イチケイのカラス 登場人物とネタバレ 第1話 早速「入間」っちゃいました( `ー´)ノ
今期の月9は竹野内豊さん主演の【イチケイのカラス】です。これは実にオーソドックスで楽しめました。
最近、世間様の「正義」がずれているように感じることが多々あるのですよね。これが年を取るということなのかしら
、などと思うこともあるけれど、こうしたドラマを見ると、いややっぱりちゃうで~いつの時代も正しいことは正しいし、間違っていることは間違っていると言える小うるさいおばちゃんでいなければ
、と思いを新たにさせられます
。もうすっかり「入間」っちゃってますね
。
以下ネタバレのあらすじです。まずは登場人物についてあっさりまとめまするね。ちなみに、これは言わずもがなでございましょうが、「カラス」という名称は裁判官の法服が黒(何色にも染まらない)だからだと思われまする。
登場人物
武蔵野地方裁判所第一刑事部=イチケイ
カラスたち
入間みちお(いるま・みちお、竹野内豊~宮本良一@義母と娘のブルース):
高校を中退して弁護士になったというつわもの。どうやら12年前の事件をきっかけにその弁護士も辞めようとしていたところを、現在の同僚である駒沢義男に、裁判官にならないか、と誘われたらしい。
刑事裁判官は1日当たり250件もの案件を処理することが求められているそうですが、入間はそんなことはお構いなしで、気になる事件があれば、自ら現場へも足を運んで、徹底的に事件に向き合おうとするタイプ
。検察からは嫌がられているけれど、とことん真実を追求しようとする彼には一般人のファンも多いらしい。彼らは入間が何かに注目して熱くなることを「入間る」と表現している
。
坂間千鶴(さかま・ちづる、黒木華~大島凪@凪のお暇):
入間とは正反対で東大法学部卒のエリート。坂間は、1日250件どころか数件しかこなせないでいるイチケイの「赤字」を解消するために、同じ長崎出身の日高の肝いりで送られてきたらしい。普段の言動は冷静でまるで血の通わないAIのようだが、その一方で正義を愛し、悪を憎む気持ちは人一倍熱く、彼女にも「入間る」素質は十分ありそう
。
駒沢義男(こまざわ・よしお、小日向文世~兼岩憲三@危険なビーナス):
イチケイの部長裁判官。任官以来ずっと刑事事件を担当し、30件以上の無罪判決に関与している。通常は起訴された時点で99.9%の有罪が確定しているそうなのに
。現在はスマホゲームにハマっている
。
書記官
川添博司(かわぞえ・ひろし、中村梅雀~末長孝明@下町ロケット):
主任書記官。自分が出世できないのは入間のせいだと思っている。
石倉文太(いしくら・ぶんた、新田真剣佑~木島葵@同期のサクラ):
入間ファン。書記官になったのも入間の裁判を最前列で見られるから?坂間のことも早速気に入ったらしい。
浜谷澪(はまや・みお、桜井ユキ~刈谷奈緒子@アンサング・シンデレラ):
子持ちでお迎えが大変らしい。
最高裁判所
日高亜紀(ひだか・あき、草刈民代~相原美登里@私の家政夫ナギサさん):
坂間の司法研修所時代の上席教官かつ同郷。入間が弁護士を辞めるきっかけとなった事件の判事を担当。
東京地方検察庁
城島怜治(じょうじま・れいじ、升毅~男谷彦四郎@小吉の女房):
主任検事。総括判事の駒沢とは司法修習時代の同期。
井出伊織(いで・いおり、山崎育三郎~佐藤久志@エール):
エースで4番、甲子園ベスト4に進出経験のある元高校球児の検事。ライバルは地裁らしい。
1話のあらすじ
傷害事件
部長の駒沢は、新人の坂間に入間と組むよう命じました。最初の案件は傷害事件で、裁判長を入間にした3人の合議制で審議することになります。
被害者の怪我の程度から、坂間は1年6カ月の求刑が妥当で、問題は執行猶予の有無だけだと決めつけました。3人で議論をする必要はない、そんなことだから「赤字」が増えていくと言わんばかりです。
でも入間はすぐに片付けようとせず、時間をかけてやろうととりなしました。入間のモットーは「話を聞いて聞いて聞きまくって、悩んで悩んで 悩みまくって一番いい答えを決めること」だからです。
被告人の主張
実際の法廷でも入間はこの信念に従って被告人=長岡誠(萩原利久~井上和樹@アライブ)の話を聞こうとしました。すると誠は突如、供述を翻します。誠は、父・洋一郎(松澤一之~長谷川仁@ディア・ペイシェント)が秘書をしていた江波和義(勝村政信~越谷真二郎@アノニマス)衆議院議員を殴って逮捕されたのですが、最初に暴力をふるったのは江波だったと証言したのです。
洋一郎は2カ月前に「不正」の罪を悔いて自殺したことになっていたそうですが、誠はこの事実に納得できず、江波を問い詰めたのだそうです。父さんは自殺なんかしていない!!
洋一郎は亡くなったその日の朝、誠に就職祝いの食事をしようと約束したのだそうです。そのために店まで用意したのに、自殺なんかするはずがない!!
検察側は、洋一郎が踏切に飛び込むのを目撃した証人=相馬真弓(松本若菜~尾形万智子@スーツ)がいると反論したため、入間はその「自殺」から調べなおすことにします。呆れる坂間はこう言って説得しました
。
被告人はまったく反省していない。そんな状態で刑に服しても、出所したらまた罪を犯すかもしれず、そうなったら傷害では済まないかもしれない。すべて分かった上で、この事件に関わった人全員にとってベストな判決を下したい。
真相(ネタバレ)
その後入間は坂間や駒沢&検察とともに現場検証を行いました。その結果、相馬の娘=奈々(古川凛~熙子子役@麒麟がくる)が現場に花を手向けていたことを突き止めます。それで入間は、相馬が嘘をついていたことを見抜きました。なんと洋一郎はこの奈々を助けようとして電車に轢かれたのだそうです。
しかも卑劣な江波は、江波の不正を告発しようとした洋一郎に、その不正まで擦り付けて自殺したことにするため、相馬を脅して偽証をさせたらしい。
洋一郎は誠のために就職祝いの腕時計まで用意していたそうです。その時計には誠への応援メッセージが添えられていました。社会に出ると辛いことがたくさんあるが、父さんはいつもお前を応援している。
証人として呼ばれた江波が、相馬が偽証したと言い出すのを聞いた坂間は我慢できなくって叫びだします。
嘘ついてるのはそっちでしょうが!恥を知りなさい!
駒沢は仕方なく坂間を注意します。静粛に、坂間裁判官。
坂間は「失礼しました」と謝った後、心の中で猛省します。何で今、私叫んだとやろ?恥ずかしか。バカバカバカ
。
最後に入間は誠に話したいことはないか、と確認します。誠は、殴ったのは自分が先だった、と嘘を認めました。入間は坂間や駒沢と「執行猶予付きの懲役1年6カ月」との判決を下すことにします。
感想
裁判で人を裁く目的は、確かに「罰」を与えることだけれど、その際に被告人が心底反省をしていなければ、むしろ再犯の可能性を高めてしまうという入間の信念には感動しましたね~。これは続きが楽しみになってきました
。
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拍手コメントをありがとうございます♪
ちくわさん、こんにちは♪
そうなんですね~。知っている業界のドラマは、粗が見えたりして楽しめないこともありますよねvv。楽しくご覧になれるとよいですね。こん