イチケイのカラス ネタバレと感想 第10話 入間が法曹界に入った理由

月9,【イチケイのカラス】の10話を視聴しました🎶。ゲストは板尾創路さんで、内容もなかなか面白かったですが、個人的には入間が弁護士を目指した理由が印象に残りました。以下早速ネタバレですイチケイのカラスのネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

入間の原点

入間の実家は地元では有名な旅館だったそうです。ところが経営が悪化したのを機に、両親はある「嘘」をついたのだそう。それが「産地偽装」です。彼らは東南アジアのエビを伊勢エビだと偽って使っていたのだそうです😈。ある従業員が告発して裁判沙汰になりました。当時高校生だった入間は、法廷で「両親の嘘」を証言しました。入間は当時から決して「嘘」をつかない少年で、両親を嘘から解放したかったのだそう。それで入間は高校を中退し、働きながら法律家を目指したのだそうです👍。

青山は坂間にそう教え、そんな入間を見るたびに、法律家として正しい選択をしなければいけないと襟を正されると語りました。坂間は、入間が「伊勢エビは嫌い」と言ったことを思い出します

名無しの権兵衛

その青山がめずらしく「国選弁護」を引き受けることになりました。青山は、その理由を、今度事務所を立ち上げることになったから、企業法務のみならず国選も引き受けることにしたと説明します。とはいうのは表向きだったのですけどね😎。それでまたイチケイに通うからね😉。

そのケースが実に稀な事件でした。なんと被告人(板尾創路〜村田大作@いだてん)が素性を一切明かしてくれないのだそうです😨。黙秘権には「名前」は含まれていないそうですが、男は頑として口を割りませんでした。「名無しの権兵衛」か「がんちゃん」と呼んでくれ、の一点張りです。ここでは便宜上、以下「権兵衛」と呼ばせていただきまするね。

事件の内容は、ホームレスの権兵衛が、仲間のホームレスたちに石を投げて危害を加えようとした少年=朝倉純(小野寺晃良)に、逆に暴行を働いたというものです。権兵衛は罪を否認し、その少年を呼んでくれ、と主張しました。実際投石は2度行われ、1度目の際、権兵衛は朝倉に懇々と言い聞かせたそうです。もしこのことが間違っていると思うなら、その気持ちに嘘をついちゃだめだ!権兵衛は「嘘」が大嫌いなのだそうです。

放っておくと嘘ってのは心をむしばむから

それでも権兵衛、そして青木も嘘をついているのは明白です😔。入間は職権を発動し、まずは被告人の正体を調べることにしました。ホームレス仲間を当たったところ、権兵衛が「利口」なことを「かたい」と表現していたことが明らかになります。これは富山の方言だそうで、青木の実家も富山でした。青木の母=多恵(銀粉蝶〜なか@麒麟がくる)が入間に「奢ってやる」を意味する方言=「だいてやるを使っていたことからすぐにピンと来たようです❣️。入間はその時かなり動揺してジョークも飛ばせませんでした🤣。

また、朝倉を搬送した救急隊員の話から、朝倉が既に気胸の手当を施されていたらしいことが判明します。もしそれが被告人だったとしたら、彼は医者だったのか?😏

真相

権兵衛は、多恵の住む川冨村で医療行為を行なっていた「無資格医」でした。本名は御手洗真一というそうです。多恵はその診療所で看護師をしていたのだそうです。御手洗はそもそも別の過疎地で診療所を開いていた医師の息子でした。彼は医師にはなれなかったけれど、時々父を手伝っていたそうです。その後御手洗は友人に騙されて診療所を借金の抵当に入れられ、その心労で父が亡くなると、各地を転々と逃げ回ったそうです。そうやってたどり着いたのが無医村の川冨村でした。最初は金目的で始めた医療行為を、いつしか村人のために続けようと決意した御手洗は、独学でできる限りの知識を学んだそうです。

そんな時に扱ったの未成年の出産が彼の運命を変えました。この出産は母子ともに危険な状態で、御手洗はなんとか子どもだけでもと救ったものの、それ以来ずっと、無資格医の自分でなければ母子ともに救えたはずだとの後悔を抱いていたのだそうです。でもその状況を聞いた総合病院の医師は、子供だけでも救えたのは奇跡だと称えたそうです👍。

そして、その時助けた子どもが朝倉でした❣️。そもそも今の土地に住み着いたのは、朝倉がいると知ったからなのだそうです。傍聴席でこの話を聞いていた朝倉は、ついに、真実を告白しました👌。彼を負傷させたのは、彼が2度目の投石を断ったのに腹を立てた仲間たちだったそうです。嘘をつかないとひどい虐めにあう。朝倉はそれが怖かったのだそうです。間違ってると分かっていて嘘をつきました。ごめんなさい

この事件を知った多恵は娘に弁護を依頼しました。多恵は当時から御手洗が無資格だと知っていて、それでも彼は村に必要な人間だと黙認していたのだそうです。そして、おそらくは青木の推理通り、彼を愛していたのですね

ほか

ワンコ版イチケイのカラス

みちこに弟妹が生まれました。青木から名付け親になって欲しいと頼まれた入間は早速、「よしお」「ちづる」と名付けたそうです🐶。

裁判官に問題あり?

入間が裁判官になってもうじき10年が経つそうです。地方裁判官の任期は10年ですが、問題がなければまた再任されるらしいケド、入間の場合は「問題視」されているらしい💦。はたして入間は裁判官を続けることができるのでしょうか?

感想

今や坂間も「妹トーク」を繰り出すなど、皆すっかり入間化してきた今、ここでその本家本元が辞めちゃうのは寂しいですよね。是非入間には続投してもらって、このドラマも末長く続けていただきたいです。最終回が待ち遠しいです

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