半沢直樹2 ネタバレと感想 第1話 敵の敵は味方になるか?
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いや~これも待ちに待ちましたね~。今年のお正月に「半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ ネタバレと感想 4月が楽しみ」を書いて以来ですから半年以上でやんすよ
。スパイラルの内情なんかもうすっかり忘れちゃいました
。
おばさんの愚痴はさておき、やっぱり始まってみると面白かったですね~
。香川さんの次は市川さんか、と顔芸が鼻に付いちまいましたけどね
。いっそのこと敵の敵が味方になったら楽しいのにね~と思わず妄想しちゃいましたが
。
以下ネタバレのあらすじです。まずは概要から参りましょうか。
セントラル証券に出向した半沢は営業企画部で部長をしていました。この度、部下で調査役の森山雅弘(賀来賢人~安藤望@Nのために)が地道にアプローチしていた大手IT企業=電脳雑伎集団から、ネット業界5位のスパイラルを買収してほしいと頼まれます。このスパイラルの社長、瀬名洋介(尾上松也~今川氏真@おんな城主直虎)は、偶然にも、森山の中学時代の親友で、ふたりとも剣道を習っていたようです。
電脳雑伎集団社長の平山一正(土田英生~勝田半次郎@ごちそうさん)と妻で副社長の美幸(南野陽子~塩田ヒトミ@トクボウ)は、とにかくスピードが大事だと急き立てました。1日も早いお返事とご提案をお願いしますね。
株式の買収に1500億掛かるという大型案件に、普段はしょぼい仕事しか扱っていない社員たち、特に半沢を除く「出向組」は色めき立ちました。半沢は慎重に見極めるべきだと注意しますが、本社から馬鹿にされて苛立っていた岡光秀(益岡徹~新谷聡史@チェイス)は、一も二もなく飛びつきます。しかも「成功報酬」という賭けに出てしまったのには呆れましたね。いくら子会社とはいえ、証券会社の社長としてはあるまじき行為でやんすね
。口では銀行を見返してやれという割には、本店に嫌われている半沢が来たから大変だ、などと嫌味を言うのがまた憎たらしい
。
次長の諸田祥一(池田成志~田所伊久磨@病院の治しかた)などは半沢に断りもせず、担当だった森山を外してチームを組みました。もちろん、仕事の規模に食いついただけで、買収に有効なスキームなど組めるメンツではありません
。同じ出向組でチームに入った三木重行(角田晃広~吉村晃広@これは経費で落ちません!)などは、若手から名指しで馬鹿呼ばわりされていました
。
案の定、1週間経ってもめぼしいスキームはできなかったため、半沢はとりあえずの状況報告をしようとしますが、諸田が、リーダーである自分が報告すると引き留めました。が、これも口から出まかせで、実際には2週間、何の報告もなかったことから、次に半沢が「たたき台の買収案」を持参した際には、平山から、アドバイザー契約の件はなかったことにする、と言い渡されてしまいます。
それでも半沢は諦めず、森山と一緒に新しい戦略を練り直しました。今度こそはという報告書を仕上げて電脳雑伎集団に持参しますが、平山は目もくれずに断ります
。これで半沢は、もう既に他社と契約したに違いない、と確信しました
。
そしてその他社こそ、厳密には他社とは言えない東京中央銀行だったことが明らかになります。かつては大和田のコバンザメで彼の出世に便乗して自分も出世を目論んでいた証券営業部・部長の伊佐山泰二(市川猿之助~西崎啓介@ブラックペアン)が、そんな大和田を馬鹿にした半沢をひどく恨んでいて、なんとしても復讐する、と邪魔をしてきたのです
。それにまた尻尾を振ってくっついていったのが諸田でした。諸田はメールでこの買収案について伊佐山に知らせたことから、伊佐山はこれを横取りしようと企みます
。
一方で伊佐山は「落ち目の大和田」には見切りをつけ、副頭取の三笠洋一郎(古田新太~勝小吉@小吉の女房)に乗り換えました。三笠は、これまた掌返しで中野渡頭取に鞍替えした大和田をライバル視していたため、1500億の買収事案は渡りに船だったのです。
伊佐山は早速電脳雑伎集団に接触して契約を持ちかけました。これに加えて、経営方針の違いからスパイラルを辞めた加納一成(井上芳雄)や清田伸(加藤啓)に会いに行き、加納と清田からスパイラルの株を売らせて「時間外取引」を仕掛けます。これでスパイラルは株の30%を買い占められてしまいました。これはもはや「乗っ取り」に他なりません
。
森山がかつての親友の胸中を思って案じていると、半沢が電話をかけるよう勧めました。渡真利や近藤という友人に恵まれている半沢は、昔の友達から連絡が来れば俺なら嬉しいけどな、と語ります
。
森山はかつて瀬名から大切な万年筆を譲り受けたそうです。瀬名は万年筆を作っていた父親の会社が倒産し、夜逃げ同然にいなくなったそうなのですが、当時から、1万年後も使える何かを作りたいと語っていたそうです。その瀬名が作り上げたのが独自の検索サイトなのですから、投資を始めようなどと言い出した加納や清田と袂を分かつのも無理ありません。
でも瀬名は、最初は再会を喜んでくれましたが、森山がセントラル証券の社員だと聞いた途端に警戒心を抱いたようです。友達ならどうして教えてくれなかった!あんな汚い手を使うなんてっ!!
森山は半沢に愚痴を言います。プロパーの手柄は出向組のもの、出向組の失敗はプロパーの責任。俺は俺のやり方でやっと人の役に立てるような仕事ができると思ってたのに、その仕事まで取りやがって!
それでも半沢は諦めませんでした。森山を鼓舞し、一緒に「罠」を仕掛けます。明朝社員全員のパソコンをチェックすると三木にカマをかけたのです。銀行に情報を流した人が誰かを徹底的に調べるみたいです!
三木は慌てて諸田に電話をし、夜中にメールを消しにやってきました。オフィスでは半沢たちが待ち構えています
。
こんな時間に何してる?三木!
こうしてメールを手に入れた半沢は、翌日本社に呼ばれた際にこれを持参し、三木にも証言させました。三木は諸田を止めたそうですが、諸田が強行したのだそうです
。
三木、貴様~っ!!
誰だって銀行に戻りたいと開き直った諸田に、半沢はキッパリ言い聞かせました。
ふざけるなよ、諸田。俺達の仕事は人や会社の成長を願い、その手助けをすることだ。証券も、いや、どんな仕事も目指すところは同じはずだ。そこに勝ちも負けもない。
大事なのはどこで働くかじゃない。どう働くかだ。
半沢は、諸田が売ったのは情報ではなく「信頼」だと叱責します。
お前はこんなことをするために銀行に入ったのか?お前にはもう銀行員としてのプライドはないのか!
横で聞いていた伊佐山は、恥知らずにも、そんなメールは見ていない、といい出しました。なんと伊佐山はサーバーからメールを削除させていたのです。
この後の伊佐山の対応は、とても銀行員とは思えませんでしたね~。まるでヤクザみたいでしたよ。半沢も、やり方がヤクザのそれだと言い放ちます。まったく筋を通していないっ!!
それでも伊佐山は、もうじき半沢を異動させると息巻きます。銀行員は人事には逆らえねえ。お前もう、終わりなんだよ。
この後の半沢のセリフがまた痛快でした( `ー´)ノ。
何かあれば人事、人事、とまるで先生に言いつける小学生のようだ。証券営業部の部長がそんなことしか言えないとは情けない。
半沢はついに「モットー」を披露します。この借りは必ず返します。やられたらやり返す、倍返しだ!
これに対して、中野渡に救われたから「恩返しだ!」と張り切っていた大和田は、子飼いの伊佐山に裏切られて臍を噛んでいたようです
。半沢は気難しいから難しいかもしれませんが、いっそのこと大和田を味方に付ける、っていうのはどうでしょうか
。落ち目だから戦力外でしょうか
。
また近藤はシンガポールに長期出張だそうです。近藤の代わりに情報システム部の同期、苅田光一(丸 一太)が今回登場して、半沢のためにぷんぷん怒っていました。口ばかりではなく是非力になってほしいものです。
花は今回は電話のみの出演で、癒し役は女将の智美(井川遥~綾野沙織@先に生まれただけの僕)になるようでしたね。智美は株をやっているようですが、渡真利が肝心なことを教えないのは当然ですよ
。インサイダー取引になっちまいます
。
さ~ていよいよ戦闘開始!ですね。来週の放送も楽しみですね
。
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