天国と地獄~サイコな2人~ネタバレと感想 第6話で「妄想スイッチ」が入りました

【天国と地獄~サイコな2人~】の6話については、昨日長々と、おおよそ4時間もかけながら1本まとめたというのに、また、妄想がムクムクと湧いて来ちゃいました。面白いミステリーに当たるといっつもこうなの。今回は、コメントをお寄せくださったnobさんにお答えしているうちに、やっと自分の考えがまとまった、というべきでしょうか。昨日はね、正直なところ、事象をまとめるだけで精いっぱいだったざんすよ

とはいえ、全然大したことじゃあないんです。昨日なんとなくは書いていたけど、それが自分の中ではっきり具現化しただけですが、一応言葉でまとめておきたくて追加させていただきまするねサイコパスの正体が分かった!?( `ー´)ノ

天国と地獄~サイコな2人~ネタバレと感想 第6話 40代で身長約170cmのおじさんはズバリ?

天国と地獄~サイコな2人~ネタバレと感想 第6話 40代で身長約170cmのおじさんはズバリ?

森下佳子氏脚本、綾瀬はるかさん主演の【天国と地獄~サイコな2人~】は6話もまた実に面白かったですね~。あれこれ妄想した後は、それが当たればもちろん嬉しいんですけど、それが外れても=良い意味で裏切られるのもまた楽しいんですよね。おぉ~そう来たのか、じゃあ次は?と懲りないのがミステリーオタクのオタクたるゆえんなのです。 では以下、また懲りずにネタバレ&妄想行きますよ~。またまた寛大なお心でもってしば...

連続殺人犯の正体

昨日は何の説明もないまま「サイコパス」という言葉を使って「人間ではないモノ」の存在を説明してしまいました。奄美大島の話が出てきた時から、おばさんのなかでは「何か大いなるモノ」の存在を感じていたのですが、今回はそれがようやく自分の中でほぼまとまった気がします

連続殺人を行っているのは奄美大島由来の「悪霊」なのではないか?

で、昨日はこれをいきなり「サイコ」と表現してしまいました。おばさんには、時々、自分の中で突っ走って&自分だけ分かって、結論だけ言う(ひとりよがり)悪い癖があるざんすよ。昨日も重々気を付けたつもりだったのですけどね~またやっちまいました

殺人のルール その4

それでですね、この「サイコ」が最初は十和田に入っていて、次が東~~は昨日書いたので省きまするが、今日改めてこれを書こうと思ったのは、そこにも「ルール」があったのではないか、と思い当たったからです。これも途中でなんとなく触れてました。「サイコ」が入ると寿命が縮まる、というルールがあるんでない?と

今日ようやく自分の中でそのルールが明確になりました。あくまでも妄想ですよ~念のため

「サイコ」に入られた人間は新月に殺人を犯すようになる。その一方で「サイコ」に入られた肉体の所有者は寿命が縮むため、サイコに入られた人間は自分の肉体が死ぬ(弱る)前に「次にサイコが入る人間」をあらかじめ探さなければならない。その手段が「入れ替わり」なのではないか。

断ることは許されない。なぜなら既に「殺人」という罪を犯しているから、それをネタに脅されてしまう~以前彩子がそうされたように。

十和田は「次の身体」を見つける前に死んじゃったけれど(罪悪感から自殺した?)、マニュアルを手に入れたこと(およびプラスα)でサイコに取りつかれた東(湯浅)は、この「ルール」に従って日高を見つけ、「入れ替わり」により、サイコが次に入る肉体=日高を確保した。

そしてサイコは「日高」に入って人を殺した。「日高」の姿で殺人が行われたことを知った日高は大いに悩んだものの、悪循環を断ち切ることはできなかった。

その後、日高もまた同じくこのルールに従って「望月」を見つけたんだけど、望月は「他人が殺されるぐらいなら、自分が殺人犯として逮捕されてもかまわない」という筋金入りの正義漢だったため、事実上この「入れ替わり」は失敗に終わってしまった。それはでも日高にとっても、実は心の中で望んでいたことでもあった。それが「だからあなただったんですか」につながる。

っていうのはどうです?これなら「2人のサイコ」(彩子とサイコ)も解決できそうじゃありませんか?

それでも疑問は残る

これで行くと、現在日高の姿をした人間の中にも「サイコ」はいなくちゃいけない気がするのですが、そこは「彩子が正義漢すぎてサイコはその魂を支配できなかった」、それで「サイコ」はいまだに「望月の身体は奪ったものの日高の魂にとどまっている」のではないでしょうか。う~ん、ちと苦しい(爆。

また「会えますかね」はどうなるかな。サイコが行き来する際、双方ともに催眠状態になる、のはどうでしょう。いや~か~なり苦しいですね

でもとりあえずは自分が思っていることを文字にできて、だいぶスッキリいたしました。思いっきり外れてたら笑ってやってくださいませね。ではでは皆さま良い休日をお過ごしください

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COMMENTS

nob
2021/02/27 (Sat) 20:41

むむむ

こんさん こんばんは。

こんさんの考察、拝見しました。流石にドラマ視聴のプロだけあって観察力、思考力がすごいです。翻って私の場合は「分析」などと言う大層なものではございません。根拠のない思い込みと偏見です(笑)。集中力がないので結構大事なシーンを見逃してますし(こんさんの文章で補完させてもらっています)。また例によって思いつくまま脈絡もなく書き連ねます。

奄美半島ってそんな神秘な場所なんですか?元々、魂だの霊だの超常現象的なものは一切信じていない私にはちょっと難しい話です(悲)。勿論入れ替わりなんてことは現実にあり得ないと確信していますが、それはそれとしてお話の中の出来事として受け入れてこのドラマを視ております。しかしファンタジーがこれ以上のレベルになっちゃうと私にはハードル高すぎかも。ここまで楽しく視てきたので勿論最後まで視聴しますけど。

海外ミステリですか?昔は好きでよく読んだものですが、私は外国語がてんでダメなのですべて翻訳したものしか読んでいません(読めません)。翻訳本は翻訳者の実力によっては名作も駄作になっちゃいますよね。それに「Yの悲劇」も英語やその国の文化をを理解したうえで原文で読まないとあの凶器の意味は分かりませんしね。

こんさんの考察文に「十和田はアパートで自殺し、死後3か月で発見されたが死期は明らかでない」とありましたがそんなシーンありましたっけ?気づきませんでした(苦笑)。しかしなぜ死期が分からないのでしょう?自殺として警察が処理しているのなら当然死期も確認できますよね?

十和田が持っていた漫画というのが例のコインロッカーにあった漫画だとすれば、3年前の一ノ瀬の殺人は十和田が死ぬ前のことなので東が指示した訳ではないということになります(それとも肉体は東だが十和田の魂が入れ替わった?)。気になるのは第1の殺人から第2の殺人(田所)までの間に何故3年ものブランクがあったのかということです。また、自殺が確かだとして、十和田は何故自殺したのでしょうか?遺書はあったのでしょうか?

ところで「法で裁けない悪人を殺す」という動機は私的にはサイコパスとはどうも結びつきませんね。まあ、指令者と殺人実行者が別ならありうるのかな?しかしシリアルキラーって他人が決めたターゲットを他人が決めた日時に殺して回るなんてことするかしら?
少なくとも指令者の方はシリアルキラー的要素はないでしょうね。これまで殺された(狙われた)人は法務省官僚・パチンコ経営者・土地開発会社社長・警備会社社長(久米が本当にターゲットなら)。指令者の方は彼らに大事な人を殺されたり奪われたりした過去を持っている人間で、その復讐って線も全く考えられないわけでもないかも。この4人の仕事上絡む何かがあるのかも知れません。

こんさんは久米邸の前で張り込む望月達を見て踵を返した男がミスターXだと考えているようですが、指令を出すミスターXがわざわざ現場に訪れたりするでしょうか?また、日高が実行者なら彼は望月らの張り込みを知らない上殺す機会はたっぷりあったので殺人を完遂しなかった理由が分かりません。やっぱり日高は殺人者ではないという立場を私は取ります。

「予告では望月(魂は日高)が「まだ生きているのか」と憎々しげに・・・」と書いていますがそんなシーン、予告にありましたっけ?全く私は目が開いているのかと疑いたくなるほど色々見落としちゃっていますね。「生きてる」のは誰のことですかね?
予告の中で第4の被害者のシーンだけははっきり憶えています。大量の煙草のようなものを咥えさせられた死体でしたが、彼は久米なのでしょうか?
予告で奄美に日高と同行する人物として東の名前を五木が記憶していたことをこんさんは書いていますが、これまた私には記憶にありません(困ったもんだ)。十和田の死期と併せてその奄美訪問がいつのことなのか明らかにしてほしいものですよね。

第2弾の「妄想スイッチON」の第2弾も興味深く読ませていただきました。人あらざる者の仕業ですか?それでは警察の手に負えなくないですか?しかしその後の考察は筋が通っていると思うし、こんさんの思考力・想像力は凄いですね。私は人間にとって最も大事なのは感受性と想像力だと思っていますが、こんさんの観察力と想像力には感服いたします。

私としては前述した第1の殺人と第2の殺人になぜ3年もの間があったのか(必要だったのかそれとも?)がカギのような気がします。第1の事件だけ神奈川で第2の事件以降は東京。3年前ゆとり鉢巻君は八王子勤務だと言っていましたが何か関係あるのでしょうか?まあ、神奈川と言っても横浜での事件みたいですから東京から近いですわね。

漫画に描かれた殺人指令は数字(「2」とか「4」とか)も含めて現実に起きた事件と同じように見受けました(そもそも何故漫画なの?)。日高が実行犯だとしたら漫画を持っている日高に対してなら実行日だけ伝えればいい筈。敢えて数字を歩道橋に記す理由がないと思います。

とにかく新たな事実が判明して謎が解ける一方で、それ以上に新たな登場人物や謎が出てくるので頭の中の整理が追い付かず、さっぱり訳が分からなくなってきました(笑)グリーン家殺人事件」でファイロ・ヴァンスが作ったような覚書が必要ですね、面倒くさいけど(笑)。

こん
nobさんへ
2021/02/28 (Sun) 10:44

またまたお付き合いくださりありがとうございます(^^)/

nobさん、こんにちは~♪。
またまたお付き合いいただきまして、ありがとうございます(^^)/。

いやいや、プロなどというものではなくて、たんなる妄想オタクなのですわ(爆。あれこれ妄想を巡らせている時に、あれ?あれはどうだった、そういえば、あれも??と時間が許す限り、果てしなく&延々とやってますのよvv。

>ファンタジーがこれ以上のレベルになっちゃうと

そうなんですよね。私もその点はかなり悩みました。あまりにも「何でもあり」になってしまうと、ミステリーとしては掟破りの反則となり、謎解きが楽しめなくなってしまいますものね。ただnobさんもご指摘のように、そもそもが「入れ替わり」というあり得ない事象がベースなので、そこにプラスαなら、なにか「ルール」がある超自然現象なら許容範囲なのかな、と( ̄▽ ̄)。

>「死期は明らかでない」

というのは、あくまでも「視聴者には明かされていなかった」ということです。ですから、もちろん、当時捜査をした警察や河原は分かっていると思いまするよ。おっしゃる通り、それが3年前なのか、それより後のことなのか、で、一ノ瀬殺害の「犯人」が変わってきますよね。

> 予告のあれこれ

番組の最後に流れる予告では、CMが入って聞き取りにくくなってしまうのですよ。そんな時私はそのドラマの公式サイトへ行って、そこで予告を見ることにしています。内容は全く同じなのですが、CMが入らない分見やすいですよ。この「テク」を覚えたのはここ1年ぐらいですけどね。nobさんが「そんなシーンあった?」とおっしゃっているのはすべてそこからの情報です(^-^;。

今回のように重要な情報があった時は上でもご案内するんですけど、今回はすっかり疲れ果てて失念していました。今からでもリンクを貼っておきまするね。これじゃなくて、1個前の記事(40代で身長約170cmのおじさん~)に貼りました。

> サイコパスが「法で裁けない悪人を殺す」

ですが、アタイはも~ぴったんこでそのドラマを見ている最中なんですわ(爆。

「Dexter」というアメドラなんですけどね、うんと簡単に申し上げますと、主人公は幼少期に悲惨な体験をするのですよね。その体験となったある事件を担当した警官が、彼を不憫に思って養子にするのですが、その子は成長するにつれ、そのトラウマのせいで殺人衝動を抑えられなくなるのですよ。それで養父は、どうしてもその衝動を止められないなら、と「法で裁けない悪人を殺す」という「ルール」を課したのです。養父を愛し、尊敬していた息子は、父亡き後もずっとその「ルール」を守っていたが・・・という話なんです(笑。

> 十和田の死期と併せてその奄美訪問がいつのことなのか明らかにしてほしい

そうなんですよね~。そこが分かれば色々明確になると思いますよね~。でもだからこそ伏せているのでしょうけど
ね(^_-)。

今回私は「奄美の悪霊」について書きましたけど、その一方では、もしかしたら奄美は単なる「思い出」か何かで、事件にはまったく無関係という結末も無きにしも非ずではないかとも勘繰ってはいるのですよね(笑。あのラブレターもしかり。その辺(過去のこと)は、やはり予告に写っていた「日高の父」が教えてくれそうな気がしますね。

ふふふ、このブログを書き始めたのは自分にとって「楽しいこと」をやってみたかったからなのですけど、中でも一番楽しかったのは、ミステリーを見てはあれこれ記しておき、それを後になってああでもないこうでもないと、あれこれ妄想することでした。覚書とまではいきませんけど、頭の中だけで思いを巡らせるよりは、実際に書いた方が考えもまとまりますものね^^。オリジナリティがないので作家には到底なれないけど、謎解きするのは実に楽しいですからね~( *´艸`)。

さ~て今日はどんな展開が待っているのでしょうね~。思いっきり裏切られそうですが、それまた楽しみですわね( ̄▽ ̄)。こん

天国と地獄-サイコな2人