ。あ、ばあ。あ、ばあ。ぴよ、ぴよ、あ、ぴよ、ぴーよぴよ。
ひとしきり躍った後、亜希子は、ゴルディックに新しいアイディアを提案することにしました。それを聞いた笠原は「リベンジだ!」と喜びましたが、亜希子にそのつもりは無いようです。いや、それは半〇直樹でしょうよ。
亜希子はゴルディックグループを、子育てを応援する社会貢献度の高い企業にリブランディングするつもりなのです。
私は親でもありますから、子どもが子育てするかもしれない社会を少しでも生きやすいものにしておきたいのです。
それを聞いたみゆきは、かつての亜希子の言葉を思い出していました。親たちが、子どもが嫌われることを恐れて言いたいことも言えずに陰で悪口を言っている~私は大事な一人娘にそんな背中を見せたくはありません
。
亜希子は、そのみゆきがサークルで使っている「仮想通貨」のアイディアも取り入れました。ポイントを貯めて互いに助け合うシステムです
。
その頃麦田は、自分に掛けられた疑いを晴らそうと、田口を呼び出しました。田口は、いっそDNA鑑定をすればハッキリすると教えてくれます。
麦田は専務が子どもでないことを証明したかったのですが、みゆきはこれを逆に利用しようとしました。みゆきは、専務のことが人ごととは思えなかったのです。もし良一が亜希子を口説き落とさなかったら、自分もまた警察や施設の世話になったに違いないから
。
それなのに亜希子は、早く専務を警察に届けようと主張します。自分は「母乳」まで出して
、本能では専務を手放したくないはずなのに、みゆきのためにも専務はいないほうがいいというのです
。
本当の両親に育てられた方が幸せに決まっている。
みゆきは何としてもそんな亜希子の主張を覆そうと、専務を家から連れ出しました。麦田には、麦田の父を利用して、偽の鑑定をさせようと画策します。麦田と父親の鑑定なら、確実に親子と出るはずだからです
。
そうすれば、お母さんは店長と結婚してくれるかもしれない!!
麦田はすっかりその気になりました。今でも麦田は亜希子を諦めていなかったのです
。
が、その後、専務の父親=川田裕也(高岡蒼佑)が専務を取り戻しに来て、事態は急展開しました。
高岡の妻は専務こと「日向(ひゅうが)」を産むとすぐに亡くなり、川田はいきなりシングルファーザーになってしまったのだそうです。
それからというもの、高岡は必死で日向を育てようとしましたが、その大変さに心身ともに参ってしまい、ついには日向を手放してしまったのだそう。麦田の店の前に置きざりにしたのは、麦田が店の前で上手に赤ん坊をあやすのを見ていたかららしい。
みゆきは、一度捨てた高岡はまた捨てるに違いないと懐疑的でしたが、日向を預かって子育ての大変さを痛感した亜希子は、助けてくれる人がいれば大丈夫だと請け負いました。みゆきと亜希子が時々手伝いに行けばいいのです。
高岡が日向を連れて逃げた時、そこをちょうどヒロキが通りかかったのを見たみゆきが、高岡を捕まえてと叫んだのが可笑しかったですね~。
捕まえないと一生ふなっしー使わせないよ!
ちゃんと捕まえたから、いつか使わせてもらえることでしょう。
よかったですね、専務。本社に返り咲けることになって。
最後はもちろん「アレ」で二人を送り出します。いないいなーい、ばあ!おめでとうございます、ぴよ、ぴよ、ぴよ、ぴよ
。
何もこんなところで、と止めようとしたみゆきは、ふと、幼い頃、幼稚園で亜希子が腹芸を披露した時のことを思い出したそうです。確かにすごい苦労をさせてきた
。
亜希子は、みゆきをこの世に送り出してくれたのは良一と愛であり、亜希子にとっては一生感謝しかない存在だから、実の両親と一緒に暮らすほうがよいと思わずにいられない、ふたりが生きていたら、みゆきは亜希子と一緒にいるより何百倍も幸せだったと素直に思えるのだ、と伝えました。
するとみゆきは、どっちでも幸せだった、超ラッキーだ、と答えます。恵まれすぎだね。
亜希子から新しい提案を受けた山本社長は、最初は渋っていましたが、亜希子の熱心な説得により、これを採用してくれました。
子育てが孤育てにならぬよう、ゴルディックは子育てのサポートをし合う互助的なネットシステムを構築する!
こうして亜希子は再び大阪でこのプロジェクトに取り組むことになりました。その結果、契約を解除されたエリックは頭を抱えていたそうです。
それでも亜希子はクリスマスには仕事を終えて戻ってきたようで、「ピーピーラムネ」を見つけたと言ってみゆきを大笑いさせました。これがまさに「奇跡のかぶり
」ですね
。
お正月には、ふたりで麦田に挨拶に行き、亜希子は再び麦田で働くことになりました。が、何年経ってもハイタッチと握手はかみ合いません
。ちなみに高岡もめでたく就職したそうです
。
ところが、みゆきとふたりで出かけた初詣のおみくじで、亜希子は「大凶」を引いてしまいました。そこへ早速ゴルディックの秘書から電話がかかってきます。なんと年末に乗っ取りに遭い、オーナーが代わることになったのだそうです
。
そのオーナーが、亜希子の提案したリニューアルの全面停止を求めていると聞いた亜希子は、早速、大阪へ飛んできました。そこでよ~~~やく、良一にうり二つの男と遭遇します。その男こそ新しいオーナー、ファンドマネージャーの岩城良治(竹野内豊~大森兵蔵@いだてん)だったのだそうです
。
この岩城が、連ドラの前半の麦田のように、ちょこちょこ亜希子とニアミスしていたので、そのうち出てくるのだろうな~とは思いましたが、それがまさか最後の一瞬だけだったとはね~。まさか続きはパラビ(だけ)ってことはないですよね??
連ドラでもSPでも大歓迎なので、是非また自慢の母娘に会いたいものです。
これまでに視聴した日本のドラマの視聴リストはこちらです
: 視聴ドラマ一覧~日本ドラマ編
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